石動(いするぎ) |
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所在地 |
富山県小矢部市石動町 |
所属事業者 |
あいの風とやま鉄道 |
所属路線 |
■あいの風とやま鉄道線 |
キロ程 |
6.8km(倶利伽羅駅起点) |
駅構造 |
地上駅(橋上駅) |
ホーム |
2面3線 |
乗車人員 |
1,830人/日(2004年) |
開業年月日 |
1898年11月1日 |
駅種別 |
有人駅 みどりの窓口 みどりの券売機 |
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石動駅新駅舎 |
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券売機 交流スペース 待合室があります |
石動駅改札 |
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石動駅ホーム |
石動駅南口 |
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石動駅は、あいの風とやま鉄道に所属する駅です。
2015年、北陸新幹線の金沢延伸時に当駅を含む北陸本線倶利伽羅駅 - 市振駅がJR西日本から経営分離され、あいの風とやま鉄道が運行することとなりました。当駅も、あいの風とやま鉄道が管理しています。
あいの風とやま鉄道が管理する駅としては最も西にあります。
駅の構造は2面3線で、単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線構造となっています。単式ホームの1番のりば側に駅舎があり、島式ホームの2・3番のりばとは跨線橋で連絡しています。
駅には、みどりの窓口、みどりの券売機も設置されています。
北陸新幹線開業により、北陸本線が第3セクター化された影響で優等列車の運行が廃止されて、この駅には普通列車のみが停車するようになりました。ただし、「あいの風ライナー」の停車駅となっています。
2018年11月27日より橋上駅となる新駅舎が供用され、旧駅舎の東側に新駅舎が設置されて、旧駅舎跡は図書館が新設されることになりますが、2020年完成の予定です。
新駅舎供用により、南北が跨線橋で連絡されることになり、エレベーターも設置されてバリアフリーとなっています。
駅構内では、西日本系列のコンビニ「ステーションピット CHAO」が営業していましたが、既に閉店となっています。
うどん・そば店「麺類食堂」は2018年11月まで営業していましたが、新駅舎の供用で閉店となり、南口に移転する予定です。
のりば
ホーム |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■あいの風とやま鉄道 |
下り |
高岡・富山方面 |
2 |
上り |
金沢方面 |
3 |
- 駅の近くには、小矢部市役所、富山県立石動高等学校、小矢部市立石動小学校、小矢部市立石動中学校、富山県砺波厚生センター小矢部支所、小矢部郵便局があります。
到着メロディ
- 2017年(平成29年)3月以前では1番のりばが「アビニョンの橋の上で」、2・3番のりばが「デイドリーム・ビリーバー」が流れていた。
- この年では新旅客案内システム導入に伴い、2016年(平成28年)に制作された小矢部市イメージソング「小矢部で見つけましょう」(高原兄作曲、中田千紘歌唱)のサビ部分のアレンジが到着メロディとして使用開始された。
貨物取扱
- 当駅における貨物取扱は、1984年(昭和59年)2月1日に廃止された。
- 1923年(大正12年)1月23日付『鉄道公報』号外によると、当駅接続の専用線は次の通りであった。
- 1953年(昭和28年)10月10日付『鉄道公報』第1254号通報専用線一覧別表掲載中、当駅接続の専用線は次の通りであった。
- 富山化学工業線(第三者使用:日本通運及び北陸化学食品、動力:国鉄機関車及び手押、作業粁程:0.8粁(機関車)、0.9粁(貨車))
- 屋敷外吉線(動力:国鉄機関車、作業粁程:0.8粁、備考:国鉄砂利線発送に限る)
- 1967年(昭和42年)7月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった。
- サクラ木工所線(動力:国鉄機関車及び国鉄動車、作業粁程:0.6粁、備考:国鉄砂利線に接続する。ただし使用休止中。)
- 屋敷正英線(動力:国鉄機関車及び国鉄動車、作業粁程:0.5粁、備考:国鉄砂利線)
- 1970年(昭和45年)10月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった。
- 朝日ケイカル工業線(動力:国鉄機関車、作業粁程:0.2粁、総延長粁程:0.2粁)
- 1983年(昭和58年)4月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった。
- 朝日化工線(通運事業者等:日本通運、動力:国鉄動車、作業粁程:0.2粁、総延長粁程:0.2粁)
加越能鉄道 石動(いするぎ) |
石動 → 南石動 |
所属事業者 |
加越能鉄道 |
所属路線 |
加越線(廃止) |
キロ程 |
0.0km(石動起点) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
1面1線 |
開業年月日 |
1922年(大正11年)7月22日 |
廃止年月日 |
1972年(昭和47年)9月16日 |
駅種別 |
有人駅 |
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加越線ホームがあった場所 |
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歴史
- 1922年(大正11年)当時の石動駅構内。加越鉄道線が工事中である。
- 1898年(明治31年)11月1日:官設鉄道北陸線の金沢駅 - 高岡駅間延伸に伴い開業する(一般駅)。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称が制定され、北陸本線所属駅となる。
- 1922年(大正11年)7月22日:加越鉄道が福野駅から延伸し、当駅に乗り入れる。
- 1943年(昭和18年)1月1日:加越鉄道が富山地方鉄道に合併し、同社線は富山地方鉄道加越線となる。
- 1950年(昭和25年)10月23日:富山地方鉄道加越線が加越能鉄道に譲渡される。
- 1960年(昭和35年)9月30日:当駅 - 福岡駅間が複線化。
- 1962年(昭和37年)8月1日:当駅 - 安楽寺信号場(廃止)間が複線化。
- 1968年(昭和43年)3月26日:駅舎を改築し、同日落成式を挙行する。総工費は6千2百万円であった。
- 1969年(昭和44年)
- 5月26日:駅前広場拡張工事が完了する。
- 5月27日:昭和天皇、香淳皇后が第20回全国植樹祭に合わせて県内を行幸啓。石動駅発富山駅行きのお召し列車が運転。
- 10月1日:営業範囲を改正し、手荷物及び小荷物の配達取扱を廃する。
- 1972年(昭和47年)9月16日:加越線が廃止される。
- 1974年(昭和49年)9月12日:営業範囲を改正し、旅客、荷物及び車扱貨物の取扱駅となる。
- 1975年(昭和50年)3月10日;特急列車が初停車(上下各1本)。
- 1980年(昭和55年)9月25日:営業範囲を改正し、車扱貨物の取扱を廃して、専用線発着車扱貨物に限り取扱を開始する。
- 1982年(昭和57年)9月16日:駅前に「火牛の像」建立。
- 1984年(昭和59年)
- 2月1日:営業範囲を改正し、専用線発着車扱貨物の取扱を廃する。
- 7月10日:当駅にみどりの窓口を開設する。
- 1985年(昭和60年)3月14日:営業範囲を改正し、荷物の取扱を廃止する。
- 1987年(昭和62年)
- 3月31日:荷物(但し新聞紙に限る)の取扱を開始する。
- 4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2014年(平成26年):待合室の売店が閉店。
- 2015年(平成27年)
- 3月14日:北陸新幹線金沢延伸開業に伴い、あいの風とやま鉄道の駅となる。
- 3月26日:ICカード「ICOCA」供用開始。
- 9月2日:待合室の売店が営業再開。
- 2018年(平成30年)11月27日:新駅舎(橋上駅舎)と南北自由通路供用開始。
- 2020年(令和2年)3月26日:駅構内に小矢部市民図書館が開館。
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