駅の概要
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隣の線路は篠ノ井線 |
北松本駅は、長野県松本市白板一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大糸線の駅です。駅番号は「41」。
当駅は、島式ホーム1面2線を持つ地上駅で橋上駅舎となっています。
現在の駅舎は、2000年(平成12年)4月22日に駅舎改築により橋上化されたもので、お城をイメージしたものです。
東西に出入口があり、「アルプス口」「お城口」という愛称が付けられています。
橋上駅舎化前は構内踏切によって駅舎とホームがつながっていました。
また、駅の北側に開かずの踏切があり、渋滞が問題となっていたため、それを解消する目的で、駅舎を橋上化すると同時に交差する長野県道320号倭北松本停車場線(内環状北線)がアンダーパス化および4車線化されています。
当駅と松本駅の距離はわずか700 mしか離れていません。
篠ノ井線が単線並列で並走していますが、篠ノ井線にはホームがありません。篠ノ井線のホームを設置を求める運動もあったのですが、現在のところ実現されていません。
かつて大糸線の車両基地として松本運転所北松本支所(略号:長キマ)が構内にありましたが、1985年(昭和60年)3月に廃止されています。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■大糸線 |
上り |
松本・塩尻方面 |
2 |
下り |
信濃大町・白馬方面 |
駅の利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は690人でした。
近年の推移は以下のとおりです。2000年から2倍以上に増加していますが、最近はやや減少気味です。
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ホームに普通電車が停車しています |
乗車人員推移
年度 |
1日平均乗車人員 |
年度 |
1日平均乗車人員 |
2000年 |
281 |
2010年 |
484 |
2001年 |
316 |
2011年 |
500 |
2002年 |
356 |
2012年 |
528 |
2003年 |
371 |
2013年 |
577 |
2004年 |
388 |
2014年 |
658 |
2005年 |
423 |
2015年 |
756 |
2006年 |
482 |
2016年 |
738 |
2007年 |
469 |
2017年 |
714 |
2008年 |
483 |
2018年 |
690 |
2009年 |
434 |
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駅の歴史
- 1915年(大正4年)
- 1月6日:信濃鉄道が当駅 - 豊科駅間を開通し、松本市駅(まつもとしえき)として開業。旅客・貨物の取扱を開始。構内に車両基地を併設。
- 4月5日:南松本駅(鉄道院松本駅構内) - 当駅間が開通し、貨物のみ連絡運輸を開始。北松本駅に改称。
- 1916年(大正5年)9月18日:南松本駅を松本駅に統合して共同使用駅化し、同駅 - 当駅間の旅客連絡運輸を開始。
- 1926年(大正15年)1月8日:信濃鉄道が全線電化され、旅客列車を電車化。
- 1937年(昭和12年)6月1日:信濃鉄道が国有化され、鉄道省大糸南線の所属となる。
- 1957年(昭和32年)8月15日:中土駅 - 小滝駅間が開通して全線開通し、大糸線と改称。
- 1960年(昭和35年)9月:松本駅 - 信濃大町駅間の貨物列車を電化。
- 1985年(昭和60年)3月:併設された車両基地(松本運転所北松本支所)が廃止され、本所に統合。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本が承継。
- 1995年(平成7年)11月8日:旧駅舎が解体され、仮駅舎に切り替わる。
- 2000年(平成12年)4月22日:駅舎改築により橋上化。
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