森本(もりもと) |
東金沢→森本→津幡 |
所在地 |
石川県金沢市弥勒町ロ61 |
所属事業者 |
IRいしかわ鉄道 |
所属路線 |
■IRいしかわ鉄道線
(■JR七尾線直通含む) |
キロ程 |
51.8km(大聖寺起点) |
駅構造 |
地上駅(橋上駅) |
ホーム |
2面3線 |
乗車人員 |
1,663人/日(2019年) |
開業年月日 |
1911年(明治44年)11月1日 |
駅種別 |
無人駅 |
|
|
IRいしかわ鉄道森本駅 |
|
|
森本駅(もりもとえき)は、石川県金沢市弥勒町(みろくまち)にある、IRいしかわ鉄道IRいしかわ鉄道線の駅です。
2015年3月14日の北陸新幹線開業による経営移管までは、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線の駅でした。
IRいしかわ鉄道線の列車のほか、西日本旅客鉄道(JR西日本)津幡駅から同線に乗り入れる七尾線の列車も停車します。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅で、橋上駅舎を持ちます。
島式ホーム(2・3番のりば)にはバリアフリー対策としてエレベーターが設置されています。
単式ホームにはエレベーターは設置されていないが、階段を上らずとも駅舎外に出られる車椅子専用の出口が設置されている(利用時は備え付けのインターホーンで駅係員への連絡が必要。ただし駅係員が常駐する時間帯に限られる)。
JR西日本金沢メンテックが業務を受託する業務委託駅で、IR移管後もみどりの窓口は引き続き設置されていましたが、北陸新幹線敦賀延伸に伴い、無人化されみどりの窓口も廃止されています。
JR北陸本線時代は金沢駅の被管理駅でした。
1階にはJRバスの待合室が設置されています。待合室の横にはテナントが入れるようになっていたが、設置当初から入居する業者などはなく、現在はJRバスの乗務員休憩室となっています。
東側(山側)には北陸新幹線の高架が並行しています。
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■IRいしかわ鉄道・七尾線(上り) |
上り |
金沢・福井方面 |
2・3 |
下り |
高岡・富山方面 |
■JR七尾線直通 |
- |
羽咋・七尾方面 |
- 列車運転指令上では、1番のりばが「上り本線」、2番のりばが「中線」、3番のりばが「下り本線」とされており、通常の発着には1番のりばと3番のりばが使われる。
- 列車接近掲示器から流れるメロディーは、すべてののりばが「アニーローリー」(新音源タイプ)である。
北陸新幹線建設による移転工事
- 北陸本線金沢駅 - 森本駅間は北陸新幹線建設に支障することとなり、それに伴う線路移設や駅舎改築などが行われている。
- 北陸新幹線開業以前は、当駅以西は貨物線と旅客線の複々線(南側より、上り貨物線、上り旅客線、下り旅客線、下り貨物線)となっており、当駅の直江津寄りで合流して複線となっていた。旅客ホームは駅舎に面して単式ホーム1面1線(1番のりば、上り本線/上り貨物線)と上下旅客線の間に島式ホーム1面2線(2・3番のりば)が設置されており、3番のりばの北側には下り貨物線、下り1番線、下り2番線が設置されていた。
- 2001年には森本駅自由通路新設のために留置線の撤去や貨物線のルート変更、ホームの改築が行われた。2002年10月20日から21日にかけて金沢駅
- 当駅間の線路切り替えが行われ、旅客線は貨物線に統合、複々線から複線に変更された。2003年には工事の進捗に伴い2番のりばは上下待避線として整備された。これは、東金沢駅移転による待避機能の移転によるものである。
歴史
- 1911年(明治44年)11月1日:国鉄北陸本線の金沢駅 - 津幡駅間に新設開業(一般駅)。
- 1977年(昭和52年)5月1日:貨物の取扱を廃止(旅客駅となる)。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1992年(平成4年)11月:みどりの窓口営業開始。
- 2002年(平成14年)
- 10月21日:北陸新幹線支障移転に伴い、当駅 - 金沢駅間の線路切り替え。上下旅客線と上下貨物線で複々線となっていたが、旅客線を貨物線へ統合する形で複線となる。
- 12月8日:橋上駅舎に改築。
- 2015年(平成27年)3月14日:北陸新幹線金沢延伸開業に伴い、IRいしかわ鉄道の駅となる。
- 2017年(平成29年)4月15日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる。
- 2021年(令和3年)3月21日:東口駅前広場が完成。
- 2024年(令和6年)
- 3月15日:みどりの窓口の営業を終了。
- 3月16日:終日無人化。
|
|