多治見(たじみ) |
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所在地 |
岐阜県多治見市音羽町二丁目 |
所属事業者 |
東海旅客鉄道(JR東海)
日本貨物鉄道(JR貨物) |
駅構造 |
地上駅(橋上駅) |
ホーム |
3面5線 |
乗車人員 |
13,264人/日(2019年) |
開業年月日 |
1900年(明治33年)7月25日 |
乗入路線 2 路線 |
所属路線 |
■中央本線(名古屋地区) |
駅番号 |
CF 14 |
キロ程 |
346.8km(東京起点) |
所属路線 |
■太多線 |
駅番号 |
CI 07 |
キロ程 |
0.0km(多治見起点) |
駅種別 |
駅員配置駅(管理駅) JR全線きっぷうりば |
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多治見駅 |
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多治見駅(たじみえき)は、岐阜県多治見市音羽町二丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。
当駅の所属線である中央本線(中央西線)と、当駅を起点とする太多線との接続駅となっている。両路線ともJR東海が第一種鉄道事業者として旅客営業を行い、中央本線はJR貨物が第二種鉄道事業者として貨物営業を行っている。
中央本線にはCF12、太多線にはCI07の駅番号が設定されている。
特急「しなの」を含めた全ての旅客営業列車が停車する。中央本線の列車は一部が当駅で名古屋方面に折り返すほか、中津川方面へ向かう快速は当駅から終点まで各駅に停車する。また、太多線の列車はすべての列車が当駅で折り返す。
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駅名標 |
改札口 |
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線、計3面5線のホームを持つ地上駅で橋上駅舎を有する。
駅長・駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、中央本線の古虎渓駅 - 釜戸駅間の各駅および太多線の小泉駅・根本駅・姫駅を管理している。JR全線きっぷうりば・自動券売機・自動改札機が設置されている。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
備考 |
1 |
■中央本線 |
上り |
名古屋方面 |
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2 |
待避列車と始発列車 |
3 |
下り |
中津川方面 |
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4 |
上り |
名古屋方面 |
始発列車 |
下り |
中津川方面 |
一部の列車 |
■太多線 |
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美濃太田・岐阜方面 |
一部の列車 |
5 |
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- 中央本線は1番線が上り本線、3番線が下り本線であり、特急「しなの」もこれらのホームを使用する。1・2番線の間にはホームのない副本線が存在する。
- 2番線は、愛・地球博に対応する輸送に伴い留置(滞泊)線としても使用されていた。また、2番線は中央本線と太多線との直通運転時にも使用するが、2012年3月のダイヤ改正でホームライナー太多が廃止されたため、定期運用で中央本線と太多線の直通運転のために2番線を使用する列車はない。
- 5番線は太多線専用ホームであるため駅名標の隣の駅は小泉のみであるが、4番線は中央本線の列車が入線するにもかかわらず駅名標の隣の駅は小泉のみである。反対側にはすぐ車止めは設置されておらず引き上げ線として使われており、通常電車が入線しない5番線を含めて架線も張られている。ステップ付きの気動車が入線するため、4・5番線はホームのかさ上げが行われていない。
- 夜間滞泊は設定されていない。
歴史
- 1900年(明治33年)7月25日:名古屋駅から官設鉄道が敷設され、終着駅として開業する。一般駅。
- 1902年(明治35年)12月21日:官設鉄道が中津駅(現在の中津川駅)まで延伸され、途中駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称が制定され、中央西線の所属となる。
- 1911年(明治44年)5月1日:線路名称が改定され、中央西線は中央本線に編入される。
- 1918年(大正7年)12月28日:東濃鉄道が新多治見駅から広見駅(現在の可児駅)まで敷設され、新多治見駅が開業する。
- 1926年(大正15年)9月25日:東濃鉄道が国有化され、太多線の所属となる。同時に新多治見駅を多治見駅に統合する。
- 1937年(昭和12年)6月1日:笠原鉄道が多治見駅に乗り入れる。
- 1944年(昭和19年)3月20日:笠原鉄道など6社が合併し、東濃鉄道(2代目)が成立。笠原鉄道は東濃鉄道笠原線となる。
- 1946年(昭和21年)10月24日:昭和天皇が多治見市に行幸(昭和天皇の戦後巡幸)。名古屋駅発 - 多治見駅着のお召し列車が運行。
- 1957年(昭和32年)4月:自動券売機を設置。
- 1958年(昭和33年):笠原線の多治見駅が廃止され、新多治見駅からの徒歩連絡に戻る。
- 1965年(昭和40年)10月27日:昭和天皇、香淳皇后が第20回国民体育大会に合わせて県内を行幸啓。岐阜駅発、多治見駅着のお召し列車が運転。
- 1983年(昭和58年)4月1日:ホーム案内放送を自動化。
- 1986年(昭和61年)11月1日:荷物の取り扱いを廃止する。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる。
- 1989年(平成元年)10月21日:第2回国際陶磁器フェスティバル美濃の開催に合わせ、駅舎を改装。駅舎内にASTY多治見が開業。
- 1992年(平成4年)5月16日:自動改札機を設置。
- 2006年(平成18年)11月25日:ICカード「TOICA」の利用が可能となる。
- 2008年(平成20年)2月2日:駅舎整備事業に伴い前日をもって旧駅舎の使用を停止し、仮駅舎(旧駅舎より西に約90m)の使用を開始する。
- 2009年(平成21年)11月1日:橋上駅構造となる新駅舎の一部の使用を開始する。
- 2010年(平成22年)8月11日:南口のエスカレーターと階段(土岐市側)の使用を開始する。
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