JR東日本・篠ノ井線 村井駅
村井(むらい)
広丘村井平田
所在地 長野県松本市村井町南一丁目36-14
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 篠ノ井線
キロ程 6.8km(塩尻駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員  2,014人/日(2018年)
開業年月日 1902年(明治35年)12月15日
備考 業務委託駅 みどりの窓口 簡易Suica改札機
村井駅
村井駅
島式ホームと跨線橋 自動改札機
島式ホームと跨線橋 自動改札機
みどりの窓口 特急「しなの」
みどりの窓口 特急「しなの」
駅の概要
駅前にはそば屋があり、バス停があります
駅前にはそば屋があり、バス停があります
村井駅は、長野県松本市村井町南にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)篠ノ井線の駅です。
篠ノ井線の駅ではあるが、停車列車のほとんどが塩尻駅から直通する中央本線の列車となっています。
最盛期には石炭や絹糸などの貨物が積みおろしされていました。
当駅は、島式ホーム1面2線と複数の側線を持つ地上駅です。
ホームと駅舎は跨線橋で連絡しています。ホームは長いが停車する列車は最長で6両編成があるのみで、それ以外普段塩尻方の部分は使われる機会があまりないのです。
ホームの高さは、鉄道車両の変遷などで嵩上げや改築がされているが、基礎部分に開業当時のレンガ積みホームの名残を今でも側面から見ることができます。
以前はまれにホッパ車が側線に留置され、バラストが保管されていたことがありました。
松本駅管理の業務委託駅で、長鉄開発が駅業務を受託しており、簡易Suica改札機、みどりの窓口(営業時間 7:30 - 17:50、ただし途中休止時間あり)が設置されています。

貨物取扱・専用線
駅前にはそば屋があり、バス停があります
EF64電気機関車
JR貨物の駅は、車扱貨物の臨時取扱駅となっており、2014年3月時点で定期の貨物列車の発着はなくなっています。
かつては、駅の東側にJX日鉱日石エネルギー松本油槽所があり、その荷役設備へ至る専用線(荷役線)が2本分岐していました。
この専用線は油槽所への石油輸送に使用されているため、当駅には南松本駅からの1日2往復の専用貨物列車が停車し、貨車の連結・解放を行っていました。
ただしタンク車の発駅は根岸駅で、南松本駅で別の列車から継走されていました。
2011年3月に貨物取り扱いが終了しました。油槽所は解体され、跡地は松本国際高等学校となっています。
また共同石油や大協石油松本油槽所の荷役設備へ至る専用線も分岐していました。
また、駅舎の南側に貨物ホームが設置されていました。
貨車の入換作業はJR貨物の関連会社のジェイアール貨物・信州ロジスティクスが受託しています。
構内には同社の松本営業所村井分室があり、コンテナを改造した小さな詰所が置かれています。

駅の利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は2,014人です。

乗車人員推移
年度 1日平均乗車人員 年度 1日平均乗車人員
2000年(平成12年) 2,271 2010年(平成22年) 1,670
2001年(平成13年) 2,221 2011年(平成23年) 1,709
2002年(平成14年) 2,222 2012年(平成24年) 1,708
2003年(平成15年) 2,145 2013年(平成25年) 1,746
2004年(平成16年) 2,098 2014年(平成26年) 1,701
2005年(平成17年) 2,047 2015年(平成27年) 1,776
2006年(平成18年) 1,980 2016年(平成28年) 1,776
2007年(平成19年) 1,773 2017年(平成29年) 1,783
2008年(平成20年) 1,744 2018年(平成30年) 2,014
2009年(平成21年) 1,665

駅の歴史

  • 1902年(明治35年)12月15日:国鉄中央線塩尻〜松本間の開通時に一般駅として開業しています。
  • 1982年(昭和57年)10月31日:専用線発着を除く車扱貨物の取扱を廃止しています。
  • 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の取扱を廃止しています。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本・JR貨物の駅となっています。
  • 2005年(平成17年)12月17日:自動改札機が稼動開始しました。
  • 2014年(平成26年)4月1日:東京近郊区間に編入されています。
  • 2017年(平成29年)4月1日:ICカード「Suica」の利用が可能となっています。
のりば
番線 路線 方向 行先
1 篠ノ井線 下り 松本・篠ノ井方面
2 中央本線・篠ノ井線 上り 塩尻・甲府方面