長崎電気軌道 宝町停留場
宝町(たからまち)
銭座町宝町八千代町
所在地 長崎県長崎市宝町5番7号先
駅番号 25
所属事業者 長崎電気軌道
所属路線 本線
1号系統・□2号系統・3号系統)
キロ程 4.2km(住吉起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員 2,000人/日(2015年)
開業年月日 1915年(大正4年)11月16日
宝町停留場
宝町停留場
歩道橋と相対式ホーム 駅名標
歩道橋と相対式ホーム 駅名標
長崎電気軌道200形電車 長崎電気軌道1500形電車
長崎電気軌道200形電車 長崎電気軌道1500形電車

駅の概要

宝町停留場(たからまちていりゅうじょう)は、長崎県長崎市宝町にある長崎電気軌道の路面電車停留場です。
駅番号は25。1号系統、2号系統、3号系統が停車します。
当停留場の開業は1915年(大正4年)11月。長崎電気軌道の第1期線開通と同日のことであり、はじめは稲佐橋通停留場(いなさばしどおりていりゅうじょう)と称していました。
当停留場付近で路線は長崎本線と並走していて、停留場は長崎本線の踏切に並ぶ位置(北緯32度45分29秒 東経129度52分2.2秒)に設置されていました。
踏切は1965年(昭和40年)に立体交差化されています。
1957年(昭和32年)には戦後の都市計画で新設された国道206号上へ軌道が移設されています。
旧線上の停留場は廃され、新線上へ移設のうえ船蔵町停留場(ふなぐらまちていりゅうじょう)に改称しました。
宝町へ改称されるのは1966年(昭和41年)のことです。

駅構造

宝町停留場は併用軌道区間にあり、道路上にホームが置かれています。
ホームは2面あり、南北方向に伸びる2本の線路を挟んで向かい合わせに配される相対式ホームとなっています。
線路の東側にあるのが長崎駅前方面行き、西側にあるのが赤迫方面行きのホームです。
1999年には当停留場付近で架線柱がセンターポール化されたのにあわせて、上屋の取り換えやホームのかさ上げ・延長がなされました。
停留場には横断歩道橋が併設されています。長崎電気軌道は交通渋滞対策とバリアフリーへの対応のため各所で歩道橋を撤去してきたが、当停留場は存置されていて利便性ではやや劣るといえます。(´;ω;`)

歴史

  • 1915年(大正4年)11月16日:稲佐橋通停留場として開業。
  • 1957年(昭和32年)12月19日:ルート変更により旧線上の停留場が廃止、新線上へ移設し船蔵町停留場に改称。
  • 1966年(昭和41年)9月20日:宝町停留場に改称。
  • 1968年(昭和43年)1月20日:八千代町寄りに0.1キロメートル移設。
  • 1999年(平成11年)3月25日:停留場を改築。上屋の取り換えなどを実施。