岡谷(おかや) |
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所在地 |
長野県岡谷市本町一丁目 |
駅番号 |
CO 59 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
2面4線 |
乗車人員 |
2,762人/日(2023年) |
開業年月日 |
1905年(明治38年)11月25日 |
乗入路線 3 路線 |
所属路線 |
■中央本線 |
キロ程 |
210.4km(新宿起点) |
所属路線 |
■中央本線(辰野支線)
(■飯田線直通含む) |
キロ程 |
0.0 km(岡谷起点) |
駅種別 |
直営駅(管理駅)
話せる指定席券売機設置駅
標高:766.2m |
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岡谷駅 |
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岡谷駅(おかやえき)は、長野県岡谷市本町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。
諏訪湖の西のほとりに位置し、古くは製糸業、現在では精密機械工業が盛んで「東洋のスイス」とも呼ばれる岡谷市の中心駅である。標高は766.2m。南東には諏訪湖から唯一流れ出る川、天竜川起点である釜口水門がある。
当駅は中央本線の途中駅であったが、当駅 - 塩尻間は大きく迂回するルートであったため、この間を通過する列車はかなり時間をかけて運行していた。しかし時代経過と共に旅客需要が増加して来たため、それに対応すべく短絡線が検討され(当時も今の短絡線ルートを通る予定であったが、当時の技術では建設困難であった)、1983年(昭和58年)に全区間複線の塩嶺トンネル(当駅西方約1.3km)が開通した。それによって当駅 - 塩尻間の所要時間が大幅に短縮されると共に、新線と旧線の分岐駅となることとなった。現在定期運行の特急列車はすべて塩嶺トンネル経由(みどり湖経由)で運行されている。一方、下諏訪方へは旧線区間同様、普門寺信号場まで単線が残る。
特急「あずさ」の大部分が停車する。また快速「みすず」を含む飯田線の殆どの列車が辰野駅から当駅まで乗入れる。飯田線と旧線区間の当駅 - 辰野間は一体となって運行されているため、乗り換えなしで飯田方面に行くことが可能。
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駅名標 |
改札口 |
駅構造 地上駅。駅舎に接したホームには単式ホーム1線(1番線)と、塩尻・辰野方に切欠きホーム0番線がある。その奥に島式ホーム1面2線があり駅舎側より2、3番線となる。またこの他に留置線1線を有している。2つのホームは改札を入って右側の地下道で連絡している。改札口は駅舎側のみあり、駅舎外にある自由通路により南北を連絡している。
駅舎は、外壁を赤レンガ造り風にしたり、クラシック調の窓枠や内壁や天井等の塗り替えを行うことで、1952年(昭和27年)に竣工したコンクリート造りの平屋建ての外観や内装等を改装したものである。
塩嶺トンネル開通時に飯田線直通急行列車(現在定期列車としての急行列車は廃止)が当駅を経由するようになり、分割併結する設備が必要となったため、駅設備が拡張された。
直営駅(駅長配置)であり、管理駅として川岸駅を管理している。駅舎内部には待合所・話せる指定席券売機・自動改札機・指定席券売機・自動券売機等の他キヨスク(改札外待合室から利用可能)がある。また、岡谷市の物産等が陳列された棚もある。
のりば
駅舎側から、以下の通り。便宜上、飯田線は中央本線(辰野支線)に包括する。
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
備考 |
0 |
■中央本線(辰野支線) |
- |
川岸・辰野方面 |
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1 |
■中央本線 |
上り |
上諏訪・甲府・新宿方面 |
一部列車は2番線 |
2・3 |
■中央本線(辰野支線) |
- |
川岸・辰野方面 |
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■中央本線 |
下り |
塩尻・松本・長野方面 |
みどり湖経由、特急は3番線 |
辰野支線は0・2・3番線と時間によってホームが異なる。快速「みすず」は当駅2番線で方向転換し、飯田方面若しくは長野方面へ向かう。
歴史
- 1905年(明治38年)11月25日:逓信省中央本線の富士見駅からの延伸時に終着駅として開設。一般駅。
- 1906年(明治39年)6月11日:辰野駅経由で塩尻駅まで中央線が延伸。
- 1933年(昭和8年)
- 3月23日:省営自動車和田峠北線(丸子町(丸子鉄道丸子町駅) - 上和田間)、和田峠南線(下諏訪 - 岡谷(中央本線岡谷駅)間)運輸営業開始
- 10月14日:省営自動車(上和田 - 下諏訪間)運輸営業開始。岡谷 - 丸子町間を和田峠線に改称
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道に移管。
- 1952年(昭和27年)11月:鉄筋コンクリート造り平屋建て駅舎が竣工。
- 1983年(昭和58年)
- 2月28日:構内の橋はかりを廃止。
- 7月5日:みどり湖駅経由の新線が塩尻駅まで開通。
- 1985年(昭和60年)3月14日:0番線増設、使用開始。
- 1986年(昭和61年)11月1日:貨物・荷物扱い廃止。代替として岡谷コンテナセンターが新設される。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる。コンテナセンターはJR貨物が継承。
- 2005年(平成17年)12月12日:自動改札機導入。
- 2006年(平成18年)4月1日:岡谷コンテナセンターが岡谷オフレールステーションに改称。
- 2014年(平成26年)4月1日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。東京近郊区間に編入される。
- 2016年(平成28年)3月15日:駅舎改修工事完工。
- 2018年(平成30年)4月1日:岡谷オフレールステーションが岡谷新営業所に改称。
- 2020年(令和2年)
- 9月30日:みどりの窓口の営業終了。
- 10月1日:話せる指定席券売機導入。
- 2025年(令和7年)2月以降:駅番号にCO 59を設定。
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