熊本(くまもと) |
九州新幹線 |
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新玉名 |
→ |
熊本 |
→ |
新八代 |
鹿児島本線 |
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上熊本 |
→ |
→ |
西熊本 |
豊肥本線 |
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平成 |
→ |
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熊本市電幹線 |
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熊本駅前 |
→ |
祇園橋 |
熊本市電田崎線 |
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→ |
二本木口 |
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所在地 |
熊本市西区春日三丁目15-1 |
所属事業者 |
九州旅客鉄道(JR九州)
日本貨物鉄道(JR貨物)
熊本市交通局(熊本市電) |
駅構造 |
高架駅
地上駅(熊本市電) |
ホーム |
2面4線(新幹線)
2面6線(在来線)
2面2線(熊本市電) |
乗車人員 |
14,046人/日(2022年・JR九州) |
乗降人員 |
7,526人/日(2019年・熊本市電) |
開業年月日 |
1891年(明治24年)7月1日(JR九州)
1924年(大正13年)8月1日(熊本市電) |
駅種別 |
直営駅 みどりの窓口
楽チャリ |
所属路線 |
■九州新幹線 |
キロ程 |
118.4km(博多起点) |
所属路線 |
JB鹿児島本線(■三角線直通含む) |
キロ程 |
196.6km(門司港起点) |
所属路線 |
■豊肥本線 |
キロ程 |
148.0km(大分起点) |
所属路線 |
熊本市電幹線(■A系統) |
駅番号 |
3 |
キロ程 |
0.0km(熊本駅前起点) |
所属路線 |
熊本市電 田崎線(■A系統) |
キロ程 |
0.0 km(熊本駅前起点) |
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熊本駅(くまもとえき)は、熊本県熊本市西区にある、九州旅客鉄道(JR九州)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。JR九州の駅は春日三丁目に、JR貨物の駅は蓮台寺四丁目にある。 政令指定都市及び熊本県の県庁所在地である熊本市の代表駅で、熊本における鉄道の拠点・陸の玄関口である。九州新幹線の山陽新幹線新大阪駅まで直通するみずほ・さくらの各列車、九州内を走るつばめや、阿蘇方面への在来線の特急列車や観光列車など全旅客列車が停車するターミナル駅である。また、駅前の熊本市電の停留場からは路面電車が市内中心部の下通・上通(中央区)などの繁華街や東部郊外の住宅地とを結び、駅前バス乗り場からは九州各地を結ぶ高速バスや、熊本空港方面のリムジンバスも発着する。当駅は中心市街地に位置する熊本桜町バスターミナルとともに熊本県の一大交通拠点として機能している。
事務管コードは▲930121を使用している。
2011年(平成23年)3月12日、九州新幹線の全線開通に伴い車両基地が南に移転した。元々の駅舎である在来線側(東口)を「白川口」、新設された西口を「新幹線口」とした。2018年3月17日に在来線の高架化が完了し、翌年3月16日には現在の駅舎が完成した。表玄関の白川口は建築家の安藤忠雄による設計で、熊本城の石垣である「武者返し」をイメージしたデザインとなっている。線路高架化と前後して周辺で駅前広場などの再開発事業が多数進行しており、その目玉として高架化に伴い生まれた空間に新たに地上12階建ての新駅ビルが建設され、2021年4月23日に駅ビル型商業施設(ファッションビル)の「アミュプラザくまもと」を中核とした「JRくまもとシティ」が開業した。
乗り入れ路線
- JR九州の駅には、九州新幹線と在来線の鹿児島本線と豊肥本線の計3路線が乗り入れている。
- 在来線での当駅の所属線は鹿児島本線である。また、鹿児島本線の宇土駅を起点とする三角線の列車が全て当駅を始発・終着として運行されており、当駅 -
三角駅間には「あまくさみすみ線」の愛称が使用されている。豊肥本線は当駅が終点であるが、列車運行上は当駅を発車する列車が下り、当駅に到着する列車が上りとして扱われる。豊肥本線と鹿児島本線は一部直通運転を行っている。
- 九州新幹線は全列車が停車する。在来線の優等列車は、大分・別府と当駅を結ぶ九州横断特急や、臨時列車として週末や連休、夏休み期間中などに、あそぼーい!や、三角駅までA列車で行こう、鳥栖駅までSL人吉、宮地駅までかわせみ
やませみ、吉松駅までいさぶろう・しんぺいなどといった観光列車・特急列車が運転される。過去には肥薩おれんじ鉄道線に直通する快速列車もあったが、2019年3月のダイヤ改正で運転が取りやめになった。
- 熊本市交通局の熊本駅前停留場には幹線と田崎線の2路線が乗り入れている。両路線はA系統として一体運転されている。
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キハ185系気動車「A列車で行こう」 |
JR九州815系電車 |
駅構造
JR九州
- 在来線は島式ホームにそれぞれ切欠きホームが設けられた2面6線、新幹線は島式ホーム2面4線を有する高架駅である。
新幹線ホームは8両編成にまで対応し、可動式安全柵(ホームドア)が設置されている。なお、当駅は16両編成分までのホームの延伸が可能な構造で、当駅以北までは12両編成対応の路盤が準備されている。
- 2018年(平成30年)に高架化が完了したことで白川口と新幹線口とを結ぶ地下通路(改札内・自由通路)は閉鎖され、旧駅舎の解体とともに埋め戻された。旧駅舎の3階以上はJR九州熊本支社をはじめとするJR九州関連企業の業務スペースであったが、解体に伴い付近の高架下へ移転した[30]。また、新幹線改札内にファミリーマートもある。
- 出札及び改札業務は直営駅で、みどりの窓口がある。駅自動放送が導入されている。SUGOCAは2012年12月1日に導入された。在来線のみ利用可能で、新幹線(当駅⇔小倉駅・博多駅・新鳥栖駅・久留米駅・新八代駅間を含む)では利用できない。
- 新幹線は2022年6月よりエクスプレス予約(EX-IC/スマートEX)が導入され専用カード(EX-IC)又はSUGOCA等の交通系ICを登録して、1回の利用(1エリア・1改札・1予約・1決済)で東京駅〜鹿児島中央駅までの全ての新幹線駅に行くことができる。
- 2019年3月16日に、安藤忠雄の手によるデザインの新駅舎が完成した。
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キハ815系気動車「九州横断特急」 |
キハ31形気動車 |
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
備考 |
在来線ホーム |
1・2・3 |
■鹿児島本線 |
下り |
宇土・松橋・八代方面 |
一部4・5・6番のりば |
■豊肥本線 |
下り |
水前寺・光の森・肥後大津方面 |
一部4番のりば |
□特急「36ぷらす3」 |
- |
鹿児島中央行き |
3番のりば・肥薩おれんじ鉄道線経由 |
□特急「九州横断特急」 |
下り |
宮地・大分・別府方面 |
「あそぼーい!」もしくは「九州横断特急81号」 |
「あそ」「あそぼーい!」 |
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のみ3番のりば、その他は2番のりば |
「かわせみ やませみ」 |
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4・6 |
■鹿児島本線 |
上り |
玉名・大牟田・鳥栖方面 |
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□特急「A列車で行こう」 |
下り |
三角行き |
6番のりば |
□快速「SL人吉」 |
上り |
鳥栖行き |
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5 |
■あまくさみすみ線 |
下り |
住吉・網田・三角方面 |
一部2・6番のりば |
新幹線ホーム |
11・12 |
■九州新幹線 |
上り |
博多・広島・新大阪方面 |
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13・14 |
下り |
鹿児島中央行き |
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熊本市交通局
- 停留場番号は3。白川口の駅前広場にあり、2面2線の構造である。駅前の交通量が多いことから、以前から一旦道路から外れ車道と隣りあわせとなった構造であったが、2010年(平成22年)4月26日より当駅から田崎橋への路線がサイドリザベーションとなり、ホームは車道とは全く別になっている。
- 中心市街地方面へのホームは、広場と一体化している。また、JR駅舎から市電上下線の両ホームまでが雲をイメージした1つの白い大屋根で覆われており、その形状から市民により「ビッグしゃもじ」と呼ばれ親しまれていたが、熊本地震を受けて耐久性が問題視され、2019年から2021年にかけて建て替えられた。
- 熊本市は2006年、鹿児島本線・豊肥本線連続立体交差化事業及び東口駅前広場整備に合わせ、JRとの乗り換えの利便性を向上させる目的からJR熊本駅新駅舎に市電を引き込む計画を提起し、同年、熊本県など関係機関と合意。2013年9月に東口駅前広場機能配置案を公表した。
- 同案によると熊本市電田崎線の熊本駅前停留場から直接二本木口停留場方面に向かっている現在のルートから、双方に分岐点を設けて市電が東口駅前広場内を横切り、JR熊本駅新駅舎1階部分に進入、スイッチバック方式で再び東口駅前広場内を横切り本線上に戻るという計画であった。市電の軌道敷は歩行者が自由に往来できるトランジットモール形式を想定していた。ただ歩行者や自転車の往来について安全面の課題があるため、その可否に向けて検討を行い、2014年度中に結論を出すことになった。
- 2015年2月、大西一史熊本市長は熊本市議会本会議において「歩行者・自転車の安全確保や駅前広場の自由な往来が制限されるという課題に解決策が見い出せていない」「(事業計画・日程や今後検討を進める市電そのものの延伸への影響も踏まえ)駅舎乗り入れを諦め、駅前広場計画を見直す」と述べ、計画断念を表明した。今後は市電とバス・タクシーとの乗り換え利便性の向上について検討するという。
熊本駅前停留場のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
備考 |
東側 |
■A系統 |
上り |
田崎橋方面 |
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西側 |
下り |
辛島町・通町筋・水前寺公園・健軍町方面 |
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歴史
- 1891年(明治24年)
- 4月:熊本機関庫設置。
- 7月1日:九州鉄道が高瀬駅(現・玉名駅)から延伸した際の終着駅として、飽田郡春日村(後に春日町)に開業。
- 1894年(明治27年)8月11日:九州鉄道が川尻駅まで延伸され、途中駅となる。
- 1907年(明治40年)7月1日:九州鉄道の国有化により帝国鉄道庁(後に日本国有鉄道)の駅となる。
- 1914年(大正3年)
- 6月21日:宮地軽便線(現在の豊肥本線)が肥後大津駅まで開通。
- 7月:北側に駅舎を新築して移転(現在地)。
- 1921年(大正10年)6月1日:春日町が熊本市に編入合併され、熊本市内となる。
- 1924年(大正13年)8月1日:熊本市電 熊本駅前 - 浄行寺・水前寺間開業。
- 1931年(昭和6年)頃の陸軍熊本大演習の際に撮影された2代目駅舎
- 1945年(昭和20年)7月27日:熊本大空襲により上りホーム上家全焼。駅本屋は被災を免れた。
- 1958年(昭和33年)3月:駅舎改築。
- 1959年(昭和34年)12月24日:熊本市電田崎線開業。
- 1965年(昭和40年)
- 9月10日:鹿児島本線の荒木駅から当駅までが電化。
- 9月24日:みどりの窓口営業開始。
- 1970年(昭和45年)10月1日:旅行センター営業開始。
- 1984年(昭和59年)11月30日:構内の橋はかりを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、国鉄駅はJR九州・JR貨物が継承。
- 1991年(平成3年)4月6日:駅舎を改修。
- 1995年(平成7年)5月31日:九州新幹線の駅舎の工事を着手。
- 1999年(平成11年)10月1日:豊肥本線の当駅から肥後大津駅までが電化。
- 2002年(平成14年)11月2日:1階改札口に自動改札機を5台設置。熊本県内初。
- 2006年(平成18年)9月24日:新幹線高架工事と在来線高架工事に伴うホーム配置大幅改変。
- 2009年(平成21年)3月13日:当駅と東京駅を結ぶ「寝台特急はやぶさ」が廃止。
- 2010年(平成22年)4月26日:市電のサイドリザベーション化のため熊本駅前停留場を移設・リニューアル。
- 2011年(平成23年)
- 3月12日:九州新幹線の博多駅 - 新八代駅間が開業し、停車駅となる。
- 8月:構内のおてもやん通りがブルネル賞奨励賞を受賞。
- 2012年(平成24年)12月1日:ICカード「SUGOCA」の利用が可能となる。
- 2015年(平成27年)
- 3月:熊本駅新駅ビルの基本構想をJRが表明。
- 3月14日:鹿児島本線北側約4 kmの上下線と熊本駅部約2 kmの上り線が高架化。
- 2017年(平成29年)
- 3月4日:特急(D&S列車)「かわせみ やませみ」が運転開始。
- 11月8日:新駅ビルの施設概要が発表され、地上12階、地下1階建て(JR九州ホテルズの宿泊主体型であるブラッサムブランドをベースにしたホテル、シネマコンプレックス、結婚式場、商業施設)の駅ビルとなることが判明した。
- 2018年(平成30年)
- 3月17日:鹿児島本線の下り線、熊本駅部約2kmと豊肥本線約1kmが高架化。高架下商業施設「肥後よかモン市場」がオープン。
- 5月14日:平日の朝通勤時間帯のホーム混雑緩和のため、のりばを変更。
- 12月21日:熊本駅北ビル(仮称)の計画をJR九州が表明。
- 年度内:熊本駅白川口駅前広場の拡張整備に着手。
- 2019年(平成31年)3月16日:安藤忠雄のデザインによる白川口の新駅舎が完成。
- 2020年(令和2年)12月24日:JR熊本白川ビルが完成。
- 2021年(令和3年)
- 3月5日:JR熊本白川ビルが開業。
- 3月20日:熊本駅白川口駅前広場の拡張整備が完成し、供用開始。
- 4月23日:JR熊本駅ビル「JRくまもとシティ」(「アミュプラザくまもと」及び上層階のホテル「THE BLOSSOM KUMAMOTO」)が開業。
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