長崎駅前(ながさきえきまえ) |
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所在地 |
長崎県長崎市大黒町7番1号先 |
駅番号 |
27 |
所属事業者 |
長崎電気軌道 |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
2面2線 |
乗降人員 |
7,160人/日(2015年) |
開業年月日 |
1915年(大正4年)11月16日 |
所属路線 |
本線
(■1号系統・□2号系統) |
キロ程 |
4.9km(住吉起点) |
所属路線 |
桜町支線(■3号系統) |
キロ程 |
0.0km(長崎駅前起点) |
接続 |
西九州新幹線・長崎本線(長崎駅) |
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長崎駅前停留場 |
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歩道橋と相対式ホーム |
駅名標 |
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長崎電気軌道300形電車 |
長崎電気軌道1500形電車 |
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駅の概要
長崎駅前停留場(ながさきえきまえていりゅうじょう)は、長崎県長崎市長崎駅前にある長崎電気軌道の路面電車停留場です。
駅番号は27。1号系統、2号系統、3号系統が停車します。
当駅は、 本線(■1号系統・□2号系統)及び桜町支線(■3号系統)が乗り入れています。
1915年には長崎電気軌道の開業に伴い、長崎駅前停留場が開設される。
駅構造
長崎駅前に広がる高架広場の先に停留場がある。停留場は併用軌道区間にあり、ホームは道路上に置かれ、2面のホームが長崎駅に並行して伸びる2本の線路を挟んで向かい合う相対式ホームとなっています。
駅側にあるのが赤迫方面行きのホーム、反対側にあるのが崇福寺・蛍茶屋方面行きのホームです。
ホーム長は40メートル余りで、2015年に赤迫停留場のホームが延長されるまでは長崎電鉄で一番長いホームでした。
利用者が多いため、崇福寺・蛍茶屋方面行きのホームは乗車位置が分かれていて、ホーム先端寄りの停止線に3号系統蛍茶屋行き、ホーム中央の停止線に1号系統崇福寺行きが停車します。
同ホームでは日本語と英語の自動放送が流れ、この自動放送では長崎西洋館や平和公園など、反対方向の赤迫方面の案内も放送されている。ホームの両端には横断歩道橋が接続し、出入りにはこれを使用します。
もともと停留場につながるのはこの歩道橋のみであり、高齢者や大きな荷物を抱える旅行者にとっては使いにくいとされていたが、電停赤迫方面側に新たにバリアフリー対応のエレベーターが建設され、2022年9月20日より使用が開始されています。
ホーム中央付近に上り線から下り線への片渡り線があり、市中心部でのイベント開催時など、当停留場始発の臨時便が運転される際に使われます。
本線と桜町支線の分岐部は停留場の南にあり、大波止方面に向かう本線が右へ、桜町支線が左へ分岐する2方分岐です。
戦前は桜町支線と本線大波止方面の間も結ばれ、3方分岐のデルタ線を形成していました。
これを利用して1934年から1937年(昭和9年から昭和12年)までは市中心部を環状運転する循環系統が設定されたこともあります。循環系統については2000年10月にも試験的に運行され、この時はデルタ線がない代わりに当停留場の片渡り線を使用したが、利用者がそれほど多くなかったため、定着には至っていません。
4号系統の大幅減便による利便性低下を緩和させる事を目的として、2022年9月1日からICカード利用者のみ本停留場での乗り換えが可能となっています。
のりば
上り |
■1号系統 |
(上り) |
住吉・赤迫方面 |
■3号系統 |
下り前 |
■3号系統 |
(下り) |
市民会館・蛍茶屋方面 |
下り後 |
■1号系統 |
(下り) |
大波止・新地中華街方面 |
歴史
- 1915年(大正4年)11月16日:長崎電気軌道が病院下 - 築町間で開通、長崎駅前停留場開業。
- 1919年(大正8年)12月25日:当停留場から桜町までの区間が開通。
- 1950年(昭和25年)6月:駅前広場の拡張により、長崎駅前停留場が東へ36メートル移設。
- 1967年(昭和42年)12月19日:長崎駅前に2つ目の横断歩道橋が完成。
- 1969年(昭和44年)
- 4月:長崎駅前停留場を再度移設。
- 6月:全国で初めて駅前高架広場が完成。
- 1999年(平成11年)3月30日:長崎駅前停留場を改築。
- 2001年(平成13年)9月1日:長崎駅前停留場に行先案内放送装置を設置。
- 2022年(令和4年)9月20日:長崎駅前停留場にエレベーターを設置。
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