長崎電気軌道 八千代町停留場
八千代町(やちよまち)
宝町八千代町長崎駅前
所在地 長崎県長崎市八千代町2番9号先
駅番号 26
所属事業者 長崎電気軌道
所属路線 本線
1号系統・□2号系統・3号系統)
キロ程 4.5km(住吉起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員 700人/日(2015年)
開業年月日 1915年(大正4年)11月16日
八千代町停留場
八千代町停留場
長崎電気軌道1200形電車 長崎電気軌道200形電車
長崎電気軌道1200形電車 長崎電気軌道200形電車
長崎電気軌道5000形電車 長崎電気軌道3000形電車
長崎電気軌道5000形電車 長崎電気軌道3000形電車

駅の概要

八千代町停留場(やちよまちていりゅうじょう)は、長崎県長崎市八千代町にある長崎電気軌道八千代町支線の路面電車停留場です。
1号系統、2号系統、3号系統が停車します。駅番号は26。
八千代町停留場は1915年(大正4年)に開業しました。当時の軌道は長崎本線と並走する位置に敷かれていて、停留場からは長崎機関区に通じる職員用の通路が伸びていました。太平洋戦争下の1944年(昭和19年)には急行運転の開始に合わせて一度廃止されるも、1947年(昭和22年)に復活ています。
1957年(昭和32年)には戦後の都市計画の中で新設された国道206号へ軌道が移設、それまでの停留場は廃止され、新線上へと移って御船町停留場(みふねまちていりゅうじょう)に改称しました。停留場名はその後1969年(昭和44年)に八千代町へと戻っています。

駅構造

八千代町停留場は併用軌道区間にあり、道路上にホームが設けられています。
ホームは2面あり、南北方向に伸びる2本の線路を挟んで向かい合う相対式ホームとなっています。
線路の東側にあるのが長崎駅前方面行き、西側にあるのが赤迫方面行きのホームです。
かつては横断歩道橋が接続していたが、1995年に撤去されています(銭座町停留場と同時期)。
合わせて停留場は長崎駅前寄りに130メートルほど移設され、代わって横断歩道が接続するようになっています。
1999年にはその横断歩道と停留場脇に新築されたマンション駐車場に通じる細街路の位置が重なったことから横断歩道を移動、それに伴い停留場も宝町寄りに45メートルほど移設されています。

歴史

  • 1915年(大正4年)11月16日:第1期線(築町 - 病院下)が開通。八千代町停留場が開業。
  • 1944年(昭和19年)1月:戦時下の急行運転により廃止。
  • 1947年(昭和22年)12月:復活。
  • 1957年(昭和32年)12月19日:ルート変更により旧線上の停留場が廃止、新線上に移設し御船町停留場に改称。
  • 1966年(昭和41年)9月20日:八千代町停留場に再度改称。
  • 1995年(平成7年)
    • 2月1日:長崎駅前寄りに移設。7日には歩道橋を撤去。
    • 3月16日:停留場の改修工事が完了。
  • 1999年(平成11年)3月16日:宝町寄りに再度移設、改築。