西国分寺(にしこくぶんじ) |
中央本線 |
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国分寺 |
→ |
西国分寺 |
→ |
国立 |
武蔵野線 |
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北府中 |
→ |
→ |
新小平 |
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所在地 |
東京都小金井市本町六丁目14-29 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) |
駅構造 |
中央本線:地上駅
武蔵野線:高架駅(橋上駅) |
ホーム |
各2面2線(計4面4線) |
乗車人員 |
26,891人/日(2023年) |
開業年月日 |
1973年(昭和48年)4月1日 |
乗入路線 2 路線 |
所属路線 |
■中央本線(中央線) |
駅番号 |
JC15 |
キロ程 |
22.5km(新宿起点) |
所属路線 |
■武蔵野線 |
駅番号 |
JM33 |
キロ程 |
32.7km(鶴見起点) |
駅種別 |
業務委託駅 |
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西国分寺駅 |
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西国分寺駅(にしこくぶんじえき)は、東京都国分寺市西恋ヶ窪二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
駅番号は中央線がJC 17、武蔵野線がJM 33。略称は「西国」(にしこく)。
中央本線と武蔵野線の2路線が乗り入れ、中央本線を当駅の所属線としている。
中央本線は当駅を含む区間は、運行系統上は「中央線」と案内される。
東京 - 高尾間の中央線の駅では最も新しい駅である。
元々中央線には西国分寺駅は設置されていなかったが、武蔵野線開通に伴い乗り換えの便を図るために設置された。
「西国分寺」という駅名は、国分寺駅の西側に設けられた事に由来している。駅自体は国分寺市の中央部に位置する。
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駅名標 |
武蔵野線 |
駅構造
中央線部分は相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。ホームは掘割部分にあり、その上部に橋上駅舎を有する。駅本屋の建設は鹿島建設が担当した。中央線の複々線化を考慮し、掘割は十分な幅を持って、ホームの改修により島式ホーム2面4線として機能するようになっている。当初は開業時から2面4線の予定であったが、取得予定地で立退き拒否があり、2面2線での開駅を強いられた。2013年現在は複々線用地に店舗が設置されている。また、駅ホームの手前、国立寄りの中央線上り線路側の掘割斜面には「JR東日本」の文字が示された植え込みがある。
武蔵野線部分は中央線と直交し、相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。他に上り線と下り線の間に待避線を持つ。ホームは駅舎よりもやや高い位置にあり、駅舎から4番線へは上り階段で直接、3番線へは線路の下をくぐる連絡通路、あるいは中央線のホームを経由して接続する。当駅の駅カラーは赤。
武蔵野線当駅西船橋方小平トンネル内で、国立支線の線路が分岐するが、国立支線は当駅北西方向の地下を通過しており、主に貨物列車(一部旅客列車)が通過する。国立支線は第二種鉄道事業者である日本貨物鉄道(JR貨物)が新小平駅
ー 国立駅間に営業キロ(5.0 km)を設定している。
駅舎は中央線掘割の上、武蔵野線の西側にあり、掘割北側と南側を結ぶ自由通路を有する。改札は1か所であり、4基の自動改札機が設置されている。北口側に指定席券売機が設置されている。
2011年6月14日に、JR東日本はエスカレーターやエレベーターといったバリアフリー設備の整備、改札口付近のリニューアル、駅構内店舗のリニューアル・新設などの駅改良工事を行うことを発表した。これらは2012年9月13日より供用開始されている。
立川統括センターが管理しJR中央線コミュニティデザインが駅業務を受託する業務委託駅。2021年11月30日までは直営駅(駅長配置)であり、管理駅として武蔵野線の新小平駅を管理下に置いていた。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
地上ホーム |
1 |
■中央線 |
上り |
三鷹・新宿・東京方面 |
2 |
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下り |
立川・八王子・高尾方面 |
高架ホーム |
3 |
■武蔵野線 |
上り |
府中本町方面 |
4 |
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下り |
南浦和・新松戸・西船橋方面 |
- 中央線新宿方面は、武蔵小金井行き最終電車及び深夜の三鷹行き2本以外はすべて快速電車である。
- JR中央線は、2020年代前半(2021年度以降の向こう5年以内)をめどに2階建てグリーン車を2両連結させ、12両編成での運転を行う。
- そのため快速電車が停車する1・2番線は、ホームの12両編成対応改築および、信号設備の改良工事などが実施され、2024年10月12日までにこれらの工事を全て完了し、翌日10月13日より快速電車における12両編成の運転が開始された。
- 2022年10月以降、武蔵野線で臨時特急「鎌倉」の運転が開始され、該当列車の運転日には当駅も停車する。
発車メロディ
国分寺市からの要望により、2017年3月4日に発車メロディを同市ゆかりの楽曲に変更している。中央線ホームには市内で半生を過ごした作曲家の信時潔の作品である「一番星見つけた」、武蔵野線ホームには同市の市歌である「国分寺市の歌」をアレンジしたものが採用されている。1番線と3番線のメロディはスイッチの制作で、編曲は福嶋尚哉が手掛けた。2番線と4番線では市が制作した音源を使用している。
- 1 JC 一番星見つけた verA
- 2 一番星見つけた
- 3 JM 国分寺市の歌(サビ)
- 4 国分寺市の歌(歌い出し)
かつての発車メロディ
中央線ホームでは五感工房、武蔵野線ホームでは東洋メディアリンクス制作のメロディを使用していた。
- 1 JC JR-SH2-3
- 2 JR-SH1-1
- 3 JM Gota del Vient
- 4 (曲名なし)
歴史
- 1973年(昭和48年)4月1日:武蔵野線開通と同時に日本国有鉄道の駅として開業。旅客営業のみ。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1992年(平成4年)7月28日:自動改札機を設置し、使用を開始する。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 2012年(平成24年)9月13日:商業施設「nonowa西国分寺」が開業。
- 2017年(平成29年)3月4日:発車メロディを変更。
- 2021年(令和3年)
- 2月25日:2番線ホームに駅ナカシェアオフィス「STATION WORK」のコワーキング型「STATION DESK」が開設。
- 10月31日:みどりの窓口の営業を終了。
- 12月1日:業務委託化。
- 2022年(令和4年)4月4日:中央線上りホーム上に「あおいクリニック - 駅ホーム西国分寺 -」が開院。駅ホームへの診療所開設は日本国内初。
- 2023年(令和5年)9月9日、JR中央線コミュニティデザインと国分寺市の主催で「西国分寺駅開業50周年記念フェスティバル」が開催された。
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