JR東日本・鶯谷駅
鶯谷(うぐいすだに)
京浜東北線   日暮里 鶯谷 上野
山手線 日暮里 上野
所在地 東京都台東区根岸一丁目4-1
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
駅構造 地上駅(一部橋上駅)
ホーム 2面4線
乗車人員 23,234人/日(2023年)
開業年月日 1912年(明治45年)7月11日
乗入路線 3路線
所属路線 京浜東北線
駅番号 JK31
キロ程 4.7km(東京起点)
所属路線 山手線(JR東日本)
駅番号 JY06
キロ程 4.7km(品川起点)
駅種別 業務委託駅
お客さまサポートコールシステム
東京山手線内・東京都区内駅
鶯谷駅
鶯谷駅
ホーム
ホーム
鶯谷駅(うぐいすだにえき)は、東京都台東区根岸一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
東北本線において、東京駅から起算して乗り換えのない(品川駅 - 田端駅間停車駅が同一である山手線・京浜東北線間を除く)最初の単独駅でもある。

乗り入れ路線

乗り入れている路線は、線路名称上は東北本線1路線のみであるが、当駅には電車線を走る京浜東北線電車および山手線電車のみが停車し、旅客案内では「東北(本)線」とは案内されていない。
また当駅は、特定都区市内における「東京都区内」および「東京山手線内」に属する。
駅番号は京浜東北線がJK 31、山手線がJY 06である。
E253系 駅全景
E253系 駅全景

駅構造

JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している上野営業統括センター管理の業務委託駅。島式ホーム2面4線の地上駅である。北側市街地と上野公園を結ぶ陸橋がこれらを跨いでいる。
出口は北口と南口の2ヶ所がある。北口は地上駅舎のようになっているが、南口は橋上駅舎になっている。
南口の駅舎は1927年に造られた。
なお、北口はお客さまサポートコールシステムが導入されており、終日インターホンによる案内となる。
自動券売機、多機能券売機、指定席券売機(南口のみ)が設置されている。
駅名の「うぐいす」にあやかって、朝の時間帯にはプラットホーム上のスピーカーから、鶯の鳴き声を流している。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 京浜東北線  北行 田端・赤羽・大宮方面
2 山手線 内回り 池袋・新宿・渋谷方面
3 外回り 東京・品川・目黒方面
4 京浜東北線  南行 東京・品川・横浜方面
京浜東北線快速運転時間帯(10時 - 15時の間)は全列車が当駅を通過するため、この時間帯に乗り降りできるのは2・3番線の山手線のみである。
中距離電車(宇都宮線・高崎線・常磐線)はホームがないため全列車が通過する。そのため、当駅を含む上野駅 - 日暮里駅間に特定の分岐区間に対する区間外乗車(東北本線内折り返し乗車)の特例が設けられている。

歴史

  • 1912年(明治45年)7月11日:鉄道院東北本線の駅として開業。ホームは既に電車運転を開始していた運転系統としての山手線のみに設置された。このため実際上は上野駅 - 田端駅 -池袋駅 - 新宿駅 - 品川駅 - 烏森駅間に運転された山手線の駅としての開業であった。
  • 1925年(大正14年)11月1日:山手線の線路を利用し京浜線の運転が田端まで延長され、乗入路線数が2路線となる。
  • 1956年(昭和31年)11月19日:それまで山手線と京浜東北線で共用していた複線が複々線され、ホーム2面となる。
  • 1964年(昭和39年)10月1日:荷物扱い廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 1988年(昭和63年)3月13日:京浜東北線の快速運転開始に伴い、日中は京浜東北線が通過するようになる。
  • 1990年(平成2年)
    • 11月2日:北口に自動改札機を設置し、供用開始。
    • 12月15日:南口に自動改札機を設置し、供用開始。
  • 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
  • 2004年(平成16年)
    • 2月29日:みどりの窓口の営業を終了。
    • 3月1日:指定席券売機を導入。
  • 2017年(平成29年)4月10日:業務委託化。
  • 2019年(平成31年)3月20日:北口が駅遠隔操作システム(現・お客さまサポートコールシステム)導入に伴い終日無人化。
  • 2024年(令和6年)4月27日:京浜東北線(1・4番線)ホームにてスマートホームドアの使用を開始。