JR東日本・南浦和駅
南浦和(みなみうらわ)
京浜東北線   浦和 南浦和
所在地 さいたま市南区南浦和二丁目37-2
所属事業者  東日本旅客鉄道(JR東日本)
駅構造 地上駅(京浜東北線)
高架駅(武蔵野線)
ホーム 2面4線(京浜東北線)
2面2線(武蔵野線)
乗車人員 47,163人/日(2023年)
開業年月日 1936年(昭和11年)9月1日
 乗入路線 2 路線
所属路線 京浜東北線
駅番号 JK42
キロ程 26.0 km(東京起点)
所属路線 武蔵野線 
駅番号 JM25
キロ程 60.5km(鶴見起点) 
駅種別 直営駅(管理駅)
話せる指定席券売機
南浦和駅
南浦和駅
南浦和駅(みなみうらわえき)は、埼玉県さいたま市南区南浦和二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。

乗り入れ路線

乗り入れている路線は、線路名称上は東北本線と武蔵野線であり、東北本線を所属線としている。
ただし、東北本線の列車は電車線を走る京浜東北線電車のみが停車し、旅客案内では「東北(本)線」は使用されていない。
したがって、当駅は京浜東北線と武蔵野線との乗換駅として案内されている。
駅番号は京浜東北線がJK 42、武蔵野線がJM 25。
当駅南側にさいたま車両センターが位置している関係もあり、当駅を始発終点とする京浜東北線の電車が多数設定されている。

ホーム コンコース
ホーム コンコース
駅名標 ホーム
駅名標 ホーム

駅構造

南北方向に伸びる京浜東北線を含む東北本線の各線路の上を東西方向に伸びる武蔵野線が乗り越す構造となっており、地上にある京浜東北線ホーム蕨駅方の高架上に武蔵野線のホームがある。
京浜東北線は、島式ホーム2面4線の地上駅であり、2・3番線はさいたま車両センター(旧:浦和電車区)へ通じる折り返し線となっている。
当駅で車庫に引き上げる回送列車は日中を除いて基本的に3番線に入り、大宮方面の利用客に同じホームで4番線へ乗り換えられるようになっている。朝と夕方のラッシュ時は3番線に入り、客を降ろしてから一度浦和方にある引き上げ線で折り返し、始発として2番線に進入する列車がある。
武蔵野線ホームは相対式ホーム2面2線の高架駅である。
長らく各ホームとの連絡は、改札内コンコースのみ可能であったが、2016年に京浜東北線の3・4番線ホーム(大宮方面)と武蔵野線の6番線ホーム(西船橋方面)を結ぶ階段が設置された。また、改札側に武蔵野線の5番線ホーム(府中本町方面)と連絡する階段も新設された。
トイレは、改札内コンコースに1か所、また多機能トイレ(2016年1月31日使用開始)が改札内コンコースに1か所設置されている。
駅長・助役配置の直営駅で、東浦和駅を管理する。

のりば

番線 路線 方向 行先  備考
地上ホーム    
1・2 京浜東北線   南行 上野・東京・横浜・大船方面 2番線は当駅始発 
3・4 北行 与野・大宮方面 3番線は一部列車 
高架ホーム    
5 武蔵野線  上り 西国分寺・府中本町方面   
6 下り 新松戸・西船橋方面   
  • 武蔵野線には京葉線直通の東京行が運転されているが、東京駅へは京浜東北線のほうが距離・所要時間ともに短い。
  • 武蔵野線の駅カラーで当駅はオレンジ色となっている。

歴史

  • 1961年(昭和36年)7月1日:日本国有鉄道(国鉄)の駅として開業。当初より橋上駅として建設された。
    • 蕨駅と浦和駅との駅の間に京浜東北線の車両基地である浦和電車区(現・さいたま車両センター)が建設されたのと同時に、駅間距離が長いことから車両の入出庫のために設けられた。
  • 1973年(昭和48年)4月1日:武蔵野線の開業により、同線のホームを設置。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 1992年(平成4年)6月30日:自動改札機を設置し、使用を開始する。
  • 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
  • 2010年(平成22年)12月4日:ダイヤ改正により武蔵野線で大宮駅と南船橋方面を結ぶしもうさ号が運転を開始。
  • 2013年(平成25年)7月22日:午前9時15分頃、京浜東北線ホームと列車との隙間に女性客が転落。ホームや車内の乗客約40人が駅員と協力し、列車の車体を押して傾け、女性客を救出。その場に読売新聞の記者が居合わせ、この記事を写真付きで同日の夕刊に掲載[新聞 2]。同年7月26日、読売はこの報道に「世界中から賞賛の声が寄せられている」と報じる。
  • 2014年(平成26年)
    • 3月10日:改札階と1・2番線ホームを連絡するエレベーターが使用を開始。
    • 7月31日:改札階と3・4番線ホームを連絡するエレベーターが使用を開始。
  • 2016年(平成28年)
    • 1月31日:改札階と5・6番線ホームを連絡するエレベーターが使用を開始。同時に3・4番線ホームと6番線ホームを直結する連絡階段が使用を開始。
    • 3月29日:改札階と西口を連絡するエレベーターが使用を開始。
  • 2017年(平成29年)3月29日:改札階と東口を連絡するエレベーターが使用を開始し、バリアフリー化が完了。
  • 2019年(平成31年)2月23日:1番線(京浜東北線南行)ホームにおいて、ホームドアの使用を開始。
  • 2020年(令和2年)2月8日:4番線(京浜東北線北行)ホームにおいて、ホームドアの使用を開始。
  • 2022年(令和4年)
    • 10月21日:この日をもってみどりの窓口の営業を終了。
    • 10月22日:話せる指定席券売機を導入。