JR東日本　大糸線　穂高駅

穂高(ほたか）
柏矢町→穂高→有明
所在地	長野県安曇野市穂高5944
駅番号	32
所属事業者	東日本旅客鉄道（JR東日本）
所属路線	大糸線
キロ程	16.2km（松本駅起点）
駅構造	地上駅
ホーム	1面2線
乗車人員	1,135人/日（2018年）
開業年月日	1915年（大正4年）7月15日
備考	業務委託駅　指定席券売機

穂高駅


コンコース	リゾートハイブリッド気動車

構内踏切	特急「しなの」と特急「あずさ」の入れ違い

駅の概要

指定席券売機と改札口

穂高駅は、長野県安曇野市穂高にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）大糸線の駅です。駅番号は「32」。
安曇野観光の拠点駅で、特急列車の停車駅です。安曇野市内の駅で最も乗車人員が多いのです。
当駅は、島式ホーム1面2線を持つ地上駅です。改札内に、1番線をホーム北端へ渡る構内踏切が設置されています。
また、さらに駅舎側にはアスファルト詰めの引き込み線があります。
大きくカーブしたホームで、車掌用モニターと注意を促す自動アナウンスが設置されています。
また、特急「あずさ」停車対応のため、構内踏切への斜路を一部嵩上げしホームを延長していますが、1番線は8両編成までしか対応できないため、大糸線内9両編成となる「あずさ」（E257系）は上り、下りを問わず2番線に入線します。(2010年3月13日のダイヤ改正まで運転されていた「スーパーあずさ」（E351系）は大糸線内は8両編成のため、1番線を使用可能でしたが。)
それ以外の普通列車は原則として上りが1番線、下りが2番線を使用しますが、例外的に当駅始発となる上り普通列車1本が2番線から発車しています。
当駅は豊科駅管理の業務委託駅で、長鉄開発が駅業務を受託しています。
駅舎内には指定席券売機・自販機が設置されていますが、キヨスクなどの売店は既に撤退していて現在はありません。
駅舎は、駅名の由来ともされる穂高神社を模した社殿型の構造を取っており、アートギャラリー穂高が隣接しています。
2010年現在、当駅始発着となる列車が1日3本（上り1本／下り2本）設定されています。
また、発車ベルが完備されています。大糸線にはこの他に信濃大町駅と信濃森上駅、南小谷駅のみ。梓橋駅にも設置はされていますが上り3両編成のみ対応しているだけで滅多に使用されないのです。

**のりば**
番線	路線	方向	行先	備考
1	■大糸線	上り	松本方面	一部電車は2番線
2	■大糸線	下り	信濃大町方面	特急「あずさ」が停車

駅の利用状況

JR東日本によると、2018年度（平成30年度）の1日平均乗車人員は1,135人です。

ホームが大きくカーブしています

**乗車人員推移**
年度	1日平均乗車人員	年度	1日平均乗車人員
2000年	1,392	2010年	1,192
2001年	1,348	2011年	1,260
2002年	1,365	2012年	1,224
2003年	1,344	2013年	1,195
2004年	1,350	2014年	1,123
2005年	1,318	2015年	1,152
2006年	1,289	2016年	1,139
2007年	1,275	2017年	1,118
2008年	1,237	2018年	1,135
2009年	1,182

駅の歴史

1915年（大正4年）
- 7月15日：信濃鉄道の柏矢町駅 - 当駅間が開通し、開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 8月8日：信濃鉄道の当駅 - 有明駅間が開通し、開業。
1916年（大正5年）9月18日：南松本駅を松本駅に統合して共同使用駅化し、同駅経由での旅客連絡運輸を開始。
1926年（大正15年）1月8日：信濃鉄道が全線電化し、旅客列車を電車化。
1937年（昭和12年）6月1日：信濃鉄道の国有化。
1940年（昭和15年）9月：現駅舎が完成。
1960年（昭和35年）9月：松本駅 - 信濃大町駅間の貨物列車を電化。
1980年（昭和55年）1月31日：貨物の取扱を廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、関東・東北地区など本州の東側の旅客輸送部門をJR東日本が承継。
1988年（昭和63年）：アートギャラリー穂高が開設。
2008年（平成20年）：指定席券売機設置。
2010年（平成22年）3月：駅舎外観を白木に改装。
2017年（平成29年）
- 4月19日：みどりの窓口の営業が終了。
- 6月：直営駅から業務委託駅へ移行。