JR西日本 福井(ふくい) |
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所在地 |
福井県福井市中央一丁目 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 |
■北陸新幹線(JR西日本) |
キロ程 |
421.4km(高崎起点) |
駅構造 |
高架駅 |
ホーム |
1面2線 |
開業年月日 |
1896年(明治29年)7月15日 |
駅種別 |
直営駅 みどりの窓口 |
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福井駅 |
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福井駅ホーム |
福井駅前 |
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福井駅(ふくいえき)は、福井県福井市中央一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・ハピラインふくい・えちぜん鉄道の駅である。
福井市の代表駅。JR西日本の北陸新幹線・ハピラインふくいのハピラインふくい線・えちぜん鉄道の勝山永平寺線が乗り入れており、勝山永平寺線の起点である。
ハピラインふくいの駅には隣の越前花堂駅から分岐するJR西日本の越美北線(愛称:九頭竜線)の列車が乗り入れており、事実上2路線3方向の列車が利用可能である。
また、えちぜん鉄道の駅には2つ先の福井口駅から分岐する三国芦原線の列車も乗り入れており、こちらも事実上2路線2方向の列車が利用可能である。
さらに福井鉄道福武線の福井駅停留場はハピラインふくい線側の西口(福井城址口)広場に乗り入れており、福武線支線の起点駅となっている。
駅構造
JR西日本
2005年6月に建設が開始され、2009年2月にホーム800メートル分が完成した。
県庁所在地の駅にもかかわらず通過線や待避線のない島式ホーム1面2線 "のみ" の構造である。
これは新幹線開業60年とフル規格の全国103駅 (2024年3月時点) において、史上初および全国最小の設備数となる。
島式1面2線は福井駅以外には静岡県の三島駅があるが、こちらは車両所の増設駅で1面2線+2通過線+各種18線を持つ。
ホーム長は312mで、12両編成のE7系・W7系が停車できる構造となっている。
当初の計画では3階建ての2面4線だったが、景観問題や福井駅に接続する当時の京福電気鉄道(えちぜん鉄道の前身)の複数の衝突事故と存続廃止問題などで実現出来なかった。
最終的には2階建てに変更され、新幹線が在来線とえちぜん鉄道に挟まれる窮屈な配置になり新幹線駅舎は幅半分の1面2線に縮小された。
またホーム内から金沢方が高崎-敦賀間で最急曲線の急カーブ(R=600m)になり、列車のホーム進入出発速度は通常より40%遅い45km/hに下げられ回送通過速度も45km/hである(東北上越北陸の各新幹線駅はホーム出入り75km/h、通過75〜320km/h)。そのため安全性と利便性(構造上の問題を解決するための特例等)に関する要望書が出されたが、利用客の安全性と利便性、列車の運行効率は何れも低下した。
景観的には駅以北は2階建て高さの高架橋に収まったが、駅南部のおよそ6kmは実質3階建て高さの高架路線が続く。費用的にはホーム建設費のみ半額になったが、駅全体の拡幅と駅以北が2重高架橋1路線から単式高架橋2路線(新幹線とえちぜん鉄道線)に倍増拡幅されたため、数万uの新規用地取得と2倍の基礎(地中)工事費など2路線合計では大きな増額となった。
新幹線駅デザインは市内産の笏谷石を使用して「和」を演出し、外観に関しては一乗谷朝倉氏遺跡や永平寺の唐門がモデルとなっている。
ホームの天井・床も木調にする。両ホームに設置されるホームドア(可動式安全柵)には、福井県立恐竜博物館など福井の名所の写真が展示されている。
外観は2021年8月にほぼ完成した状態となっており、駅舎は2022年8月25日に工事が完了。
また、新幹線駅の開業に合わせ、東口に「一乗谷口」、西口に「福井城址口」の愛称が追加された。
北陸新幹線のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■北陸新幹線 |
上り |
金沢・東京方面 |
2 |
下り |
敦賀方面 |
ハピラインふくい 福井(ふくい) |
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所在地 |
福井県福井市中央一丁目 |
所属事業者 |
ハピラインふくい |
所属路線 |
■ハピラインふくい線 |
キロ程 |
54.0km(敦賀起点) |
駅構造 |
高架駅 |
ホーム |
2面5線 |
乗車人員 |
10,301人/日(2019年) |
開業年月日 |
1896年(明治29年)7月15日 |
駅種別 |
直営駅 みどりの窓口 |
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福井駅在来線ホーム |
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521系電車 |
キハ120気動車と521系電車 |
ハピラインふくい
ハピラインふくいが管理する直営駅である。
優等列車を含めたすべての定期旅客列車が停車するほか、当駅折り返しの普通列車も多く設定されている。
2階に設置された2面5線のホームを持つ高架駅である。
2番のりばは、3番のりばの越前花堂方の切り欠き部分にあり、架線が張られていない。
ホーム屋根には、「越前海岸の岩」「九頭竜川の河岸段丘」をイメージした天窓が付けられている。
2024年3月16日の北陸新幹線開業による経営移管までは、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線が乗り入れており、同社の管轄であった。
2024年(令和6年)3月15日以前のJR北陸本線時代には、特急「サンダーバード」「しらさぎ」「おはようエクスプレス」「ダイナスター」、2015年(平成27年)3月13日以前には特急「はくたか」「トワイライトエクスプレス」、2012年(平成24年)3月16日以前には特急「日本海」、急行「きたぐに」、2001年(平成13年)3月2日以前には特急「白鳥」、急行「能登」の停車駅でもあった。
これらの優等列車は原則として1番・5番のりばから発車していた。
改札内には有人店舗がない。事務管コードは▲541430を使用する。
発車メロディ
JR西日本時代は、演奏家の葉加瀬太郎が作曲したバイオリン曲「悠久の一乗谷」が発車メロディに使用されていた。
ハピラインふくい移管後は変更前の北陸標準メロディに戻った。
ハピラインふくい線・越美北線 のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■ ハピラインふくい線 |
下り |
芦原温泉・金沢方面 |
2 |
■九頭竜線 |
― |
越前大野・九頭竜湖方面 |
3 |
■ ハピラインふくい線 |
下り |
芦原温泉・金沢方面 |
4・5 |
■ ハピラインふくい線 |
上り |
武生・敦賀方面 |
自動改札機の導入
自動改札機は2018年7月24日未明に設置され、運用開始まではカバーがかけられていた。
9月8日に磁気券に限定して運用が開始し、9月15日からは交通系ICカード(ICOCAなど)のエリア拡大に伴い交通系ICカードの使用が可能となった。九頭竜線(六条
- 九頭竜湖)では利用できない。
自動改札機は6通路設置されており、有人通路が1通路ある。なお、北陸新幹線金沢開業後のJR西日本管内「2府16県」で自動改札機や交通系ICカードが導入されるのは福井県が最後だった。
コンコース
漆芸家の高橋節郎が監修した『越前幸幸』は陶板レリーフに漆で彩色され、当地の山海の幸を表現。
エレベーターやエスカレーター(昇りのみ)も設置されていて、1階の改札口と中2階のコンコース〜2階のホームを結んでいる。
エレベーターは福井県内の駅では小浜線の上中駅に続いて導入され、エスカレーターに至っては福井県内の駅では初めて導入された。みどりの窓口・自動券売機・自動改札機・コンビニ・化粧室が設置されており、みどりの窓口にはe5489優先窓口が設置されている。
改札前には西口の入り口から飲食店の「今庄そば」・駅弁販売店・旅行代理店の順にテナントが軒を連ねている。
1階の改札内に待合室があり、中2階のコンコースには化粧室が設置されている。
かつてはセブン-イレブン キヨスクもあったが、北陸新幹線のりばとの連絡通路に転用するため閉鎖された。
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以前のえちぜん鉄道福井駅 |
福井駅東側 |
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えちぜん鉄道 福井(ふくい) |
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所在地 |
福井県福井市中央一丁目1-1 |
所属事業者 |
えちぜん鉄道 |
駅番号 |
○E1 |
所属路線 |
■勝山永平寺線(■三国芦原線直通含む) |
キロ程 |
0.0 km(福井起点) |
駅構造 |
高架駅 |
ホーム |
1面2線 |
乗降人員 |
6,392人/日(2018年) |
開業年月日 |
1929年(昭和4年)9月21日 |
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えちぜん鉄道福井駅 |
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えちぜん鉄道
JR福井駅の東側隣接地にあり、島式ホーム1面2線を持つ高架駅である。
1996年に鉄道高架化工事が着工され、京福電鉄時代の1997年から2001年6月24日までとえちぜん鉄道時代の2002年7月19日から2015年まで地上の仮ホームでの営業、2015年から2018年まで北陸新幹線の高架上に設けられた仮ホームでの営業となっていた。
待合室にはコインロッカーと、有料の自動コーヒーメーカーが設置されている。改札前のベンチはかつての地下道へつながる通路の跡地である。
1997年に地上の仮駅に移行する以前は、旅客ホームと本線のほか、複数の電留線があった。
高架化工事に伴い用地が縮小され、地上の仮駅は、ホームに接する2本の本線の線路終端部がホームを外れた駅舎両側まで延び、電留線となる構造・配線となっていた。
電留線と本線部分との境界には入換信号機が建植されており、電留線部分には2両編成各1本が収容できた。
この配線は2018年に完成した高架駅においても踏襲されており、2本の本線の線路終端部はホームを外れた先まで延び、電留線となっている。
えちぜん鉄道 のりば
番線 |
路線 |
行先 |
1 - 2 |
■三国芦原線 |
あわら湯のまち・三国港方面 |
■勝山永平寺線 |
永平寺口・勝山方面 |
高架化
当初の計画案では、駅を3階建てとし、2階に京福電気鉄道(現在のえちぜん鉄道)が乗り入れ、3階に新幹線が乗り入れる予定だったが。景観問題と度重なる衝突事故による京福路線の存続廃止問題を勘案した結果、2階建てで決着した。
その後、先行的に新幹線ホームを竣工させ、そこに京福電気鉄道を乗り入れさせて暫定的に高架化することが考えられたが、北陸新幹線の着工が具体化すると、今度は新幹線とえちぜん鉄道がそれぞれ単線で高架駅に乗り入れる案が浮上した。
この案では、三国芦原線は高架化せず、LRT化した上で福井鉄道に乗り入れるとされた。
しかし、2011年に北陸新幹線を金沢駅 - 敦賀駅間で着工されることが決まると、途中駅となる当駅を単線とするには難があることから、結局えちぜん鉄道の福井駅は現在線(当初計画の仮線)の位置に独立して設置されることとなった。
この計画では、まず北陸新幹線の高架を完成させ、そこにえちぜん鉄道を乗り入れさせる]。その上で現在線の位置に高架駅を建設するもので、2015年9月27日に仮線へ移転した。
2018年6月24日にえちぜん鉄道高架橋での営業運転を開始した。
ホームは当初、1番線が勝山永平寺線、2番線が三国芦原線になっていたが、勝山と三国港の位置関係を考えて順序が入れ替わった。その後、新福井駅 - 福井口駅間が単線になると、番線・方面の区別がなくなった。
高架化後、2024年1月中旬に福井市大手2丁目の高架下にYOSHIが運営し複数の飲食店が入る「ふくい屋台村」がオープンすることになった。
福井駅停留場(ふくいえきていりゅうじょう) |
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所在地 |
福井県福井市中央一丁目 |
駅番号 |
○F22 |
所属事業者 |
福井鉄道 |
所属路線 |
■福武線(支線) |
キロ程 |
0.7km(福井城址大名町起点) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
3面2線 |
開業年月日 |
1933年(昭和8年)10月15日 |
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福井鉄道福井駅 |
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福井鉄道
福井駅停留場は、JR福井駅西口広場にある福井鉄道福武線の電停。
この電停は、福武線本線の福井城址大名町停留場からの分岐線(ヒゲ線)に設けられており、3面2線の構造である。
なお一部の列車は当電停で終着とならず、福井城址大名町に戻って継続運行されるので、設備上は終着駅でありながら運行上は途中駅にも分類される珍しい形態となっている。
2016年3月27日、路線を143メートル延長し西口駅前広場に移設、同時に福井駅前停留場から福井駅停留場へ改称した。
福井鉄道 のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■福武線 |
上り |
降車専用(田原町始発便電車) |
2 |
福井城址大名町・赤十字前・西鯖江・たけふ新方面 |
3 |
下り |
福井城址大名町・田原町方面 |
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