えちぜん鉄道三国芦原線 あわら湯のまち駅
あわら湯のまち(あわらゆのまち)
番田あわら湯のまち水居
所在地 福井県あわら市二面33-1-5
駅番号  E40 
所属事業者 えちぜん鉄道
所属路線 三国芦原線
キロ程 20.0km(福井口駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員  498人/日(2018年) 
開業年月日 1911年(明治44年)12月15日
駅種別 有人駅
あわら湯のまち駅
あわら湯のまち駅
相対式ホーム ホームから下り方面
相対式ホーム ホームから下り方面
出札窓口と改札口 待合室と駅名表示板
出札窓口と改札口 待合室と駅名表示板
駅前 向側のホームにも上屋があります。
駅前 向側のホームにも上屋があります。
あわら湯のまち駅(あわらゆのまちえき)は、福井県あわら市二面にある、えちぜん鉄道三国芦原線の駅です。駅番号はE40。
路線名にも冠される同線の主要駅で、芦原温泉の玄関口の一つ。

駅構造

相対式2面2線のホームを有する地上駅。駅舎はホームの北側にあり、手前側の1番線が福井方面行き、構内踏切を渡った先の南側・2番線が三国港方面行きである。
レンガ造風で平屋建ての駅舎は京福時代からのもので、えちぜん鉄道のペナントが吊るされた屋根と待合室、コインロッカーがある。有人駅で[17][18]、改札口隣の表玄関左側にはあわら市観光案内所の「あわら温泉情報処 おしえる座ぁ」が併設されていて売店も兼ねている。かつては待合室に京福マートという売店があった。
この駅舎は1975年に建て替えられたものだが、当時は京福電鉄だけでなく国鉄バス金津三国線(国鉄三国線廃止代替、1987年廃止)も使用した合築駅舎であり、国鉄中部自動車局も費用を負担していた[19]。
駅裏にはホームを跨ぐ自由通路がある。
列車交換が可能で電車は左側通行で進入する。2番線は両方向に出発信号機があるが、1番線は福井方面のみ出発信号機がある。朝1本のみ設定されている福井方面当駅始発列車(回送列車として入線)は2番線から発車する。
駅舎西側(構内踏切近く)に夜間・早朝通用口(出入口)があり、駅の営業時間外はこちらを利用する(駅の営業時間内は施錠されている)。
のりば 路線 行先 備考 
1 三国芦原線 ふくい・かつやま・えいへいじ方面
(福井・永平寺口・勝山方面)
永平寺口・勝山方面は福井口駅で乗り換え
2 みくにみなと・みくに方面
(三国・三国港方面)
福井方面当駅始発列車

歴史

  • 1911年(明治44年)12月15日:鉄道院三国線の芦原駅が開業(一般駅)。
  • 1928年(昭和3年)12月30日:三国芦原電鉄の芦原駅が開業(共用駅)。
  • 1933年(昭和8年)10月24日:県内で陸軍特別大演習。伊井野外統監部から大本営(福井県庁)へ戻る昭和天皇のお召し列車が芦原駅発 - 福井駅着で運行。
  • 1942年(昭和17年)9月1日:三国芦原電鉄が京福電気鉄道に合併、同社の三国芦原線の駅となる。
  • 1944年(昭和19年)10月11日:国有鉄道線の三国線が休止。三国線の芦原駅休止。
  • 1946年(昭和21年)8月15日:国鉄三国線の金津(現在の芦原温泉駅) - 芦原間営業再開。三国線の列車が京福芦原 - 三国港間へ乗り入れ(一部列車による片乗り入れ)。
  • 1972年(昭和47年)3月1日:国鉄三国線廃止、同時に日本国有鉄道の芦原駅廃止。京福電気鉄道の芦原駅を芦原湯町駅(あわらゆのまちえき)に改称。三国線代替路線として国鉄バス金津三国線が開業し、国鉄バスの自動車駅が併設される。
  • 2001年(平成13年)6月24日:越前本線での事故のため営業休止。
  • 2003年(平成15年)
    • 7月20日:駅名をあわら湯のまち駅に改称。
    • 8月10日:えちぜん鉄道の駅として営業再開。
芦原(あわら)
金津→芦原→三国
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 三国線
キロ程 4.5 km(金津起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1911年(明治44年)12月15日
廃止年月日 972年(昭和47年)3月1日
 三国線(みくにせん)は、福井県坂井郡金津町(現在のあわら市)の金津駅(現在の芦原温泉駅)から福井県坂井郡三国町(現在の坂井市)の三国港駅までを結んでいた、日本国有鉄道(国鉄)の鉄道路線である。
赤字83線廃止の取組みの中で、1972年に廃止された。1972年(昭和47年)3月1日 金津 - 芦原間 (4.5km)、休止中の芦原 - 三国港間 (5.3km) が廃止となっています。
日本国有鉄道の芦原駅、三国駅、三国港駅も廃止となっていますが、三国 - 三国港間は休止日付で電化され京福電鉄三国芦原線として営業を開始したため、国鉄線としては廃止されたものの現存している。なお、三国芦原線としての駅間キロは0.1km短縮され1.0kmとなった。