王子保駅(おうしおえき)は、福井県越前市四郎丸町にある、ハピラインふくいハピラインふくい線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。
駅名は、開業時の村名である南条郡王子保村に由来する。
北陸新幹線敦賀延伸まではJR西日本金沢支社の福井地域鉄道部管理の無人駅で、改札口にはICカード専用の簡易改札機が設置されている。自動券売機はハピラインふくいへの経営移管時より設置された。
駅舎は木造モルタル造りで上りホーム側にあり、ホーム間は跨線橋で連絡している。
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■ハピラインふくい線 |
上り |
敦賀・米原方面 |
2 |
下り |
福井・金沢方面 |
- 長らくのりば番号が設定されていなかったが、ICOCA導入までには設定された。駅舎側(上り)が1番のりばである。
歴史
- 1927年(昭和2年)12月20日:国有鉄道北陸本線の鯖波駅(現在の南条駅) - 武生駅間に一般駅として開業する。
- 1971年(昭和46年)3月25日:貨物・荷物の取扱を廃止する(旅客駅となる)。駅員無配置駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2014年(平成26年)4月1日:簡易委託解除、完全無人化。
- 2018年(平成30年)9月15日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
- 2024年(令和6年)3月16日:北陸新幹線の金沢駅 - 敦賀駅間開業に伴い、ハピラインふくいの駅となる。
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