山形(やまがた) |
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所在地 |
山形県山形市香澄町一丁目1-1 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
3面7線 |
乗車人員 |
8,737人/日(2022年) |
開業年月日 |
1901年(明治34年)4月11日 |
駅種別 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 |
所属路線 |
■山形新幹線 |
キロ程 |
87.1km(福島起点) |
所属路線 |
■奥羽本線(山形線)
(■仙山線・■左沢線直通含む) |
キロ程 |
87.1km(福島起点) |
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山形駅 |
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山形駅(やまがたえき)は、山形県山形市香澄町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線(山形線)の駅である。 当駅に乗り入れている路線は、線路名称上は奥羽本線のみである。当駅は奥羽本線上を走るミニ新幹線である山形新幹線の停車駅であり、一方、奥羽本線の在来線としての愛称として「山形線」が設定されている。
また、羽前千歳駅を終点とする仙山線、北山形駅を起点とする左沢線の列車も当駅まで乗り入れている。この両路線は軌間1,435 mmの標準軌の線路を使用する山形新幹線および山形線とは異なり、一般的なJR在来線と同様に軌間1,067 mmの狭軌であるため、両路線の列車は当駅 - 北山形駅 - 羽前千歳駅間では標準軌と並行して設けられた狭軌の単線を走行する。
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E721系 |
E3系2000番台 |
駅構造
- 計3面7線を有する地上駅。橋上駅舎を有する。
- 新幹線ホームは単式・切欠きホーム1面2線(1・2番線)で、1番線の新庄方が行き止まりであり、新庄発着列車は2番線を使用する。ホームの長さはどちらも山形新幹線7両分である。ホームの新庄寄りに新幹線乗換改札口がある。なお2002年頃にこの新幹線乗換改札口は在来線改札の南に設置され、そこから在来線改札にわたって在来線利用客と新幹線利用客を分ける仕切りが存在したが、2004年夏までに撤去され現在の状態に戻った。
- 在来線ホームは2面5線である。3・4番線は島式ホーム1面2線で、標準軌の奥羽本線(山形線)が使用する。5 - 7番線は島式・切欠きホーム1面3線で、狭軌の左沢線・仙山線が使用しているが、2020年3月のダイヤにおいて5番線を発車する定期列車はなく(到着する定期列車はある)、臨時列車の発着に利用されている。6番線は、5番線新庄方面の一部を切り欠いたものである。3・4・7番線ホームの長さは、在来線10両分ある。
- 発車メロディに花笠音頭が使用されている。この発車メロディには1992年(平成4年)の山形新幹線開業時からオルゴール調の電子音(約25秒)が使用されていたが、2023年10月15日から山形交響楽団オーケストラによるフルオーケストラの新音源(約25秒)となった。
- 山形統括センター管理下の直営駅。管理駅として奥羽本線 羽前中山駅 - 袖崎駅間、仙山線 面白山高原駅 - 楯山駅間の各駅を管理している。なお、新幹線乗換口・遺失物取扱業務についてはJR東日本東北総合サービスに業務委託されている。
- 駅舎内部には、みどりの窓口、駅たびコンシェルジュ、自動券売機、指定席券売機、Suica対応自動改札機、駅レンタカー(駅西口)が設置されている。お客様相談室は、仙台支社管内の他駅同様、2012年1月31日をもって廃止された。売店は改札外のタクシープール前にNewDays、待合室内に土産店と駅弁売店、新幹線ホームにNewDaysとNRE売店(土産屋とそば屋併設)がある。また新幹線乗換口前で森弁当部が駅弁の販売をしている。
- 各ホームにエレベーターとエスカレーターが設置されている。また、新幹線ホームには、LED式の乗車位置案内表示器が1番線・2番線ともに設置されている。
- 2014年4月から5月にかけて、山形デスティネーションキャンペーンに合わせて改札と周辺が改装され、観光案内所や物産店が開業した。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
備考 |
標準軌 |
1 |
■山形新幹線 |
上り |
福島方面 |
当駅始発 |
2 |
上り |
福島方面 |
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下り |
新庄方面 |
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3 |
■山形線 |
下り |
天童・新庄方面 |
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4 |
上り |
かみのやま温泉・米沢方面 |
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狭軌 |
5 |
(予備ホーム) |
6 |
■左沢線 |
- |
寒河江・左沢方面 |
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7 |
■仙山線 |
- |
山寺・愛子・仙台方面 |
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3番線からは米沢方面への発車も可能。
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キハ101形 |
改札口 |
歴史
- 1901年(明治34年)、官設鉄道が米沢駅から延伸された際に、終着駅として旧・山形城三の丸内に開業駅舎として設置され、1916年(大正5年)には2代目駅舎が完成した。
- 戦後、山形駅前土地区画整理事業に則り、老朽化していた2代目駅舎を取り壊し、民衆駅として改築する計画が策定された。新駅舎は1966年(昭和41年)に総工費約5億円余りを投じ着工され、翌年地下1階地上2階の山形民衆駅が完成した。また新駅舎の延床面積の80%部分には店舗として山形ステーションデパートが開業した。
- その後、山形新幹線の開業にあわせ、橋上駅舎の新築と山形駅ビルの改築そして東側の既存都市部と西地区の新都心地区を結ぶ自由通路の建設が策定され、山形新幹線の開通時に橋上駅舎および旅行センターであるびゅうプラザ山形駅が開業した。橋上駅舎の建設費は21億円で、そのうちの51%を自治省の承認を受け、山形市がJR東日本に負担(寄付)した。また1993年には、総工費約130億円で建設した地下1階地上11階の「ホテルメトロポリタン山形」と地上5階のショッピングセンターである「メトロプラザ」(現・S-PAL山形)の開業によって新駅ビルは全面オープンした。
- 駅ビルの建設に沿って、バス・タクシー・自家用車乗降場などを備えた東口駅前広場、駐輪場や駐車場のほか店舗、交番、山交バス案内所を設けた地上4階5層の山形駅東口交通センター、および駅ビルと橋上駅舎のほぼ中央部を貫通して駅東口と西口新都心地区を結ぶ全天候型の東西自由通路「アピカ」も整備されている。また2002年(平成14年)に駅東口のペデストリアンデッキが完成した。
- 2020年(令和2年)には駅周辺の宿泊需要に対応させるため、「ホテルメトロポリタン山形」の増築棟として南館を開業し、併せて立体駐車場を整備している。
年表
- 1901年(明治34年)
- 4月11日:官設鉄道(後に日本国有鉄道)奥羽南線が上ノ山駅(現・かみのやま温泉駅)から延伸した際の終着駅として開業、一般駅。
- 8月23日:奥羽南線が楯岡駅(現・村山駅)まで開通、中間駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定に伴い、奥羽本線の駅となる。
- 1965年(昭和40年)5月19日:コンテナ取扱開始、始発式挙行。
- 1967年(昭和42年)
- 7月20日:民衆駅として改築。駅業務部分が開業。
- 8月1日:「山形ステーションデパート」営業開始。
- 1970年(昭和45年)12月20日:旅行センター開業。
- 1978年(昭和53年)4月:電報取扱廃止。
- 1985年(昭和60年)7月1日:秋鉄局の直営特産品売店「紅花」開店。
- 1986年(昭和61年)
- 11月1日:荷物の取扱を廃止。
- 12月20日:オレンジカード対応券売機設置。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅となる。
- 1991年(平成3年)7月5日:橋上駅舎建設工事に伴い、仮駅舎にて営業を開始。
- 1992年(平成4年)7月1日:山形新幹線の福島 - 山形間が開業、橋上駅舎の供用を開始。
- 1993年(平成5年)
- 7月21日:全天候型の東西自由通路「アピカ」が供用開始、開通式挙行。
- 11月27日:新駅ビル全面営業開始。「ホテルメトロポリタン山形」「エスパル山形」営業開始。
- 1994年(平成6年)
- 5月27日:東口駅前広場整備事業が完成、オープニングセレモニー挙行。
- 6月1日:東口バスターミナル供用開始。
- 7月20日:東口交通センターオープン、落成式挙行。
- 1996年(平成8年)3月16日:コンテナ輸送を貨物列車からトラック便に転換(自動車代行駅化)。
- 1999年(平成11年)12月4日:山形新幹線が新庄駅まで延伸。
- 2002年(平成14年)
- 4月1日:JR貨物山形駅が廃止され、代替として山形コンテナセンターが設置される。
- 12月19日:東口にペデストリアンデッキが完成。
- 2005年(平成17年)3月25日:在来線に自動改札機を導入(Suica非対応)。
- 2014年(平成26年)
- 4月1日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 10月1日:新幹線乗換口が業務委託化。
- 2017年(平成30年)
- 10月13日:駅ビル「エスパル山形」の4階がリニューアル。
- 11月17日:駅ビル「エスパル山形」の1・2階がリニューアルし、グランドオープン。
- 2020年(令和2年)
- 3月14日:新幹線eチケットサービス開始。
- 11月12日:「ホテルメトロポリタン山形 南館」が開業。
- 2021年(令和3年)
- 3月13日:タッチでGo!新幹線のサービスを開始。
- 12月28日:びゅうプラザの営業を終了。
- 2022年(令和4年)
- 2月10日:びゅうプラザ跡に駅たびコンシェルジュ山形が開業。
- 3月12日:山形駅、米沢駅、山形運輸区を統合した山形統括センター管理下となる。山形地区センターの一部業務を山形統括センターに移管。
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