加賀温泉(かがおんせん) |
|
所在地 |
石川県加賀市作見町 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本)
IRいしかわ鉄道 |
駅構造 |
高架駅(新幹線)
地上駅(在来線) |
ホーム |
2面4線(新幹線)
2面4線(在来線) |
乗車人員 |
1,298人/日(降車客含まず・2021年) |
開業年月日 |
1944年(昭和19年)10月11日 |
所属路線 |
■北陸新幹線 |
キロ程 |
387.1km(高崎起点) |
所属路線 |
■IRいしかわ鉄道線 |
キロ程 |
4.1km(大聖寺起点) |
駅種別 |
直営駅 みどりの窓口 |
|
|
加賀温泉駅 |
|
|
|
|
加賀温泉旧駅舎 |
改札口 |
|
|
駅前にはアルプラザ |
ホームは2面4線です |
|
加賀温泉駅(かがおんせんえき)は、石川県加賀市作見町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸新幹線 ・IRいしかわ鉄道の駅です。
当駅は加賀市の中心駅・代表駅で、2024年3月16日以降は北陸新幹線が当駅を経由するようになっています。同日に当駅を含む北陸本線金沢駅-敦賀駅間は経営分離によりIRいしかわ鉄道に移管されています。
北陸本線時代は加賀市内で最も多くの優等列車が停車する駅でした。加賀温泉郷の玄関口となっており、各温泉地への路線バスが連絡しています。事務管コードは▲541439を使用しています。
太平洋戦争中の1944年(昭和19年)に作見駅(さくみえき)として開業しました。
1961年(昭和36年)、特急「白鳥」の運行開始により、隣接する動橋駅と大聖寺駅が片山津温泉・山代温泉・山中温泉の各地元を巻き込み特急停車をめぐって激しい争奪戦を繰り広げています。これを沈静化する目的で両者の中間にあるこの駅に特急列車を集約して停車することとなり、駅名を改称して周辺の温泉地の玄関口となっています(急行列車についても基本的にはこの駅に集約されたが、一部の列車は大聖寺駅にも引き続き停車した)。
当初、新駅は1969年(昭和44年)10月のダイヤ改正時に開業を予定していましたが、反対運動により当初の予定より1年遅れでの開業となっています。また、駅は旧作見駅より80mほど動橋駅寄りの中間に建設されています。
駅構造
JR西日本
北陸新幹線は在来線駅南側に相対式ホーム2面2線と中央に通過線2線を有する高架駅となっています。新幹線駅は紅殻格子を模したデザインとなっています。
また、新幹線建設時に加賀市は通称を付ける要望をJR西日本金沢支社に提出した。これを受けて、JR西日本は北口を「日本海口」、南口を「温泉中央口」の愛称を併記することを決定しました。
のりば
新幹線のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
1.2 |
■北陸新幹線[ |
上り |
金沢・東京方面 |
3.4 |
下り |
福井・敦賀方面 |
IRいしかわ鉄道
島式ホーム2面4線を持ち、待避設備を有する地上駅です。駅舎から各ホームへは連絡通路で接続しています。
なお、ホームは2階にあります。北口改札は無人で、交通系ICカード専用の簡易改札機とICカード専用チャージ機、運賃箱はあるが、自動券売機は設置されていません。
のりば
在来線のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
1.2 |
■IRいしかわ鉄道線 |
上り |
福井・敦賀方面 |
3.4 |
下り |
金沢方面 |
駅舎
駅構内にはみどりの窓口・みどりの券売機(えきねっとで予約したきっぷの受け取りが可能)、加賀市観光交流機構が運営する観光案内所「加賀市観光情報センター
KAGA旅・まちネット」などがあります。
地下自由通路
北口と南口を結ぶ歩行者用の地下自由通路が在来線ホームの下を通っていて、北陸新幹線の工事のため閉鎖しようとしたが、利用者の反発を受けて、代替として2022年(令和4年)8月1日に在来線北口改札(無人)をIRいしかわ鉄道への移管時よりも前倒しで供用を開始し、加賀市発行の通行証があれば在来線改札内を通り抜けできるようになっています。
歴史
- 1943年(昭和18年)10月1日:国有鉄道北陸本線の大聖寺駅 - 動橋駅間に、作見信号場(さくみしんごうじょう)として開設。
- 1944年(昭和19年)10月11日:駅に昇格、作見駅(一般駅)が開業。
- 1963年(昭和38年)1月1日:貨物の取扱を廃止(旅客駅となる)。
- 1970年(昭和45年)
- 4月:特急停車駅に改良するための工事に着手。
- 10月1日:特急停車駅となり、加賀温泉駅に改称。同時に2代目の駅舎(平屋建て588平方メートル、事業費2億8,000万円)に改築。みどりの窓口営業開始。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2017年(平成29年)
- 4月15日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる。
- 5月23日:仮駅舎の使用開始。
- 2020年(令和2年)10月19日:北陸新幹線の駅舎工事着工。
- 2022年(令和4年)8月1日:在来線北口改札の供用開始。
- 2024年(令和6年)3月16日:北陸新幹線の金沢駅 - 敦賀駅間延伸開業に伴い、新幹線加賀温泉駅が開業。また北陸本線のIRいしかわ鉄道への移管に伴い、在来線加賀温泉駅を同社へ移管。
|