新青森(しんあおもり) |
東北新幹線 |
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七戸
十和田 |
→ |
新青森 |
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北海道新幹線 |
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→ |
奥津軽
いまべつ |
奥羽本線 |
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津軽新城 |
→ |
→ |
青森 |
奥羽本線
貨物支線 |
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→ |
青森(信) |
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所在地 |
青森県青森市大字石江字高間140-2 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本)
北海道旅客鉄道(JR北海道) |
駅構造 |
高架駅(新幹線)
橋上駅(在来線) |
ホーム |
2面4線(新幹線)
1面2線(在来線) |
乗車人員 |
新幹線 3,349人/日(2022年)
在来線 3,352人/日(2022年) |
開業年月日 |
1986年(昭和61年)11月1日 |
駅種別 |
直営駅(被管理駅) みどりの窓口 |
所属路線 |
■東北新幹線 |
キロ程 |
713.7km (東京起点) |
所属路線 |
北海道新幹線 |
キロ程 |
0.0km(新青森起点) |
所属路線 |
■奥羽本線 |
キロ程 |
0.0km(新青森起点) |
所属路線 |
奥羽本線(貨物支線) |
キロ程 |
0.0km(JR貨物・新青森起点) |
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新青森駅 |
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駅名標 |
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E5系 |
新青森駅(しんあおもりえき)は、青森県青森市大字石江字高間にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅である。
青森県の県庁所在地・青森市の新幹線における玄関口である。また、新幹線が通っていない人口約30万人の弘前都市圏からの需要も担う。JR東日本が管轄する駅ではあるが、JR北海道との共同使用駅であり、JR北海道の駅としては当駅が最南端となっている。
当駅は青森市街地から西に3kmほど離れた石江地区に位置し、市の代表駅である青森駅へは1駅の距離である。なお、東北6県の県庁所在地では唯一、代表駅と新幹線駅が別となっている。
当駅に乗り入れる旅客路線は新幹線の東北新幹線・北海道新幹線と在来線の奥羽本線の3路線である。東北新幹線は当駅が終点であり、北海道新幹線は当駅が起点となっている。この両新幹線は当駅を介して相互直通運転が実施されている。奥羽本線においては、青森信号場とを結ぶ貨物支線が名目上当駅から分岐している。
駅構造
在来線
- 島式ホーム1面2線を有する地上駅で橋上駅舎を有する。1番線(下り本線)は12両編成、2番線(上り本線)は8両編成対応となっており、寝台特急は上下とも1番線を使用していた(現在1番線の一部は柵で仕切られ使用停止状態)。貨物列車などの通過列車は基本的に下り1番線、上り2番線を通過する。
- 改札口はJR東日本東北総合サービス受託の業務委託駅。ブロック長配置で、青森駅改札、油川駅、蟹田駅の受託業務を管理している。
- 自動券売機、自動改札機設置(Suica対応)。なお自動券売機では新幹線経由の乗車券、八戸線への通過連絡乗車券を購入することはできない。
新幹線
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701系電車 |
- 島式ホーム2面4線(ホーム長264m:10両対応)を有する高架駅。すべてのホームにホームドアが設置されている。当駅を介して東北新幹線と北海道新幹線を直通する列車は、当駅にてJR東日本・JR北海道の乗務員交替を実施している。
- 併せて北側(新函館北斗寄り・津軽線新油川信号場付近)には新幹線車両基地「盛岡新幹線車両センター青森派出」も盛岡新幹線車両センター八戸派出を移転する形で新設された。
- 開業当初より北海道新幹線の接続を考慮しており、中間駅に近い構造となっている。当駅 - 車両センター分岐点までは、資産上はJR東日本の管理となっている。なお、北海道新幹線の車両基地は、新函館北斗駅南東側の北海道亀田郡七飯町飯田町地区に設置された。
- 東北新幹線の駅の中で唯一、ホームから海が見える駅である。
- JR東日本が営業するみどりの窓口、指定席券売機、新幹線自動改札機設置(新幹線eチケット対応)。新幹線乗換窓口・精算窓口は設置されていないが、改札事務室内にマルス端末が設置されているため、のりかえ口での対応となる。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
在来線ホーム |
1 |
■奥羽本線 |
下り |
青森方面 |
2 |
上り |
弘前・東能代方面 |
新幹線ホーム |
11・12 |
■東北新幹線 |
上り |
盛岡・仙台・大宮・東京方面 |
13・14 |
■北海道新幹線 |
下り |
新函館北斗方面 |
- 発着番線は概ね上記の通り固定されているが、新幹線に関しては定期列車における例外として6時32分当駅始発の北海道新幹線「はやて91号」新函館北斗行きと、7時56分発「はやて93号」新函館北斗行きが12番線から、17時44分当駅始発の東北新幹線「はやぶさ42号」東京行きが14番線から出発する。また臨時列車等についても逆のホームから発車する場合がある。
東北新幹線と北海道新幹線を直通する定期列車は下りは13番線、上りは11番線に入線する。
歴史
1973年(昭和48年)11月に東北新幹線(盛岡市 - 青森市)の整備計画が決定され、青森市内に設置する新幹線駅についても検討が進められた。1974年(昭和49年)5月に日本国有鉄道(国鉄)の盛岡工事局長から以下の3案が示された。
- 青森駅併設
- ヤード地区(現 青い森セントラルパーク)
- 石江地区(現 新青森駅)
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E751系電車 |
ただし、国鉄側は新幹線の北海道方面への延伸計画などを踏まえて「地盤・線形等を技術的に検討した結果では、青森駅併設は不可能に近いと考えられ、環境・用地問題等を総合的に勘案すると石江地区が適当と考えている」として石江地区を推進する立場を示した。一方、青森市、市議会、商工会議所などは「青森駅併設が適当である」とする立場を示し、両者の意見は対立した。そのため青森県が仲介役となり、県、市、国鉄による三者協議が1975年(昭和50年)12月から1979年(昭和54年)12月まで計16回開催され、最終的に「石江地区設置もやむなし」として意見集約された。これを受けて、翌年の1980年(昭和55年)1月31日に、青森県知事、青森市長、国鉄盛岡工事局長の三者トップ会談が行われ、「新幹線青森駅は石江地区に設置する」ことについての合意がなされた。
しかし、1982年(昭和57年)に国鉄の経営悪化などをふまえて、東北新幹線(盛岡市 - 青森市)を含む整備新幹線の建設計画の当面見合わせが閣議決定された。1986年(昭和61年)11月1日に新青森駅は奥羽本線の中間駅として設置されたが、東北新幹線の盛岡駅以北の建設遅れで地元住民の不満が高まっていたため、これを解消する狙いもあって関連事業の一環としての駅設置となった。この時点での当駅は単式ホーム1面1線の小規模な無人駅であり、かつては普通列車の一部も通過していた。
設置から24年後の2010年(平成22年)12月4日に東北新幹線八戸駅 - 当駅間が延伸開業されたことにより同新幹線が全線開業するとともに、東北地方6県の県庁所在地すべてに新幹線(法規上は在来線であるミニ新幹線も含む)が開通した。新幹線開業に合わせて新駅舎の建設および駅前整備が行われ、当駅は青森市の新たなターミナル駅としての役割を担うようになった。
新幹線開業によって在来線も島式ホーム1面2線となり、八戸駅に代わり北海道連絡特急である「白鳥」・「スーパー白鳥」の本州側の始発駅となったが、1面2線では折り返しの余裕がなく、一度隣の津軽新城駅(2面3線)へ回送され、時間調整を行った。同じく北海道連絡の急行「はまなす」は当駅には乗り入れず従来通り青森駅発着となるが、新幹線との乗り継ぎ割引は適用された。また、青い森鉄道青い森鉄道線から定期列車2往復と、臨時快速「リゾートあすなろ下北」(野辺地駅より大湊線直通)2往復がそれぞれ乗り入れを開始した。
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HB-E300系気動車 |
1986年(昭和61年)11月1日:日本国有鉄道(国鉄)の駅として開業。無人駅で、当時は津軽新城駅長管理であった。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 2003年(平成15年)4月1日:津軽新城駅長廃止により、浪岡駅長の管理下となる。
- 2005年(平成17年)8月30日:新駅舎工事に向けての安全祈願祭(地鎮祭)を行なう。
- 2007年(平成19年)
- 7月1日:3年後の東北新幹線開業に備え、本駅の所属が秋田支社から盛岡支社に移管される。同時に青森駅長管理下となる。
- 7月30日:在来線の跨線橋を廃止。
- 8月27日:在来線の仮駅・仮跨線橋の使用開始。
- 2008年(平成20年)10月10日:新駅舎および東北新幹線用プラットホーム建設着工。
- 2010年(平成22年)
- 2月12日:新駅舎北正面口に駅名標と駅舎1階の版画「青い森から放つ」の除幕式を開催。北西口には後日取り付けられた。
- 2月26日:新駅舎が完成。ただしこの時点では使用はされていない。
- 4月1日:新駅舎構内に新青森開業準備駅が発足し社員が配置される。ただし別組織扱いのため、当駅の営業形態は従来通り無人駅のままである。
- 4月13日:E926形電車(East i)が新幹線の試運転列車として八戸方面より当駅に初めて到着。
- 4月17日:新駅舎の南北通路の利用開始。仮駅舎は撤去される。
- 9月8日:青い森鉄道青い森鉄道線からの列車乗り入れをJR東日本盛岡支社が発表。
- 9月13日:在来線ホーム2番線の使用を開始。
- 12月4日:東北新幹線の八戸駅 - 当駅間が開業。無人駅から直営駅となる(前述の新青森開業準備駅が組織変更し新青森駅となる)。「あおもり旬味館」が開業。特急「白鳥」・「スーパー白鳥」が新たに当駅始発となり、特急「つがる」と寝台特急「あけぼの」・「日本海」、快速「深浦」、臨時快速「リゾートしらかみ」が当駅に停車するようになる。青森駅より地区駅業務が移管され、新設された新青森駅長は青森地区駅長兼務となる。
- 2012年(平成24年)3月17日:「日本海」が臨時列車格下げに伴い、通過となる。
- 2013年(平成25年)4月1日:在来線改札口及び遺失物管理業務をジャスター(現・JR東日本東北総合サービス)に委託。
- 2014年(平成26年)3月15日:「あけぼの」が臨時列車格下げに伴い、当駅停車の定期夜行列車が消滅。
- 2016年(平成28年)
- 3月1日:新幹線ホームの発車メロディを『ねぶた囃子』に変更。
- 3月26日:北海道新幹線の当駅 - 新函館北斗駅間が開業。JR東日本とJR北海道の境界駅となる。
- 3月31日:びゅうプラザの営業を終了。
- 4月1日:青森駅長管理下となり、青森地区駅長は青森駅長兼務となる。新青森駅長が廃止され、青森駅副駅長(新青森在勤)が配置される。
- 12月23日頃:在来線ホームに待合室を設置。
- 2018年(平成30年)3月31日:在来線改札内コンコースにあるNewDaysが閉店。
- 2020年(令和2年)3月14日:新幹線eチケットサービス開始。
- 2021年(令和3年)
- 3月13日:東北新幹線でタッチでGo!新幹線のサービスを開始[報道 7][注 6]。
- 3月18日:駅ナカシェアオフィス「STATION WORK」のブース型「STATION BOOTH」が開業。
- 2022年(令和4年)3月12日:青森営業統括センター管理下となる。青森駅副駅長(新青森在勤)は青森営業統括センター副所長(新青森在勤)となる。
- 2023年(令和5年)5月27日:奥羽本線においてICカード「Suica」の利用が可能となる。
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