七尾(ななお) |
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所在地 |
石川県七尾市御祓町イ28-2 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本)
のと鉄道 |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
2面4線 |
乗車人員 |
1,114人/日(JR西日本・2019年)
366人/日(のと鉄道・2019年) |
開業年月日 |
1898年(明治31年)4月24日 |
所属路線 |
■七尾線(JR西日本) |
キロ程 |
54.4km(津幡起点) |
所属路線 |
■七尾線(のと鉄道) |
キロ程 |
0.0km(七尾起点) |
駅種別 |
共同使用駅(JR西日本の管轄駅)
直営駅 みどりの券売機プラス |
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七尾駅 |
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のとホームに停車するNT200形気動車 |
2番ホームに停車する415系800番台電車 |
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JR、のと鉄道とも普通列車はこの駅が始発 |
JR線改札口 |
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NT200系は七尾以南に乗り入れることも可能だが・・・ |
七尾駅前は再開発されています |
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七尾駅(ななおえき)は、石川県七尾市御祓町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・のと鉄道の駅である。
能登地方の中心都市である七尾市の代表駅であり、同市の市街地中心部に位置し、石川県の鉄道駅で最も東にある。
金沢からの特急列車が発着する。 1898年(明治31年)に七尾鉄道(現・七尾線)の駅として現在位置とは異なる場所(北緯37度02分19秒 東経136度58分17秒)にて開業し、1925年(大正14年)に現在地に移転。
国鉄時代には隣接して七尾機関区が置かれたほか、七尾港までの貨物支線が敷設され、能登地方における鉄道の中心地であった。
1991年(平成3年)に七尾線は電化され、同時に当駅を境に運転系統の分離が行われた。
七尾線のうち、JR西日本での運行は一つ北の和倉温泉駅までで、以北は第三セクター鉄道であるのと鉄道に運行が移管された。ただし、金沢・津幡方面から和倉温泉駅まで運転される列車は特急列車のみで、普通列車は七尾駅を境に金沢・津幡方面がJR西日本、和倉温泉・穴水方面はのと鉄道が運行することとなった。
したがって、七尾駅から和倉温泉駅までの間は両社の共用区間となり、JR西日本が路線の所有と特急列車の運行を、のと鉄道が普通列車の運行を、それぞれ受け持つ形となっている。
七尾線と運行形態
駅名 |
津幡駅 |
… |
七尾駅 |
和倉温泉駅 |
… |
穴水駅 |
路線名 |
JR西日本 七尾線 |
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のと鉄道 七尾線 |
特急列車 |
JR西日本による運行 |
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普通列車 |
JR西日本による運行(電車) |
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のと鉄道による運行(気動車) |
表中の所属事業者および路線は以下のとおり。
- 西日本旅客鉄道(JR西日本) 七尾線(津幡駅 - 和倉温泉駅間、59.5 km)
- のと鉄道 七尾線(七尾駅 - 穴水駅間、33.1 km)
駅構造
地上駅で、コンクリート造りの2階建て駅舎を備える。
ホームは2面4線あり、JRが単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線(電化)を使用し、のと鉄道が単式ホームに接する切欠きホーム1面1線(非電化)を使用している。
単式・島式ホーム間は跨線橋で連絡している。
構内西側には七尾鉄道部の車両留置線が敷設され、夜間滞泊が設定されている。
ただし、七尾駅との入出庫は配線の都合上、1984(昭和59)年に廃止された貨物支線の一部を活用した引き上げ線を介して行われる。また、移転前まで使用された駅舎は1927年(昭和2年)、高山本線の越中八尾駅(富山県富山市)に移設し現在も使用されている。
JR西日本の直営駅(のと鉄道側からみればJR西日本への業務委託駅)で、みどりの券売機プラス、自動券売機が設置されている。隣接してのと鉄道の自動券売機も設置されている。
駅窓口は2021年1月15日限りでみどりの窓口としての営業を終了した後、のと鉄道との委託契約の関係上、2021年3月末まで暫定的にのと鉄道専用の窓口として、券売機で購入できない券種のみをJR西日本の社員が発券した。
新年度となる同年4月以降、のと鉄道のりば手前にプレハブ小屋を設置し、のと鉄道職員を配置して正式に窓口として営業を開始した。ICOCAなどの交通系ICカードが利用可能となっており、JR側の改札にはIC専用の簡易改札機が設置されている。
駅施設内に喫茶店「ラポール七尾」が出店していたが、周辺に飲食・喫茶店・コーヒーショップが相次いで開業したことから2013年(平成25年)2月に閉店した。
また、駅前再開発工事の完了後、駅正面に設置されていた時計が一時期撤去されたが、地域・議会の要望を受けて2011年(平成23年)2月に新設された。
北陸新幹線長野 - 金沢間開業および「花嫁のれん」運転に伴う観光需要増加のため観光案内所が2015年(平成27年)に設置され、レンタサイクルも行っている(1日500円)。
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
備考 |
JR七尾線 |
1 |
七尾線 |
下り |
和倉温泉方面 |
特急「能登かがり火」「花嫁のれん」 |
上り |
津幡・金沢方面 |
普通 |
特急「能登かがり火」「花嫁のれん」 |
2 |
普通 |
下り |
和倉温泉方面 |
特急「能登かがり火3号」(「花嫁のれん」運転日)「花嫁のれん3号」 |
3 |
- |
普通(当駅どまり) |
のと鉄道七尾線 |
のと |
七尾線 |
下り |
和倉温泉・穴水方面 |
普通 「のと里山里海号」 |
- 3番のりばは到着列車(降車専用)が使用する。
- 臨時ダイヤ設定時や事故・気象などのダイヤ乱れの場合、のと鉄道の穴水方面行き気動車がJR線ホームに発着する場合もある。
- 列車運転指令上では、1番のりばが「上り本線」、2番のりばが「中線」、3番のりばが「下り本線」、のとホームが「のと本線」となっている。
年表
- 1898年(明治31年)4月24日:七尾鉄道の駅として、津幡駅(現・本津幡駅)-矢田新駅(後の七尾港駅)間開通時に開業。当駅 - 矢田新駅間は貨物線として開業。
- 1904年(明治37年)11月10日:当駅 - 矢田新駅間の旅客営業を開始。
- 1907年(明治40年)9月1日:七尾鉄道が国有化。官営鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定、七尾線の所属となる。
- 1925年(大正14年)12月15日:七尾線が和倉駅(現在の和倉温泉駅)まで延伸。それに伴い、現在の七尾市本府中町から現在地に移転。
- 1929年(昭和4年)12月5日:当駅 - 七尾港駅間の旅客営業を廃止。
- 1972年(昭和47年)3月15日:みどりの窓口の営業を開始。
- 1982年(昭和57年)11月15日:車扱貨物の取扱を廃止、旅客駅となる。
- 1984年(昭和59年)2月1日:七尾港駅までの貨物支線が廃止。同時に荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1991年(平成3年)9月1日:和倉温泉以南の電化営業開始。当駅 - 輪島駅間をのと鉄道に移管。
- 1994年(平成6年)5月13日:丸亀駅と親善駅となる。
- 2004年(平成16年)9月17日:駅内売店「CHAO」がオープン。
- 2006年(平成18年)7月1日:七尾駅前第二地区第一種市街地再開発事業により、新バスターミナルが完成する。
- 2011年(平成23年)8月27日・28日:七尾線電化20周年記念式典・車両フェスタが敷地内で開催される。
- 2015年(平成27年)
- 4月1日:一青窈の「ハナミズキ」が接近メロディとして使用開始。
- 7月1日:駅舎内に観光案内所が設置される。
- 2016年(平成28年)5月26日:キヨスク時代から営業が続いていた駅内売店「CHAO」からブランド転換した、セブン-イレブンKIOSKJR七尾駅店がオープン。同時に1936年(昭和11年)より営業していた「松乃寿司」の駅弁販売は前日をもって終了した。
- 2017年(平成29年)2月28日:1番のりばに青柏祭の「でか山」を描いた壁画が設置される。
- 2021年(令和3年)
- 1月15日:この日をもってみどりの窓口が営業を終了。
- 1月16日:みどりの券売機プラスの利用を開始。
- 3月13日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる(当駅 - 和倉温泉駅間で運行しているのと鉄道の車両では利用不可)。
- 2022年(令和4年)12月4日:セブン-イレブンKIOSKJR七尾駅店が閉店。
- 2024年(令和6年)1月1日 : 能登半島地震によりホームに大きな亀裂が入るなどの被害を受けた。
七尾(ななお) |
七尾→七尾港 |
所属事業者 |
日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 |
七尾線(貨物支線) |
キロ程 |
0.0km(七尾起点) |
開始年月日 |
1898年(明治31年)4月24日(貨物線) |
旅客営業開始年月日 |
1904年(明治37年)11月10日 |
旅客営業廃止年月日 |
1929年(昭和4年)12月5日 |
廃止年月日 |
1984年(昭和59年)2月1日 |
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