JR東日本・笹子駅
笹子(ささご)
中央本線   初狩 笹子 甲斐大和
所在地 山梨県大月市笹子町黒野田1340
駅番号  CO34
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 中央本線
キロ程 100.4km(新宿起点)
駅構造  地上駅
ホーム  1面2線
乗車人員  142人/日(2023年)
開業年月日 1903年(明治36年)2月1日
駅種別  無人駅  乗車駅証明書発行機
笹子駅
笹子駅
笹子駅(ささごえき)は、山梨県大月市笹子町黒野田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。
駅番号はCO 34。営業キロで東京駅から100 kmを超える中央本線最初の駅である。

駅名標 ホームと笹子トレーニングセンター
駅名標 ホームと笹子トレーニングセンター
駅構造

島島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎とホームは地下通路で連絡している。かつては通過可能なスイッチバック式構造を備えていた。その後の1966年(昭和41年)12月12日、複線化に伴いスイッチバックは廃止され、下り列車目線で上り25パーミル(=2.5 %)の勾配を有する本線上にホームを設ける形に改められた。スイッチバック施設の跡地を利用して2009年に訓練施設「笹子トレーニングセンター」が開設されている。
大月駅管理の無人駅。乗車駅証明書発行機、簡易Suica改札機が設置されている。

のりば
番線 路線 方向 行先
中央本線 下り 甲府・上諏訪・松本方面
上り 大月・八王子・新宿方面

歴史

  • 1903年(明治36年)2月1日:国有鉄道中央本線大月駅-初鹿野駅(現・甲斐大和駅)間開通時に開設。旅客・貨物取扱開始。
  • 1945年(昭和20年)9月6日:駅構内で下り列車が車止めを突破したことによる転覆事故。死者60名、負傷者91名。
  • 1963年(昭和38年)4月1日:貨物取扱廃止。
  • 1966年(昭和41年)12月12日:複線化に伴いスイッチバック運転解消。
  • 1970年(昭和45年)10月1日:荷物扱い廃止。業務委託駅となる。
  • 1985年(昭和60年)3月1日:無人駅化。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 2004年(平成16年)10月16日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。東京近郊区間に編入される。
  • 2019年(平成31年)1月28日:自動券売機での切符販売、ICカードへのチャージ等を終了。