片岡駅(かたおかえき)は、栃木県矢板市片岡にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
「宇都宮線」の愛称区間に含まれている。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線の地上駅であるが、2番線は架線が撤去された上でホームにもフェンスが設置されており、現在は2面2線のみが使用されている。
ホームは2016年度に嵩上げされた。
ATOS導入区間にあるため、自動放送が導入されており、新駅舎化後は発車標もコンコースに設けられている。
業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託、那須塩原駅管理)。簡易Suica改札機設置駅。
駅舎は2015年(平成27年)3月19日に供用が開始された橋上駅舎である。
ホーム脇には旧駅舎時代からヤマツツジが植えられており、橋上駅舎化後も大部分が引き続き存続し、開花時期にはライトアップがなされていた。2021年2月、全て伐採された。
のりば
| 番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
| 1・2 |
■宇都宮線(東北線) |
上り |
宇都宮・大宮・東京方面 |
| 3 |
下り |
矢板・黒磯・白河方面 |
- 白河駅方面は黒磯駅で、大宮駅方面は宇都宮駅での乗り換えが必要。
- 2004年3月13日のダイヤ改正以降は湘南新宿ラインの列車が、2022年3月12日のダイヤ改正以降は上野方面(上野東京ライン)の列車は当駅に乗り入れなくなった。
歴史
- 1897年(明治30年)6月5日:日本鉄道の駅として開業。
- 1906年(明治39年)11月1日:鉄道国有法により国有化。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により東北本線の所属となる。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道(国鉄)が発足。
- 1950年(昭和25年)時期不明:トイレが設置される。
- 1962年(昭和37年)4月16日:貨物の取り扱いを廃止。
- 1964年(昭和39年)11月:跨線橋設置。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2004年(平成16年)10月16日:ICカードSuica供用開始。
- 2008年(平成20年)1月31日:みどりの窓口の営業が終了する。
- 2010年(平成22年):矢板市の平成22年度新規事業(一般会計)案「土木費/都市整備課/片岡地区市街地整備事業」において「東西連絡通路及び橋上駅舎詳細設計、西口広場設計、東口トイレ設計費」として101,100千円が計上。
- 2015年(平成27年)3月19日:東西自由通路を持つ橋上駅舎の供用が開始され、西口の使用を開始。
- 2022年(令和4年)3月12日:ダイヤ改正により黒磯駅 - 宇都宮駅間の電車がE131系でのワンマン運転に統一され、グリーン車の営業(乗り入れ)が終了。
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