JR東日本・品井沼駅
品井沼(しないぬま)
東北本線   愛宕 品井沼  鹿島台
所在地 宮城県宮城郡松島町幡谷字鹿渡37番地
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 東北本線
キロ程 381.6km(東京起点) 
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員 221人/日(2024年)
開業年月日 1932年(昭和7年)12月26日
駅種別 簡易委託駅
品井沼駅
品井沼駅
品井沼駅(しないぬまえき)は、宮城県宮城郡松島町幡谷字鹿渡(はたやあざしかわたし)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。

ホームと跨線橋 701系電車
ホームと跨線橋 701系電車
簡易Suica改札機 窓口
簡易Suica改札機 窓口

駅構造

単式ホーム2面2線を持つ地上駅である。もとは単式・島式ホーム2面3線であったが、中線(旧2番線)は横取線となり、ホームは柵で仕切られている。
互いのホームは跨線橋で連絡している。
1番線ホーム西側に面して駅舎がある。駅東側に出るためには、駅の北にあるトンネルを潜るか、南の踏み切りを渡る。
2020年(令和2年)3月1日に使用開始された駅舎は、鉄骨造1階建て延べ床面積約65平方メートルで、高さの違う2枚の屋根で品井沼地域の山並みや大地の起伏を表現し、江戸時代に品井沼干拓のために掘られた元禄潜穴をイメージした石材やレンガ調のデザインを待合室内装に採用している。
仙台駅管理の簡易委託駅(品井沼ステーションサービスに委託)で、日中のみ駅員が配置されている。
窓口、簡易Suica改札機、乗車駅証明書発行機が設置されている。

のりば

番線 路線 方向  行先
 1 東北本線 下り 小牛田方面
 2 上り 仙台方面

歴史

  • 品井沼(しないぬま)
    東北本線(山線)   松島 品井沼 
    所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
    所属路線 東北本線(山線)
    キロ程 381.1km(東京起点) 
    駅構造 地上駅
    廃止年月日 1962年(昭和37年)4月20日
    備考 (旧)松島 - 当駅間廃止より廃止
    1918年(大正7年)8月16日:幡谷信号場を設置。
  • 1932年(昭和7年)12月26日:信号場から昇格し、品井沼駅として開業。
  • 1944年(昭和19年)11月15日:陸前山王駅 - 当駅間の海線ルートが開業。
  • 1962年(昭和37年)4月20日:山線ルートの松島駅 - 当駅間が廃止。
    • 東北本線は、開業当初岩切駅 - 当駅間で、利府駅を経由するルートであった。1944年(昭和19年)に、線路増設と勾配改良のため、陸前山王駅経由のルートが開業し、新線が海線、旧線が山線と呼ばれるようになった。その後の線路改良に際して海線が選択され、山線は岩切駅 - 利府駅を残し廃止されることになった。山線跡は現在、農道・町道として、旧松島駅舎は公民館として利用されており、廃線跡を辿ることができる。
  • 1972年(昭和47年)7月1日:貨物の取り扱いを廃止し、旅客駅となる。
  • 1984年(昭和59年)
    • 2月1日:荷物の扱いを廃止。
    • 12月1日:無人化。その後、駅業務を品井沼ステーションサービス(1985年〈昭和60年〉3月12日設立)に簡易委託。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 2003年(平成15年)10月26日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
  • 2020年(令和2年)3月1日:新駅舎の使用を開始。
  • 2021年(令和3年)12月1日:松島海岸駅の業務委託化に伴い、管理駅が仙台駅に変更。
  • 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始。