JR東日本・東京地下鉄・有楽町駅
有楽町(ゆうらくちょう)
京浜東北線   東京 有楽町 新橋
山手線 東京 新橋
所在地 東京都千代田区有楽町二丁目9-17
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員 125,532人/日(2023年)
開業年月日 1910年(明治43年)6月25日
乗入路線 2路線
所属路線 京浜東北線
駅番号 JK25
キロ程 0.8km(東京起点)
所属路線 山手線(JR東日本)
駅番号 JY30
キロ程 0.8km(東京起点)
駅種別 業務委託駅
お客さまサポートコールシステム
東京山手線内・東京都区内駅
有楽町駅
有楽町駅
ホーム
ホーム
有楽町駅(ゆうらくちょうえき)は、東京都千代田区有楽町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京地下鉄(東京メトロ)の駅である。

乗り入れ路線

JR東日本の各線と、東京メトロ有楽町線が乗り入れている。
  • JR東日本:各線
  • 東京メトロ:Y 有楽町線 - 駅番号はY 18。
JR東日本の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は東海道本線であるが、運行系統上は京浜東北線および山手線の電車が停車し、東海道線列車は停車せず、旅客案内では「東海道(本)線」は使用されていない。かつ、昼間時は京浜東北線の電車は停車せず、山手線の電車のみ停車する。また、当駅はJR東日本の特定都区市内制度における「東京都区内」および「東京山手線内」に属する。日本国有鉄道(国鉄)が運営していた1954年から1956年までは常磐線からの列車が朝夕の通勤時間帯に当駅まで乗り入れたことがある。
  • JK 京浜東北線:電車線を走行する東海道本線・東北本線の近距離電車。横浜駅から根岸線への直通運転も実施している。 - 駅番号はJK 25。
  • JY 山手線:電車線を走行する環状路線 - 駅番号はJY 30。
東京メトロ有楽町線は、池袋駅方面の電車において東武東上線および西武池袋線と直通運転を実施している。
また日比谷駅とは改札内連絡ではないものの、地下通路で連絡しており、東京メトロ日比谷線、千代田線、東京都交通局地下鉄三田線との乗り換え駅になっている。
JR線からは有楽町線と日比谷線のみ乗り換え案内している。
ホーム E235系
E235系 E235系
地下ホーム 有楽町駅
地下ホーム 有楽町駅

駅構造

JR東日本

JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している新橋駅管理の業務委託駅。ただし、銀座口にはお客さまサポートコールシステムが導入されており、改札係員は、遠隔対応のため一部時間帯を除いて不在となる。また、中央西口、日比谷口、国際フォーラム口は終日改札係員は不在となる。
島式ホーム2面4線を有する高架駅。外側2線を京浜東北線が使用し、内側2線を山手線が使用する。
駅ナンバリング導入前のホーム上の駅名標のフォーマットは、右下と左下の駅名がひらがな・アルファベット併記ではなく、漢字・アルファベット併記で、サイズも小さく他の駅では見られないオリジナルのものになっていた。
ホームと中央口・中央西口をそれぞれ連絡するエスカレーター・エレベーターが設置されている。ホーム上の出口・乗り換え案内看板では、連絡運輸を実施していない東京メトロ銀座線・丸ノ内線(銀座駅)も、連絡運輸を実施している有楽町線と同じように案内されている。
当駅は北隣の駅である東京駅の京葉線ホームに近い。同駅において山手線・京浜東北線から京葉線に乗り換えるには、同一駅構内とはいえ、かなりの距離を要する。このため、当駅 - 東京間を含む乗車券(東京山手線内・東京都区内発着を含む。ただし、山手線は内回り、京浜東北線は北行に限る)を所持した上で改札口で京葉線に乗り継ぐ旨を申し出れば、徒歩により当駅 - 東京間を乗り継ぐことができる。この場合、乗車券の表面に途中下車印を押印した上で、案内書を交付される(SuicaなどIC乗車カードの場合は押印はなく案内書のみ)。ただし、当駅は京橋口改札、東京駅は京葉地下八重洲口および京葉地下丸の内口のみでの取り扱いとなる。なお、当駅での京葉線への乗り換え案内は行っていない。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 京浜東北線 北行 東京・上野・大宮方面
2 山手線 内回り 東京・上野・池袋方面
3 外回り 品川・目黒・渋谷方面
4 京浜東北線 南行 品川・横浜・大船方面
  • 京浜東北線は、10時30分頃から15時30分頃にすべての列車が快速運転となり当駅を通過する。

発車メロディ

  • 全ホームで、五感工房制作の発車メロディを使用している。
1・4 JR-SH5-1
2・3 JR-SH2-1

東京メトロ 有楽町(ゆうらくちょう)
有楽町線   桜田門 有楽町 銀座一丁目
所在地 東京都千代田区有楽町一丁目11-1
駅番号 Y 18
所属事業者 東京地下鉄(東京メトロ)
所属路線  有楽町線
キロ程 21.2km(和光市起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗降人員 134,610人/日(2023年)
開業年月日 1974年(昭和49年)10月30日
地下ホーム
地下ホーム

東京メトロ

島式ホーム1面2線を有する地下駅。日比谷駅(日比谷線・千代田線・都営三田線)と連絡しており、同一駅として扱われる。ただし、乗り換える場合は一旦改札を出る必要がある。有楽町線開業前の当駅の仮称駅名は「日比谷駅」であった。
コンコースとホームとの間はエスカレーターのある階段に加えて中央部のエレベーターでも連絡しているが、エレベーターについてはコンコース部は単独の改札口となっており、最低限の機器しか設置されていない。また、1番線ホームには6両編成(南北線からの臨時列車は6両編成で運行される)停止位置最前部の表記がある。
エスカレーターが併設されている階段の中間部に、銀座一丁目寄りには駅事務室、桜田門寄りにはトイレがそれぞれ設置されている。また、東京国際フォーラムへのD5出入口には、エレベーターではなく、車椅子専用の段差解消機が設置されている。
銀座一丁目駅側に両渡り線があり、非常時には当駅での折り返し運転が行われることもある。
2016年10月26日実施のダイヤ改正で、早朝時間帯に当駅始発新木場行きの列車(当駅5:01発)が設定され、豊洲駅でのゆりかもめの有明方面新橋行きの始発列車に接続する。この列車は1駅隣の桜田門駅から回送され、当駅から営業運転に入る。
有料座席指定列車「S-TRAIN」は、平日ダイヤのみ有楽町線に入線し、当駅にも停車する。なお、当駅から東京メトロ線内のみの乗車はできない(一例として、乗車専用の石神井公園駅で本列車に乗車し、当駅で下車するのは可)。
改札外の三田線日比谷駅を結ぶ通路の一角には、信楽焼の狸の置物が11体置かれた「ぽん太の広場」がある。東京新聞によれば、1988年11月に狸2体が置かれ、待ち合わせ場所として囲いや台座が整備され広場になった。その後増えたり持ち去られたりして現在の数になったが、6体になった段階で名前が公募され、「ぽん太」などと名付けられた。駅の資料には「ぽん太の広場の『信楽焼』は信楽焼振興協会の寄贈」とあるが、駅長の土産説などもあり確認が取れていないという。

のりば

番線 路線 行先
1 有楽町線 新木場方面
2 和光市・森林公園・飯能方面

発車メロディ

2012年3月10日からスイッチ制作の発車メロディ(発車サイン音)を使用している。
曲は1番線が「一緒に」、2番線が「アンブレラ・ワルツ」(いずれも塩塚博作曲)である。


歴史

JR東日本

  • 1910年(明治43年)6月25日:鉄道院東海道本線の駅として開業。旅客駅で、当時から京浜電車(後の京浜東北線)のみ停車した。
  • 1945年(昭和20年)1月27日:太平洋戦争中の空襲で中央改札口が大破し、駅員9名と旅客87名の計96名が死亡。
  • 1972年(昭和47年)3月15日:荷物の取り扱いを廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 1988年(昭和63年)3月13日:京浜東北線の快速運転開始に伴い、日中は同線が通過するようになる。
  • 1990年(平成2年)
    • 2月16日:そごう口、中央口に自動改札機を設置。
    • 2月23日:京橋口、都庁口に自動改札機を設置。
    • 3月2日:銀座口に自動改札機を設置。
  • 1994年(平成6年)3月25日:日比谷口に自動改札機を設置。
  • 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
  • 2014年(平成26年)8月30日:2・3番線(山手線ホーム)においてホームドアの使用を開始。
  • 2018年(平成30年)9月26日:1・4番線(京浜東北線ホーム)においてホームドアの使用を開始。
  • 2019年(平成31年)3月30日:びゅうプラザの営業を終了。
  • 2020年(令和2年)
    • 3月24日:国際フォーラム口・京橋口および中央口・中央西口を結ぶ改札内連絡通路が供用開始。
    • 4月末:中央口改札内および中央西口改札内のコンコースが拡張。
    • 6月8日:駅ナカシェアオフィス「STATION WORK」のブース型「STATION BOOTH」を、住友生命「Vitality」プラザ有楽町店内にて開業。
  • 8月31日:エキナカ商業空間「エキュートエディション有楽町」が開業。
  • 2021年(令和3年)3月1日:業務委託化。
  • 2022年(令和4年)10月31日:みどりの窓口の営業を終了。
  • 2024年(令和6年)11月2日:銀座口にお客さまサポートコールシステムを導入。

東京メトロ

  • 1974年(昭和49年)10月30日:開業。日比谷駅との連絡運輸を開始。
  • 2004年(平成16年)4月1日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化に伴い、当駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される。
  • 2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる。
  • 2012年(平成24年)3月10日:ホームドアの使用を開始。