電鉄富山駅・エスタ前(でんてつとやまえき・えすたまえ) |
|
所在地 |
富山県富山市桜町一丁目 |
駅番号 |
C14 |
所属事業者 |
富山地方鉄道 |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
2面2線 |
乗降人員 |
2,340人/日(2019年) |
開業年月日 |
1913年(大正2年)9月1日 |
所属路線 |
■富山軌道線本線 |
キロ程 |
3.6km(南富山駅前起点) |
所属路線 |
■富山軌道線支線 |
キロ程 |
0.0km((電鉄富山駅・エスタ前起点)) |
|
|
電鉄富山駅・エスタ前停留場 |
|
|
|
|
乗車と降車でホーム位置が異なります |
上りホームに停車する7020電車 |
|
|
|
7014電車とセントラム9002が停車しています |
電鉄富山駅・エスタ前停留場を発車したセントラム |
|
相対式ホーム2面2線を有する地上駅(停留場)です。電停No.はC14。かつては富山駅前停留場と称していたが、2015年(平成27年)3月14日に改称されています。
当停留場を境に地鉄ビル前方面(上り)が本線、新富町方面(下り)が支線となっています。ホームは列車2輌分が停車できる長さがあり、停留場内に渡り線も設けられているので一部が接触しないように切り欠かれています。
県道22号富山停車場線の上に設置されています。
本線は、ここが終点であり、当駅から丸の内駅までが支線となっています。
ホームは2面2線相対式で折り返し運転のためのポイントもあり、降車と乗車でホームの位置が違うので、他の駅とは違いホームが長いのが目を引きます。南富山駅前方面のホームは終日、大学前方面のホームは朝ラッシュ時、降車用と乗車用で停車位置を分けています。
以前は、この駅から富山駅へ乗り継ぎしていましたが、富山駅高架下に富山駅停留所が開業したので。ここからは電鉄富山駅への乗り継ぎにだけ利用されるようになっています。
歴史
- 1913年(大正2年)9月1日:富山電気軌道本線の富山駅前 - 共進会場前(現在の堀川小泉)間および支線の富山駅前 - 総曲輪(現在の丸の内)
- 西町間が開業に伴い、同社の富山駅前停留場として開業する。軌間1,067mm、電化(直流600V)。
- 1920年(大正9年)
- 7月7日:富山電気軌道が富山市に対し当該路線の軌道敷設免許及び事業経営権を譲渡する許可を受ける。
- 7月1日:富山市に富山市電軌課が発足。富山電気軌道が市に譲渡され、富山市営軌道となる。
- 1921年(大正10年)8月4日:富山駅前 - 西町間の複線化が完了する。
- 1922年(大正11年)
- 7月7日:富山市営軌道が富山駅乗入軌道の免許を取得する。
- 10月13日:富山駅構内への乗入れを開始する。
- 1934年(昭和9年)頃:桜橋 - 富山駅前 - 総曲輪間のルートを変更する。変更前の富山駅前停留場の位置は現在の富山駅停留場付近(富山駅構内)にあったが、ルート変更で現在地付近(富山駅構外)へ移設された。
- 1936年(昭和11年)10月13日:富山駅構内乗入線が開通により当停留場を移設し、富山駅構内に再度乗入れる。
- 1943年(昭和18年)
- 1月1日:路線譲渡により富山地方鉄道の停留場となる。
- 11月29日:富山駅構内乗入線を廃止し、路盤を撤去する。
- 1945年(昭和20年)
- 8月2日:富山大空襲の戦災により休止する。車輌及び軌道は全滅した。
- 9月16日:富山駅前 - 南富山駅間に代行バスの運行を開始する。
- 1946年(昭和21年)1月14日:南富山駅前 - 富山駅前間復旧に伴い営業を再開する。午前7時より午後6時まで4車輌で15分間隔の運行であった。
- 1949年(昭和24年)3月15日:富山駅前 - 旅篭町間復旧に伴い総曲輪方面の営業を再開する。
- 1954年(昭和29年)4月1日:笹津線の富山駅前乗入れを開始する。
- 1967年(昭和42年)10月10日:笹津線の富山駅前乗入れを廃止する。
- 1970年(昭和45年)4月8日:富山駅前-南富山駅間のワンマン運転化を実施する。
- 1988年(昭和63年)5月1日:接近表示装置を設置する。
- 1997年(平成9年)8月12日:南富山駅行富山駅前停留場の拡幅を行う。
- 2015年(平成27年)3月14日:富山軌道線の富山駅 - 電鉄富山駅・エスタ前間開通。富山駅停留場との混同を避けるため電鉄富山駅・エスタ前停留場(でんてつとやまえき・エスタまえていりゅうじょう)に改称する。
|