西金沢(にしかなざわ) |
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所在地 |
石川県金沢市西金沢一丁目1 |
所属事業者 |
IRいしかわ鉄道 |
所属路線 |
IRいしかわ鉄道線 |
キロ程 |
42.7km(大聖寺起点) |
駅構造 |
地上駅(橋上駅) |
ホーム |
1面2線 |
乗車人員 |
3,032人/日(2019年) |
開業年月日 |
1912年(大正元年)8月1日 |
駅種別 |
無人駅 |
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西金沢駅口 |
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西金沢駅は、IRいしかわ鉄道に所属する駅です。
北陸鉄道石川線の新西金沢駅(しんにしかなざわえき)が当駅東側に隣接しています。
駅構造
金沢駅が管理する無人駅です。島式ホーム1面2線を持つ地上駅で橋上駅舎を有しています。
駅舎内に自動券売機が設置されています。かつて駅舎が地上にあった頃は複数の側線を有していましたが、2011年の橋上駅化にあわせて留置線を2線残し、ほかは廃止されています。
廃止された側線の一部は保線訓練施設として再利用されているが架線には給電されていません。これら側線だった用地が残っており跨線橋を兼ねる東西自由連絡通路がその用地をも跨いでいるため、小規模な駅構造(島式ホーム1面2線)の割には跨線橋の空中部分が長いのです。
また、1990年代末までは駅構内にキヨスクや駅そばがあったが、2021年時点で駅に付帯する商業施設はありません。
北陸鉄道石川線とは、線路は常時接続されていないものの、かつては北陸鉄道の車両をJR線を経由して輸送するときに一時的に接続するための用地が確保されていました。
この用地は後に北陸新幹線の高架橋脚敷地および駐車場に転用されています。
のりば
ホーム |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■IRいしかわ鉄道線 |
上り |
福井・敦賀方面 |
2 |
下り |
金沢・富山方面 |
歴史
- 1912年(大正元年)8月1日:国鉄北陸本線の松任駅と金沢駅間の石川郡押野村に、野々市駅(初代。現在の野々市駅とは無関係)として開業する(一般駅)。
- 1925年(大正14年)10月1日:西金沢駅に改称する。
- 1956年(昭和31年)1月1日:押野村が金沢市に編入され、金沢市所在の駅となる。
- 1961年(昭和36年)4月:駅舎を改築する。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物の取り扱いを廃止する(旅客駅となる)。
- 廃止以前は、駅周辺にある加賀製紙工場や日本たばこ産業金沢工場(2009年3月末閉鎖)、羽二重豆腐工場などへ専用線が続き、貨物輸送を行っていた。また、側線を有していたほか貨車への積み降ろしを行う小規模な貨物ホームが設置されており、ホーム上ではフォークリフトが運用されていた。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の取り扱いを廃止する。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(IRいしかわ鉄道)の駅となる。
- 1992年(平成4年)7月1日:みどりの窓口開設。
- 2011年(平成23年)10月2日:建造中であった橋上駅の駅舎および東西を連絡する自由通路が完工し、使用を開始する。これにより実質西口が追加され、これまで一つだった駅出入り口(現東口に相当)が北陸本線を挟む東西2箇所に増加した。また金沢市も、管轄する西口駐輪場を同日から共用開始した。
- 2017年(平成29年)4月15日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる。
- 2022年(令和4年)
- 10月31日:みどりの窓口の営業を終了。
- 11月1日:終日無人化。
- 2024年(令和6年)3月16日:北陸新幹線 金沢駅 - 敦賀駅延伸開業に伴い、IRいしかわ鉄道の駅になる。
新西金沢(しんにしかなざわ) |
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所在地 |
石川県金沢市米泉町七丁目23番地 |
駅番号 |
○I03 |
所属事業者 |
北陸鉄道 |
所属路線 |
■石川線 |
キロ程 |
2.1km(野町起点)) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
1面2線 |
乗降人員 |
1,107人/日(2019年) |
開業年月日 |
1915年(大正4年)6月22日 |
駅種別 |
有人駅(平日・土曜日の日中の一部時間帯) |
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新西金沢駅 |
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北陸鉄道 新西金沢駅
新西金沢駅(しんにしかなざわえき)は、石川県金沢市米泉町七丁目にある、北陸鉄道石川線の駅である。駅番号はI03。前述の西金沢駅に隣接している。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅である。駅本屋からホームへは構内踏切を経て連絡する。
単線区間の交換可能駅であるが、現行ダイヤ(2023年4月1日改正)においてこの駅で上下列車が行違う本数は上下各7本に限られており、日中の時間帯は、鶴来駅と額住宅前駅で行違うダイヤとなっている。また、平日・土曜日の日中の一部時間帯に駅係員が配置されている。
かつては車両整備工場や車庫を併設した石川線の核となる駅であった。工場・車庫が鶴来駅に移転した後も、待機車両用の留置線を2本有している。2駅離れた終点の野町駅が、旅客車両の駐留のみであったことに対して、当駅の留置線は貨物用電気機関車や除雪用機械、現役を退いた予備車両などが留置されていた。
のりば
ホーム |
路線 |
方向 |
行先 |
備考 |
北側 |
■石川線 |
上り |
野町方面 |
駅舎およびJR西金沢駅舎側 |
西側 |
下り |
鶴来方面 |
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歴史
- 1915年(大正4年)6月22日:石川鉄道の新野々市駅 - 鶴来駅間の開業に伴い、駅開設。
- 1923年(大正12年)5月1日:金沢電気軌道が石川鉄道を買収し、同社の駅となる。
- 1925年(大正14年)10月1日:駅名を新西金沢駅に改称する。
- 1943年(昭和18年)10月13日:北陸鉄道設立に伴い、同社の石川線の駅となる。
- 1976年(昭和51年)4月1日:貨物営業を廃止。
- 1989年(平成元年)10月1日:駅業務を委託化。
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