五日町駅は、新潟県南魚沼市にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)上越線の駅です。
当駅は、近隣にスキー場などを有する五日町地区に位置します。
越後湯沢駅が統括管理する無人駅ですが、 2014年6月30日までは有人駅でした。
当駅は本来は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を有する地上駅でしたが、1番線と3番線の間にあった2番線の中線が廃止されていて、現在は2面2線となっています。ホーム間は跨線橋で連絡しています。
駅構内にはボタン式簡易自動券売機・自動販売機・屋内待合室などが設置されています。
有人駅時代は、浦佐駅が統括管理する業務委託駅で、POS端末が設置されていました。窓口と有人改札口・タッチパネル式自動券売機が設置されていたのですが・・・。
貨物取扱
JR貨物の駅は2018年現在、臨時車扱貨物の取扱駅となっており定期貨物列車の発着はなくなっています。
駅構内の東側(裏側)にセメントターミナル五日町営業所が、駅北側には住友大阪セメント五日町サービスステーションが設置され、それぞれの専用線を利用して青海駅からセメント輸送が行われていましたが、前者は2006年(平成18年)に、後者は2001年(平成13年)3月に廃止されています。
1997年(平成9年)3月までは、セメントターミナル五日町営業所の斜め向かいにあった日本石油五日町油槽所への石油が沼垂駅から輸送されていました。現在は2区画に分割され地元企業等の工場になっています。
利用状況
JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2013年度(平成25年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりでした。
1日平均乗車人員推移
年度 |
乗車人員 |
年度 |
乗車人員 |
2000年(平成12年) |
351 |
2007年(平成19年) |
265 |
2001年(平成13年) |
364 |
2008年(平成20年) |
265 |
2002年(平成14年) |
351 |
2009年(平成21年) |
257 |
2003年(平成15年) |
311 |
2010年(平成22年) |
240 |
2004年(平成16年) |
276 |
2011年(平成23年) |
244 |
2005年(平成17年) |
269 |
2012年(平成24年) |
227 |
2006年(平成18年) |
267 |
2013年(平成25年) |
237 |
バス路線
越後交通グループの南越後観光バスが運行する路線バス、および南魚沼市のコミュニティバス「市民バス」が当駅周辺を経由しています。
- MU 六日町=野田=五日町=大崎=浦佐線
- 当駅前の「五日町駅前」(MU18)が最寄りバス停となる。
- MK 六日町=浦佐=小出線
- 駅から500mほど西の国道17号沿いに位置する「五日町」(MK18)が最寄りバス停となる。
- <市民バス> ■ 大巻・泉コース
- 当駅前の「五日町駅角」が最寄りバス停となる。
駅の歴史
1923年(大正12年)11月18日:国鉄上越北線(現:上越線)浦佐駅 - 塩沢駅間の開通と同時に開業しました。
1959年(昭和34年)9月26日:伊勢湾台風による暴風の影響を受け、駅舎が全壊しました。
同年12月に駅舎をすべて建て替えています。これが現駅舎となっています
1970年(昭和45年)12月15日:専用線発着を除く貨物の取扱を廃止しています。
1974年(昭和49年)5月20日:セメントターミナル五日町営業所が開所しました。
1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取扱を廃止しました。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東日本とJR貨物の駅となっています。
2006年(平成18年)3月18日:貨物列車の設定が廃止となっています。
2014年(平成26年)7月1日:これまで有人駅でしたが、この日をもって無人化されています。管理駅を浦佐駅から越後湯沢駅に移管しています。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■上越線 |
下り |
長岡方面 |
3 |
上り |
越後湯沢・水上方面 |
|