広島電鉄宮島線 広電五日市駅
広電五日市(ひろでんいつかいち)
修大協創中高前広電五日市佐伯区役所前
所在地 広島県広島市佐伯区旭園2-12
駅番号 M28
所属事業者 広島電鉄
所属路線 宮島線
キロ程 6.6km(広電西広島起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員 3,656人/日(2019年)
開業年月日 1924年(大正13年)4月6日
乗換 山陽本線(JR西日本)五日市駅
広電五日市駅
広電五日市駅
広電五日市駅 3900形電車
広電五日市駅 3900形電車
広電五日市駅は、広島県広島市佐伯区旭園にある広島電鉄宮島線の駅です。駅番号はM28。
隣接してJR西日本山陽本線の五日市駅があり、両駅は自由通路にて接続されていて乗換の便が図られています。
当駅は、1924年(大正13年)4月、宮島線の草津町駅から廿日市町駅までの区間が開通した際、その中間駅の一つとして開設されています。駅の南に海老山があったことから当初は海老浜駅と命名される予定だったのですが、結局は五日市町駅として開業しています。駅名は1931年(昭和6年)にさらに電車五日市駅に改められています。
国鉄(当時)の五日市駅と区別するために広電五日市駅と称するようになったのは1961年(昭和36年)からのことです。 もともと当駅は200メートルほど西に離れた宮島線の踏切の西側にあり、当初は五日市駅とは隣接していなかったのですが、両駅が併設されるようになったのは1987年(昭和62年)のことであり、五日市駅の駅舎建替えにあわせて当駅が東に250メートル移設、互いの駅が通路によって連絡するようになっています。なお、広電五日市駅が移設されることにより駅間距離が長くなった隣の楽々園駅との間には、同日新たに佐伯区役所前駅が新設されています。
当駅は2面2線の地上駅となっています。線路の南側に広電宮島口駅方面へ向かう下りホーム、北側に広電西広島駅方面へ向かう上りホームがあり、このうち下りホームに定期券売場があります。下りホームの広電宮島口寄りには、かつて宮島線で運行されていた鉄道車両専用の高床ホームが残されています。五日市駅との間を結ぶ通路は跨線橋として駅をまたいでいます。上りホーム側では2019年4月にエレベーターが設置されたことに伴い、停止位置が変更されています。 平日の朝ラッシュ時には広電西広島方面乗り場に、夕方ラッシュ時には広電宮島口方面乗り場に係員が配置され、運転士、車掌とともに運賃収受を行うため、該当のホームでは進行方向左側すべての扉から降車可能となっています。佐伯区役所前寄りに渡り線があり、広電西広島方面からの折り返し運転が可能となっています。2003年(平成15年)のダイヤ改正までは早朝に当駅折返し電車があったのですが、現在は定期の折り返し列車は存在しません。

1924年(大正13年)4月6日 - 宮島線の草津町 - 廿日市町間の開通に際し、五日市町駅として開業。駅舎を設置。
1931年(昭和6年)2月1日 - 電車五日市駅に改称。
1961年(昭和36年)6月1日 - 広電五日市駅に改称。
1987年(昭和62年)3月27日 - 五日市駅の位置に合わせて東に250メートルに移転。駅舎を撤去。
2003年(平成15年)4月20日 - ダイヤ改正により、当駅折り返し電車が廃止となる。
2004年(平成16年)4月 - 定期券窓口での常備券の取扱いを終了。
2005年(平成17年)8月29日 - この日以降、午前ラッシュ時の広電西広島方面乗り場・午後ラッシュ時の広電宮島口方面乗り場に集札員を配置。
2019年(平成31年)4月1日 - 広島駅側ホームにエレベーターが設置。