高月駅(たかつきえき)は、滋賀県長浜市高月町落川 にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)北陸本線の駅である。駅番号はJR-A06。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を持つ。ホームの間には、貨物列車が使用する中線が1本ある。
米原駅管理の簡易委託駅であり、委託係員が集改札を行う(ただし、早朝と夜間は無人となるため、この時間に下車する場合にはきっぷや運賃は釣銭のいらないように備え付けの回収箱に投入する)。自動精算機・自動改札機はないが、ICカードリーダーと自動券売機が設置されている。
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
A 北陸本線 |
下り |
近江塩津・敦賀方面 |
2 |
上り |
米原・京都方面 |
貨物取扱・専用線
- JR貨物の駅は、専用線発着の車扱貨物の取扱駅となっていたが、現在は貨物発着が設定されていない(休止駅)。
- 駅の側線から、本線東側に沿って南進、日本電気硝子滋賀高月事業所へ至る専用線があった。
- この専用線は、塩浜駅から当駅まで輸送された石油を工場へ輸送するために使用されていた が、2008年12月をもって休止された。
- 中線は使用されていないが、レール・信号・架線はすべてそのまま残っている。
- なお、専用線のレールはほぼ完全に撤去された。
- 過去には稲沢と金沢貨物ターミナルを結ぶ専用貨物列車が1日1往復停車していた。
歴史
- 1882年(明治15年)3月10日:官設鉄道長浜駅 - 木ノ本駅 - 柳ヶ瀬駅間開業により設置。一般駅。
- 1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定。東海道線の所属となる。
- 1902年(明治35年)11月1日:線路名称改定により、北陸線所属に変更。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定。改めて北陸本線所属駅となる。
- 1957年(昭和32年)10月1日:当駅を含む田村駅 - 敦賀駅間が交流電化。
- 1958年(昭和33年)
- 9月25日:高月駅 - 木ノ本駅間が複線化。
- 9月30日:虎姫駅 - 高月駅間が複線化。当駅を挟む区間の複線化が完了。
- 1971年(昭和46年)3月25日:一般運輸営業を終了(専用線発着車扱貨物は継続)。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取り扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる。
- 2003年(平成15年)10月26日:北陸本線・湖西線の直流電化工事が開始される。
- 2005年(平成17年)10月16日:新駅舎の使用を開始。ホームのかさ上げ工事が完成。
- 2006年(平成18年)10月21日:北陸本線の長浜駅 - 敦賀駅間の直流電化により、新快速の乗り入れを開始する。ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。ICカード専用簡易改札機で対応。
- 2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始する。
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