品井沼駅(しないぬまえき)は、宮城県宮城郡松島町幡谷字鹿渡(はたやあざしかわたし)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
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| ホームと跨線橋 |
701系電車 |
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| 簡易Suica改札機 |
窓口 |
駅構造
単式ホーム2面2線を持つ地上駅である。もとは単式・島式ホーム2面3線であったが、中線(旧2番線)は横取線となり、ホームは柵で仕切られている。
互いのホームは跨線橋で連絡している。
1番線ホーム西側に面して駅舎がある。駅東側に出るためには、駅の北にあるトンネルを潜るか、南の踏み切りを渡る。
2020年(令和2年)3月1日に使用開始された駅舎は、鉄骨造1階建て延べ床面積約65平方メートルで、高さの違う2枚の屋根で品井沼地域の山並みや大地の起伏を表現し、江戸時代に品井沼干拓のために掘られた元禄潜穴をイメージした石材やレンガ調のデザインを待合室内装に採用している。
仙台駅管理の簡易委託駅(品井沼ステーションサービスに委託)で、日中のみ駅員が配置されている。
窓口、簡易Suica改札機、乗車駅証明書発行機が設置されている。
のりば
| 番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
| 1 |
■東北本線 |
下り |
小牛田方面 |
| 2 |
上り |
仙台方面 |
歴史
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| 品井沼(しないぬま) |
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| 所属事業者 |
日本国有鉄道(国鉄) |
| 所属路線 |
東北本線(山線) |
| キロ程 |
381.1km(東京起点) |
| 駅構造 |
地上駅 |
| 廃止年月日 |
1962年(昭和37年)4月20日 |
| 備考 |
(旧)松島 - 当駅間廃止より廃止 |
1918年(大正7年)8月16日:幡谷信号場を設置。
- 1932年(昭和7年)12月26日:信号場から昇格し、品井沼駅として開業。
- 1944年(昭和19年)11月15日:陸前山王駅 - 当駅間の海線ルートが開業。
- 1962年(昭和37年)4月20日:山線ルートの松島駅 - 当駅間が廃止。
- 東北本線は、開業当初岩切駅 - 当駅間で、利府駅を経由するルートであった。1944年(昭和19年)に、線路増設と勾配改良のため、陸前山王駅経由のルートが開業し、新線が海線、旧線が山線と呼ばれるようになった。その後の線路改良に際して海線が選択され、山線は岩切駅 - 利府駅を残し廃止されることになった。山線跡は現在、農道・町道として、旧松島駅舎は公民館として利用されており、廃線跡を辿ることができる。
- 1972年(昭和47年)7月1日:貨物の取り扱いを廃止し、旅客駅となる。
- 1984年(昭和59年)
- 2月1日:荷物の扱いを廃止。
- 12月1日:無人化。その後、駅業務を品井沼ステーションサービス(1985年〈昭和60年〉3月12日設立)に簡易委託。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 2003年(平成15年)10月26日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 2020年(令和2年)3月1日:新駅舎の使用を開始。
- 2021年(令和3年)12月1日:松島海岸駅の業務委託化に伴い、管理駅が仙台駅に変更。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始。
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