第1表 新庄城関係史 |
年代 |
城主 |
出来事 |
1520(永正17) |
長尾為景(上杉方) |
越中守護代神保慶宗と対戦し神保氏が敗れる。(新庄の合戦)
※新庄の名が史上にあらわれる最初臨時の軍事拠点か |
~1550(天文19) |
三輪飛騨守(神保方) |
天文年間に三輪氏が築城し代々居住する。椎名方と争う。 |
1550(天文19) |
轡田備後守(椎名方) |
三輪飛騨守没落し、椎名方大村城主轡田備後守が新庄城城主となる。
その後井上肥後守に城を譲る。 |
1571(元亀2) |
井上肥後守(椎名方) |
新庄城、上杉方に攻められ落城。井上肥後守敗走。 |
1572(元亀3) |
鯵坂長実(上杉方) |
新庄城に陣し、太田保内を攻めた井上肥後守を破る。
上杉謙信、新庄城に陣し、一向一揆勢の拠る富山城を攻め落城させる。
(尻垂坂の合戦)
飛騨の将江馬輝盛が来陣し、上杉謙信に面謁する。 |
1578(天正6) |
(上杉方) |
織田方の斉藤新五が越中に侵攻し、新庄村の地蔵堂坂口に至ったため、上杉方の兵が新庄城より出撃し戦う。(地蔵堂東坂口の合戦)
その後上杉方の軍を破る(月岡野の戦い) |
1580(天正8) |
(上杉方) |
織田方の神保長住、新庄城を攻め、金山城下に到着。 |
1581(天正9) |
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上杉方松倉城主河田豊前守と富山城主佐々成政が荒川の河原で戦う。(荒川の合戦)。 |
1583(天正11) |
土田将監
加藤大蔵(佐々方) |
土肥政繁の将、杵屋平左衛門に襲われ落城。
佐々成政、越中を平定。 |
1587(天正15) |
(前田方) |
佐々成政、肥後転封により新庄城は前田利家の所有となる。 |
1615(元和元) |
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一国一城令により廃城となる。
前田利常が城跡に御陣屋をつくる。 |