北陸鉄道 小松線(1986年5月31日廃止)
北陸鉄道 小松線の概要
 起点となっていた小松駅
 起点となっていた小松駅
北陸鉄道小松線は、小松駅 - 鵜川遊泉寺駅間5.9kmを結ぶ鉄道路線です。
1986年(昭和61年)5月31日に全線廃線となっています。
1906年(明治39年)4月に遊泉寺 - 鉱山口間に馬車鉄道として開業したのが最初です。
1907年(明治40年)11月には、小松 - 遊泉寺 - 鉱山口間及び加賀八幡 - 金屋支線からなる遊泉寺銅山専用鉄道が全線開通しています。この時点で蒸気機関車による牽引で貨物輸送及び旅客輸送を開始しています。
1918年(大正7年)7月には、鉱山が閉鎖されたため鉱山口-鵜川遊泉寺が廃止されています。
1929年(昭和4年)5月15日には白峰村(現・白山市)までの鉄道敷設を目的とした白山電気鉄道が小松 - 遊泉寺(後に鵜川遊泉寺)間で開業しています。
その後、1937年(昭和12年)11月4日には小松電気鉄道に改称されています。しかし1945年(昭和20年)7月には戦時統合により小松線は北陸鉄道へ譲渡されて、北陸鉄道小松線となっています。
小松線は、路線距離が5.9kmと短い上に、沿線には特に観光施設等もなく極めて地味な路線なのですが、沿線には高校が2つあったので、乗降客数が減少しても他の路線とは違って廃止とならずに維持されてきましたが、とうとう1986年(昭和61年)5月31日に廃止されてしまいました。
言うまでもありませんが小松駅には北陸本線が走っていて、ここで小松線へ乗り換えできたのですが、実は小松駅にはもう1本の路線が乗り入れていました。軽便鉄道である尾小屋鉄道が新小松駅へ乗り入れていたのですが、これも小松線に先んじて1977年(昭和52年)3月20日に全線廃止となっていて、小松駅は小松線の廃止とともに単なる途中駅になってしまったわけです。

路線データ
北陸鉄道 小松線
路線距離  小松駅-鵜川遊泉寺駅 5.9km
軌間  1,067mm
駅数  8駅(起終点駅含む)
複線区間  全線単線
電化区間  全線電化(直流600V)
閉塞方式  票券閉塞式
開業年月日  1906年(明治39年)4月
廃止年月日  1986年(昭和61年)6月1日
使用車両  モハ500形(モハ501-503)
サハ510形(サハ511)
サハ300形(サハ301, 302)
モハ550形(モハ551)
モハ1000形(モハ1001, 1002)
サハ570形(サハ571)
モハ1200形(モハ1201)
サハ700形(サハ701)
モハ1810形(モハ1814)
モハ1800形(モハ1802)
サハ1600形(サハ1601)
モハ3000形(モハ3001-3005) 
北陸鉄道モハ3000形電車
 北陸鉄道モハ3000形電車

北陸鉄道 小松線 駅一覧
駅名 駅間
キロ
営業
キロ
接続路線 列車
交換
所在地
小松駅 - 0.0 北陸本線 尾小屋鉄道(新小松駅) V 小松市土居原町
沖駅 0.9 0.9 | 小松市沖町
打越駅 1.2 2.1 | 小松市打越町
若杉駅 0.4 2.5 | 小松市若杉町
加賀八幡駅 0.7 3.2 ◇ 小松市八幡町
佐々木駅 0.7 3.9 | 小松市佐々木町
軽海駅 1.4 5.3 | 小松市軽海町
鵜川遊泉寺駅 0.6 5.9 | 小松市遊泉寺町
 列車交換 注 ∨∧◇:列車交換可能  |:列車交換不可
北陸鉄道 小松線マップ
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