上野原(うえのはら) |
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所在地 |
山梨県上野原市新田1025 |
駅番号 |
JC27 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 |
■■中央本線 |
キロ程 |
59.5km(新宿起点) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
1面2線 |
乗車人員 |
4,172人/日(2023年) |
開業年月日 |
1901年(明治34年)8月1日 |
駅種別 |
業務委託駅 |
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上野原駅 |
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上野原駅(うえのはらえき)は、山梨県上野原市新田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。
山梨県内の鉄道駅としては最東端となる。駅番号はJC 27。
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駅名標 |
ホーム |
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅である。
2番線南側に上下線に対応している待避線があるものの、現在は使用停止となっている。
斜面途中に駅があることから特異な構造をしており、ホーム幅が大変広く、駅舎がホーム上中央に設けられている。
ホームから改札口を通って駅舎に入ると階段が上に伸びている。そこからこの駅南北に橋が伸びており、それぞれ南口、北口となっている。
駅舎は1955年4月に供用を開始した。有効長は10両編成分あったが、中央線快速電車に2階建てグリーン車2両を連結した12両編成に対応するため、ホームの延伸工事を実施。2024年10月12日までに完了し、翌日10月13日より快速電車における12両編成の運転が開始された。
当駅は大きく見て3段となっている。北口は旧バス、タクシーのりば(現在は一般車専用乗降車場)で、南口は階段、昇降施設を下ったホームより低い位置にある。南口は民家の立ち並ぶ中にある。つまり、北口が最も高く、間にホームと駅舎があり、最も低いのが南口である。
以前は直営駅であり、管理駅として四方津駅を管理していたが、2018年4月よりJR東日本ステーションサービスが駅管理を受託する大月駅管理の業務委託駅となった。駅舎内には自動券売機(指定席券売機併設)、自動改札機が設置されている他、売店がある。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■中央本線 |
上り |
高尾・八王子・新宿方面 |
2 |
下り |
大月・甲府・小淵沢方面 |
- 上・下線共に特急の通過待ちを行う列車が設定されており、中線2番線に停車する列車がかなり多い。また、2番線には貨物列車等が入線する場合もある。
- 毎年8月1日に開催される「さがみ湖湖上祭花火大会」の会場最寄り駅である。そのため、開催前後には高尾駅から当駅または待避設備のある四方津駅までの臨時列車を数本程度運行し、高尾駅で東京方面への列車に乗り継げるよう設定されている。
- 毎年冬には、さがみ湖MORI MORIのイルミネーションへの見物客が多く利用するため、当該期間には一部のかいじ号が臨時停車している。
- 中央本線には、2024年度末を目途に東京 - 大月駅間の中央線快速列車に2階建グリーン車を2両連結させ12両編成運転を行なう計画がある。そのため当駅は、12両編成列車が停車出来るようにホームを延長する各種改良工事等が実施され、2024年10月12日までにこれらの工事を全て完了し、翌日10月13日より快速電車における12両編成の運転が開始された。
- 同駅が属していた上野原町が2006年に相模原駅前に市役所がある相模原市に編入され、2010年に橋本駅前に区役所がある緑区の一部になると、八王子駅経由で相模原駅や橋本駅と同駅や藤野駅を結ぶ横浜線からの直通列車の運行が相模原市から継続して要望されている。
歴史
- 1901年(明治34年)8月1日:国有鉄道中央本線八王子駅 - 当駅間開通時に終着駅として開設。旅客・貨物取扱開始。当初は山梨県内として唯一の駅であった。
- 1902年(明治35年)6月1日:当駅 - 鳥沢間開通。
- 1980年(昭和55年)4月1日:貨物取扱廃止。
- 1981年(昭和56年)3月9日:南口開設。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1998年(平成10年)3月12日:自動改札機を設置し、供用開始。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 2017年(平成29年)
- 3月4日:この日のダイヤ改正より、全特急列車が当駅通過となる。
- 10月:南口に昇降棟が完成する。
- 2018年(平成30年)
- 1月31日:みどりの窓口の営業終了。
- 4月1日:南口駅前広場及び関連公共施設の供用開始。業務委託化。
- 4月2日:南口駅前広場にバス・タクシー乗降場を移転。
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