武蔵小金井(むさしこがねい) |
|
所在地 |
東京都小金井市本町六丁目14-29 |
駅番号 |
JC15 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 |
■中央本線(中央線) |
キロ程 |
18.8km(新宿起点) |
駅構造 |
高架駅 |
ホーム |
2面4線 |
乗車人員 |
55,334人/日(2023年) |
開業年月日 |
1926年(大正15年)1月15日 |
駅種別 |
直営駅(管理駅)
話せる指定席券売機設置駅 |
|
 |
武蔵小金井駅 |
|
|
|
武蔵小金井駅(むさしこがねいえき)は、東京都小金井市本町六丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。駅番号はJC 15。
当駅を含む区間は、運行系統上は「中央線」と案内される。
駅周辺の地名から。但し、小金井駅は既に栃木県下野市の現・東北本線(宇都宮線の愛称区間)にあり、新小金井駅も既に市内の現・西武多摩川線にあったため、「小金井」に旧国名「武蔵(国)」を冠して駅名とした。地元では「ムサコ」と略されることがあり、「nonowa武蔵小金井・ムサコガーデン」や駅北口にある商店街「ムサコ一番街」といった施設の名称にも採用されている。
 |
 |
駅名標 |
相対式ホーム |
駅構造
島式ホーム2面4線を持つ高架駅である。改札は2箇所ある。
なおnonowa口改札は、交通系ICカードであるSuica、PASMOその他提携カードのみ利用可能。
出口は北口と南口があり、自由通路により北口と南口を行き来することが可能。
また、主本線は外側2線(1・4番線)である。
三鷹営業統括センター管内の直営駅であり、駅長を配置している。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
備考 |
1・2 |
■中央本線 |
下り |
立川・八王子・高尾方面 |
|
3・4 |
上り |
三鷹・新宿・東京方面 |
一部列車は2番線 |
新宿・東京方面の電車のうち、直接折返す電車等の一部列車は2番線を使用する。3番線は2012年6月17日より使用が開始された。
当駅に停車する列車は全て快速電車である。
2020年3月13日までは、総武線に直通する各停や、東京駅発着各停が運行されていた。
下り快速は中野駅(土曜・休日ダイヤは吉祥寺駅)から各駅に停車しているため、「各駅停車」と案内されることが多いが、行先のみで案内されることもある。平日早朝の当駅始発下り列車や当駅止まりの上り列車は各駅に停車するが、時刻表では「快速」と案内されている。
駅西側に豊田車両センター武蔵小金井派出所がある。このため当駅始発・終点の列車が設定されている。以前は「武蔵小金井電車区」として車両配置もあったが、2004年に豊田電車区(当時)に統合され、車両は全て移管された。
JR中央線は、2020年代の前半(2021年度以降の向こう5年以内)を目途に2階建グリーン車を2両連結させ12両編成運転を行う。そのため当駅や車両基地となっている豊田車両センター武蔵小金井派出所は、ホーム12両編成対応への改築及び、構内配線変更・留置線の12両編成対応化工事等が実施され、2024年10月12日までに全て完了し、翌日10月13日より快速電車における12両編成の運転が開始された。
発車メロディ
導入当初は日本電音、1995年9月28日からは五感工房制作の発車メロディを使用していたが、駅開業80周年となった2006年4月1日に、「さくらさくら」をアレンジしたメロディに変更している。これは江戸時代に玉川上水沿いに植えられた名勝「小金井桜」や小金井公園の桜にちなんだものである。メロディはサウンドフォーラムの制作で、編曲は牧野奈津子が手掛けた。当初は2007年1月14日までの期間限定での使用を予定していたが、その後も継続して使用している。また、同年1月15日には各バージョンの使用番線が入れ替えられたほか、3番線には小金井市内に住む障害を持つ子供とその家族らで結成されたハンドベルグループ「トライアングル」が演奏したものを収録した新規のバージョン[注釈 3]を採用した。
なお、2020年9月1日には「輸送品質の向上」を目的として、上り線ホーム(3・4番線)のメロディをスイッチ制作の汎用のものに変更している。
現在の発車メロディ
- 1 さくらさくら verA
- 2 さくらさくら verB
- 3 ムーンストーン
- 4 木もれ陽の散歩道
歴史
- 1924年(大正13年)4月4日:観桜のため、鉄道省の武蔵小金井仮乗降場として開設。
- 1926年(大正15年)1月15日:武蔵小金井駅に昇格。旅客のみ取扱。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道発足。
- 1959年(昭和34年)9月1日:構内に武蔵小金井電車区が完成。
- 1977年(昭和52年)7月10日:みどりの窓口を設置。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1994年(平成4年)8月7日:自動改札機設置、使用開始。
- 1995年(平成7年)9月28日:発車メロディを変更。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 2002年(平成14年)9月22日:高架化工事に伴い、仮駅舎に移転。
- 2003年(平成15年)10月17日:暫定的に車いす利用者、高齢者、妊娠中の女性に限り入場券なしで構内を通過する措置を実施。
- 2006年(平成18年)4月1日:発車メロディを「さくらさくら」に変更。
- 2007年(平成19年)
- 7月1日:下り線高架化。
- 11月25日:構内の武蔵小金井電車区が豊田車両センター武蔵小金井派出所に改称。
- 2009年(平成21年)12月6日:上り線高架化。
- 2012年(平成24年)5月20日:上り線4番線ホーム新設。
- 2015年(平成27年)
- 2月19日:高架下に商業施設「nonowa武蔵小金井」(現:nonowa武蔵小金井EAST)が開業。
- 12月12日:高架下に商業施設「nonowa武蔵小金井WEST」が開業。nonowa口改札(交通系ICカード専用改札)を開設。
- 2020年(令和2年)9月1日:上り線ホーム(3・4番線)の発車メロディを変更。
- 2022年(令和4年)
- 9月16日:みどりの窓口の営業を終了。
- 9月17日:話せる指定席券売機を導入。
|
|