長崎電気軌道 メディカルセンター停留場
メディカルセンター(めでぃかるせんたー)
新地中華街メディカルセンター大浦海岸通
所在地 長崎県長崎市新地町6番38号先
駅番号 47
所属事業者 長崎電気軌道
所属路線 大浦支線(5号系統)
キロ程 0.4km(新地中華街起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員 600人/日(2015年)
開業年月日 1916年(大正5年)12月27日
メディカルセンター停留場
メディカルセンター停留場
長崎電気軌道3000形電車 相対式ホーム
長崎電気軌道3000形電車 相対式ホーム
案内板 長崎電気軌道500形電車
案内板 長崎電気軌道500形電車

駅の概要

メディカルセンター停留場(めでぃかるせんたーていりゅうじょう)は、長崎県長崎市新地町にある長崎電気軌道大浦支線の路面電車停留場です。駅番号は47。5号系統が停車します。
長崎みなとメディカルセンターの最寄り停留場です。
当停留場は1916年(大正5年)に出師橋停留場(すいしばしていりゅうじょう)として開業しました。
「出師橋」はかつて当地に架かっていた橋の名前で、日露戦争の際に兵士が出征した地であることからその名が付けられたものです。停留場は太平洋戦争下の1944年(昭和19年)に急行運転が開始されるといったん廃止されています。
再開したのは戦後、1949年(昭和24年)のことでした。
出師橋が撤去されたのは1961年(昭和36年)。橋上を通っていた長崎電軌の軌道もこの時移設され、旧線上の出師橋停留場は廃止、新線に移設のうえ市民病院前停留場(しみんびょういんまえていりゅうじょう)に改称しました。
メディカルセンター停留場に改称したのは2018年(平成30年)のことです。

駅構造

メディカルセンター停留場は併用軌道区間にあり、道路上にホームが置かれています。
ホームは2面あり、2本の線路を挟んで向かい合わせに配置されています(相対式ホーム)。
線路の東側にあるのが石橋方面行き、西側にあるのが新地中華街方面行きのホームです。

歴史

  • 1916年(大正5年)12月27日:出師橋停留場として開業。
  • 1944年(昭和19年)1月:戦時中の急行運転により廃止。
  • 1949年(昭和24年)2月:復活。
  • 1961年(昭和36年)10月5日:ルート変更により旧線上の停留場を廃止、新線上に移設し市民病院前停留場に改称。
  • 1990年(平成2年)6月17日:築町寄りに0.1キロメートル移設。
  • 2018年(平成30年)8月1日:メディカルセンター停留場に改称。