JR東日本・越後線 分水駅
分水(ぶんすい)
寺泊 分水粟生津
所在地 新潟県燕市分水桜町一丁目1-20
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 越後線
キロ程 41.5km(柏崎起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員 377人/日(2020年)
開業年月日 1912年(大正元年)12月28日
駅種別 無人駅 乗車駅証明書発行機
分水駅
分水駅
115系電車 E129系電車
115系電車 E129系電車
駅名標 ホームから地下通路への階段
駅名標 ホームから地下通路への階段
分水駅(ぶんすいえき)は、新潟県燕市分水桜町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)越後線の駅。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。両ホームは地下通路で連絡している。
燕三条駅が管理する無人駅。駅舎は待合室のほかトイレがある。
建て替え前の駅舎は近くにある大河津分水路の自在堰を模した特徴的なデザインであった。
老朽化のため取り壊されたが、2000年に改築された現駅舎も、壁面の構造が大河津分水路可動堰の橋脚などをイメージしてデザインされたものである。
近年、ダイヤの見直しとともに多くの駅で交換施設撤去が進んだ中、現在も2番線が臨時ホームとして残るのは、日本海からの強風が大河津分水路に架かる信濃川分水橋梁に吹き抜け、当駅 - 寺泊駅間が冬季を中心に不通となることが多いためである。
また2番線に沿うように立ち並ぶ桜並木は当駅のシンボルとなっており、燕市分水観光協会では毎年4月中旬の桜の開花時期に、ホームの桜並木のライトアップを実施しているのをはじめ、JR東日本新潟支社では2013年(平成25年)から「きらきらうえつ」の車両を使用した臨時快速列車「分水夜桜」を開花時期に運転しており、当駅で折り返す約1時間の間にライトアップされた桜並木を観賞することができる。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 越後線  下り 吉田・新潟方面
上り 柏崎方面 
2 (臨時ホーム) 

歴史

  • 1912年(大正元年)12月28日:越後鉄道の吉田駅から当駅までの開通時に、燕市の良寛史料館が経つ位置に仮駅として新設。当時の駅名は地蔵堂駅(じぞうどうえき)を名乗る。「地蔵堂」は当時の町名。
  • 1913年(大正2年)4月20日:越後鉄道の出雲崎駅から当駅までが開通、同時に現在地に移転。
  • 1927年(昭和2年)10月1日:越後鉄道が国有化。国鉄越後線の所属となる。
  • 1976年(昭和51年)9月1日:貨物扱い廃止。
  • 1982年(昭和57年)5月31日:全線でCTC導入に伴い、新鉄開発(現:ジェイアール新潟ビジネス)が運営する業務委託化。
  • 1983年(昭和58年)4月1日:駅名を分水駅(ぶんすいえき)に改称。「分水」は当時の所在地町名。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)新潟支社が継承。
  • 2000年(平成12年)3月10日:老朽化に伴い駅舎を建て替え。
  • 2022年(令和4年)
    • 3月11日:この日をもってみどりの窓口が営業を終了。
    • 3月12日:無人化。