JR東海・高山本線 久々野駅
久々野(くぐの)
久々野飛騨一ノ宮
所在地 岐阜県高山市久々野町久々野
所属事業者 JR東海
所属路線 CG 高山本線
キロ程 123.2km(岐阜起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員  53人/日(2019年) 
開業年月日 1934年(昭和9年)10月25日
駅種別 駅員無配置駅
久々野駅
久々野駅
相対式ホームと単式ホームの2面3線 HC85系気動車「ひだ」
相対式ホームと単式ホームの2面3線 HC85系気動車「ひだ」
待合室 キハ85系「ひだ」
待合室 キハ85系「ひだ」
久々野駅(くぐのえき)は、岐阜県高山市久々野町久々野にある、東海旅客鉄道(JR東海)高山本線の駅である。
旧・久々野町の中心部にあり、一部の特急「ひだ」(下りは昼と夜に1本ずつ、上りは朝に2本、計2往復)が停車する。標高は高山本線で一番高い676mである。
単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。構内西側に単式ホーム、構内東側に島式ホームが配置されている。1番線(単式ホーム)を高山方面行きの下り列車が使用し、2番線(島式ホーム内側)を下呂・名古屋方面行きの上り列車が使用する。3番線(島式ホーム外側)は2023年3月改正ダイヤでは1日1本下り列車が使用する程度であるが、水無神社初詣のための臨時列車の折り返し等にも利用されている。ホーム有効長が9両程度と短いため、車両を増結した10両編成の特急列車の場合、現在では一部のドアが開かない(ドアカット)。また3番線の外側には、3番線から分岐する保線車両留置線が1本並行している。
かつて駅舎が1番線側に建っていたが、現在は倉庫併設の待合室のみとなっている。1番線と2・3番線は屋根付きの跨線橋で結ばれている。
高山駅管理の無人駅。2010年3月31日までは、東海交通事業に簡易委託されマルス端末も設置されていたが、利用客の減少と駅員の高齢化で後任のめどが付かないため、駅自体は無人化された。その後、駅に隣接する「ひだ桃源郷くぐの観光協会」が近距離切符のみを委託で販売していたが、2012年3月31日をもって販売を終了し、完全な無人駅となった。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1 CG 高山本線  下り 高山・富山方面  
2 上り 下呂・岐阜方面  
3 下り 高山・富山方面  一部の普通列車のみ

歴史

  • 1934年(昭和9年)10月25日:国鉄高山本線 飛騨小坂 - 高山 - 坂上間の開通時に開業。一般駅。
  • 1977年(昭和52年)11月30日:車扱貨物の取扱を廃止。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取扱いを廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東海が継承。
  • 2010年(平成22年)
    • 4月1日:東海交通事業による簡易委託廃止により無人化。近距離切符の販売のみ「ひだ桃源郷くぐの観光協会」に委託継承。
    • 11月:駅舎が解体される。
  • 2012年(平成24年)4月1日:「ひだ桃源郷くぐの観光協会」による委託を終了。完全無人化。