信濃境駅(しなのさかいえき)は、長野県諏訪郡富士見町境にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。
東京方面から見た場合、長野県に入って最初の駅であり、当駅から西は長野支社管轄になる。
地元からの請願により、建設地と建設費を地元が負担して建設された。
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駅名標 |
改札口 |
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。木造駅舎を備える。ホームは嵩上げされていない。片方のホームは駅舎に接し、そのホームともう片方のホームとは屋根つきの跨線橋で連絡している。のりばは駅舎側が1番線、反対側が2番線である。駅舎は開業当初からのもので木造、回廊を有する。
茅野駅管理の無人駅であり、乗車駅証明書発行機と簡易Suica改札機が設置されている。待合所には近くの井戸尻遺跡で出土された土器や土偶の写真も飾られている。 また、地元出身の歌人森山汀川の説明文及び短歌作品が掲示されている。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
駅舎側 |
■中央本線 |
下り |
上諏訪・岡谷・塩尻方面 |
反対側 |
上り |
小淵沢・甲府・新宿方面 |
歴史
- 1928年(昭和3年)11月1日:鉄道省中央本線の駅として新設。旅客・貨物取扱開始。駅名は開業当時の村名である長野県諏訪郡境村に由来する。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道に移管。
- 1970年(昭和45年)10月1日:貨物取扱廃止。
- 1984年(昭和59年)
- 2月1日:荷物扱い廃止。
- 3月21日:駅員無配置駅となる[5](簡易委託化)。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる。
- 2014年(平成26年)4月1日:東京近郊区間に編入される。
- 2017年(平成29年)4月1日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。この日より終日無人駅化。
- 2025年(令和7年)2月以降:駅番号にCO 52を設定。
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