水道橋(すいどうばし) |
|
所在地 |
東京都千代田区神田三崎町二丁目22-1 |
駅番号 |
JB17 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 |
■中央・総武線(各駅停車) |
キロ程 |
2.1km(神田起点) |
駅構造 |
高架駅 |
ホーム |
2面2線 |
乗車人員 |
68,577人/日(2023年) |
開業年月日 |
1906年(明治39年)9月24日 |
駅種別 |
直営駅(管理駅)
東京山手線内・東京都区内駅 |
|
 |
水道橋駅 |
|
|
|
水道橋駅(すいどうばしえき)は、東京都千代田区・文京区にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京都交通局(都営地下鉄)の駅である。
乗り入れ路線 JR東日本と都営地下鉄の計2社局が乗り入れ、接続駅となっている。また、各路線ごとに駅番号が付与されている。
- JR東日本
- 中央・総武線(各駅停車) - 駅番号「JB 17」
- 都営地下鉄
JR東日本の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は中央本線であるが、当駅には緩行線を走る中央・総武線各駅停車のみが停車する。また、特定都区市内制度における「東京都区内」および「東京山手線内」に属している。
 |
 |
改札口 |
相対式ホーム |
駅構造
JR東日本
- 駅長配置の直営駅で、当駅の他に飯田橋駅を管理している。
- 相対式ホーム2面2線を有する高架駅。改札口は東口と西口の2か所ある。
- 快速線はホームの南側を通るが、壁で仕切られている。
- JR東日本の複々線区間で相対式ホームを採用しているのは当駅のみである。
- また、東口改札内、西口券売機前、改札内、2番線ホーム上の御茶ノ水寄りにはコインロッカーも設置されている。
- なお、コインロッカーを使う際に改札を通るための入場料はかからない。窓口にて申告すれば利用が可能。
- 東口には1・2番線ともにエレベーターがある。西口には構造上、エレベーターやエスカレーターがない。
- 指定席券売機は東口に設置されている。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■中央・総武線(各駅停車) |
西行 |
新宿・三鷹方面 |
2 |
東行 |
御茶ノ水・秋葉原・千葉方面 |
- 2番線では接近放送の後に「東京方面へは、御茶ノ水駅でお乗り換えです。」との放送が流れる。2020年3月14日のダイヤ改正で、それまで早朝・深夜に設定されていた東京駅発着の各駅停車が消滅した。
- 当駅は東京ドームシティの最寄り駅であり、プロ野球を始め各種イベントが東京ドームや関連施設で行われる際は非常に混雑し、入場規制が実施される場合もある。なお、東京ドームへは西口・東口のどちらからもアクセスできるため、ホーム上の案内はホーム中央を境に三鷹側は西口、千葉側は東口へ誘導している。
- 当駅のホームの案内板には、2024年現在では使用されていない「ビッグエッグ」の名称が残っている。
- 駅開業100周年を記念して、2006年7月4日から発車メロディが、最寄りの東京ドームを本拠地とする読売ジャイアンツの球団応援歌『闘魂こめて』に変更された。1番線がサビの部分、2番線が歌い出しの部分である。これは同年シーズン終了までの使用予定であったが、シーズン終了後も継続されている。
- 1977年9月3日、王貞治が通算756本のホームラン世界新記録を達成したのを記念して、当駅で記念入場券が発売された。王の一本足打法のイラストに王のサインが描かれた図柄で、当駅の入場券(当時60円)と当駅から青梅までの乗車券(当時440円)がセットされて500円だった。売り出し初日に5時間半で売り切れ、後の増刷分も含めて20万組も売れ、1億円もの売り上げとなり、発行組数の記念入場券新記録を達成した。またこの入場券は翌1978年に日本交通趣味協会の「第1回記念きっぷ大賞」で国鉄部門第4位となった。
- 売店は西口と東口それぞれの改札外にNewDaysがある。かつては東口にも改札内にKIOSKとNEWDAYS MINIがあったが、前者は2000年代中頃に、後者は2010年にエレベーター設置工事の影響で閉鎖した。KIOSK跡にはヒロタや東京カレンといった洋菓子店が後に出店したが、いずれも長続きしなかった。西口の改札外にあったKIOSKは改修工事の影響で2016年に閉鎖した。2番線にも1店舗KIOSKが設置されていたが、2007年にJR東日本の首都圏域内で発生した店員不足の影響で休業となり、そのまま再開せずに閉店、撤去された。
- 総武線各駅停車の御茶ノ水止まりの終電の夜間留置および非常時の折り返しのため、御茶ノ水寄りに両渡り線が設置されている。なお、年末年始の終夜運転では、当駅始発千葉行きが設定される。
東京都交通局 水道橋(すいどうばし) |
神保町→水道橋→春日 |
所在地 |
東京都文京区後楽一丁目3-42 |
駅番号 |
I11 |
所属事業者 |
東京都交通局(都営地下鉄) |
所属路線 |
●三田線 |
キロ程 |
10.6 km(目黒起点) |
駅構造 |
地下駅 |
ホーム |
1面2線 |
乗降人員 |
44,674人/日(2023年) |
開業年月日 |
1972年(昭和47年)6月30日 |
|
 |
都営地下鉄水道橋駅 |
|
都営地下鉄
- 島式ホーム1面2線を有する地下駅。JR東日本の駅と離れているのは、中央線の跨道橋の構造がかなり複雑であること、また水道橋道路橋が狭く老朽化していることから、地下鉄建設工事で損傷を与えないよう現在の位置に建設したものである。
- 駅業務は2015年4月1日より、東京都営交通協力会が受託している(ただし駅務区に関する業務を除く)。
- 日比谷駅務管理所水道橋駅務区として、大手町駅 - 千石駅間を管理していたが、2016年4月1日付で東京都交通局が行った駅管区制移行のため日比谷駅に設置された、日比谷駅管区に管理される被管理駅となった。
- 開業より1999年のATC化までは春日寄りに非常渡り線があったが、現在は撤去された
のりば
番線 |
路線 |
行先 |
1 |
●都営三田線 |
目黒・東急線方面 |
2 |
西高島平方面 |
歴史
- 1906年(明治39年)
- 9月24日:甲武鉄道の駅として開業。旅客営業のみ。
- 10月1日:国有化により官設鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により中央東線(1911年から中央本線)の所属となる。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道発足。
- 1960年(昭和35年)5月1日:荷物扱い廃止。
- 1971年(昭和46年)
- 2月22日終電後:都営地下鉄6号線の建設と白山通りの拡幅工事に伴い、当駅東側にある快速線の水道橋架道橋(東京寄り道路拡幅部)を架け替え。
- 2月27日終電後:前記工事に伴い、当駅東側にある緩行線の新水道橋架道橋(秋葉原寄り道路拡幅部)を架け替え。この架け替え工事(快速線含む)はソ200形とソ300形操重車計4台を同時に使用したもので、前例のない大規模なものとなった。
- 1972年(昭和47年)6月30日:都営地下鉄6号線の駅が開業。
- 1978年(昭和53年)7月1日:都営6号線を三田線に改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、国鉄の駅は東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1991年(平成3年)
- 1月26日:JR東日本の東口に自動改札機を設置。
- 3月8日:JR東日本の西口に自動改札機を設置。
- 2001年(平成13年)11月18日:JR東日本でICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 2006年(平成18年)7月4日:JR東日本の発車メロディを読売ジャイアンツ応援歌の「闘魂こめて」に変更。
- 2007年(平成19年)3月18日:東京都交通局でICカード「PASMO」の利用が可能となる。
- 2015年(平成27年)4月1日:東京都交通局の駅業務が東京都営交通協力会委託となる。
- 2021年(令和3年)3月12日:みどりの窓口の営業を終了。
- 2022年(令和4年)
- 2月中旬:JR東日本の1番線でホームドアの使用を開始。
- 3月中旬:JR東日本の2番線でホームドアの使用を開始。
- 2024年(令和6年)12月7日:JR東日本の西口にお客さまサポートコールシステムを導入(予定)。
|
|