甲府(こうふ) |
中央本線 |
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酒折 |
→ |
甲府 |
→ |
竜王 |
身延線 |
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→ |
金手 |
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所在地 |
山梨県甲府市丸の内一丁目1-8 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) |
駅構造 |
地上駅(橋上駅) |
ホーム |
2面5線 |
乗車人員 |
13,393人/日(2023年) |
開業年月日 |
1903年(明治36年)6月11日 |
乗入路線 2 路線 |
所属路線 |
■中央本線(JR東日本) |
駅番号 |
CO43 |
キロ程 |
134.1km(新宿起点) |
所属路線 |
■身延線(JR東海) |
キロ程 |
88.4km(富士起点) |
駅種別 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 |
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甲府駅 |
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甲府駅(こうふえき)は、山梨県甲府市丸の内一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東海旅客鉄道(JR東海)の駅である。
JR東日本の中央本線と、当駅を終点とするJR東海の身延線の2路線が乗り入れ、両社の共同使用駅となっている。
駅施設はJR東日本の所有であり、JR東海身延線ホームを含めてJR東日本八王子支社の管轄で、全ての着発線がJR東日本東京圏輸送管理システム(ATOS)・中央方面指令の運行管理下にある。
両社の財産境界は、4・5番線ホームより約0.5 km東にある下り場内信号機(東京起点131.895 km地点、富士起点87.358 km地点、長禅寺付近)に設定されていて、それより外側(富士方)の橙色の帯が施されている架線柱がJR東海の所有を表している。
1987年4月の国鉄分割民営化によって中央本線塩尻以東はJR東日本、身延線はJR東海の管轄となり、当駅はJR東日本とJR東海の境界駅となった。
特急列車を含む全旅客列車が停車する。当駅には中央本線のみCO 43の駅番号が設定されている。
JR東日本の中央本線と、当駅を終点とするJR東海の身延線の2路線が乗り入れ、両社の共同使用駅となっている。駅施設はJR東日本の所有であり、JR東海身延線ホームを含めてJR東日本八王子支社の管轄で、全ての着発線がJR東日本東京圏輸送管理システム(ATOS)・中央方面指令の運行管理下にある。
両社の財産境界は、4・5番線ホームより約0.5 km東にある下り場内信号機(東京起点131.895 km地点、富士起点87.358 km地点、長禅寺付近)に設定されていて、それより外側(富士方)の橙色の帯が施されている架線柱がJR東海の所有を表している。
1987年4月の国鉄分割民営化によって中央本線塩尻以東はJR東日本、身延線はJR東海の管轄となり、当駅はJR東日本とJR東海の境界駅となった。
特急列車を含む全旅客列車が停車する。当駅には中央本線のみCO 43の駅番号が設定されている。
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JR東海313系 |
改札口 |
駅構造
地上駅であり、舞鶴城跡の一部にある。南口に接して単式ホーム1面1線、その北側に島式ホーム1面2線が置かれ、南口側から1番線、2番線、3番線の順に付番されている。さらに単式ホームの東京方が切り欠かれ、切欠き部を挟む形で身延線用の2線があり、計2面5線となる。身延線用の切欠きホームのうち1番線に近い方が5番線、南口に近い方が4番線である。
構内北側に日本国有鉄道(国鉄)甲府機関区が、南口ロータリーの西側には1面2線の貨物ホームや貨車仕分け線などがあった。
コンテナなども取扱う大規模な駅であったが、1984年に貨物取扱は廃止され、その後1988年に新たなコンテナ取扱駅として竜王駅が整備された。その後、身延線ホームが国鉄清算事業団の所有地で再開発の対象地域であることから、従来のホームより中央本線寄りに新しく島式1面2線、幅6メートルで有効長110 mのホームを建設し、1989年12月に移転した。なお、機関区跡地の再開発は長年にわたりロータリーのみで進展がなかったが、2005年より本格的な整備が行なわれ、跡地は現在NHK甲府放送局や甲府地方合同庁舎などが設置された(これまでのロータリーも改修されている)。
ホーム上は1番線に屋内待合室・喫煙室、2・3番線にKIOSK・駅弁販売所・屋内待合室・喫煙室が設置されている。一方、4・5番線にはベンチと自動販売機のみ設置されている。現駅舎竣工から長らく改札内コンコースを結んでいたのは階段のみであったが、バリアフリー対応の一環で2010年7月15日までに1番線新宿方面および2・3番線松本方面にエレベーターとエスカレーターが設置された。
橋上駅舎を有しており、駅事務室・自動改札機・みどりの窓口、南口の駅ビル「セレオ甲府」の2階に接している。北口へは橋上駅舎から跨線橋が伸びており、通路には和菓子屋、コインロッカーとVIEW
ALTTE(ATM)、証明写真機が設置されている。改札内にはNewDays(コンビニエンスストア)、そば屋、駅弁販売所がある。改札外には、2021年4月7日に、店舗「カフェ&ワインバー
葡萄酒一番館」が開業した。
近距離乗車券等の自動券売機には、JR移行直後にはJR東日本区間とJR東海区間を区別する機能があった。
東京圏輸送管理システム(ATOS)が導入されている最西端の駅である。
駅ビルは1986年(昭和61年)の「かいじ国体」開催にあわせ、1985年(昭和60年)10月に「エクラン」として改築完成したものである。以前は戦前からの木造平屋の駅舎を持ち、1番線を除く中央本線各ホームへは跨線橋で連絡していた。2015年3月13日に「セレオ甲府」として改装オープンし、同年4月17日にグランドオープンした。
甲府統括センターの拠点駅。直営駅で、春日居町駅 - 塩崎駅間各駅を管理する。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
備考 |
1 |
■中央本線 |
下り |
小淵沢・塩尻・松本・長野方面 |
一部列車は2・3番線 |
2・3 |
上り |
大月・八王子・新宿・東京方面[ |
一部列車は1番線 |
4・5 |
身延線 |
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身延・富士方面 |
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- 特急「かいじ」の定期列車は、竜王駅発着の一部を除き、当駅が始発・終点となっている。
- 静岡方面の特急「ふじかわ」はすべて4番線から発車する。
- 身延線については駅ナンバリングの対象外であるため、現地の案内ではJR東海のコーポレートカラーであるオレンジ(■)で表記されている。
歴史
- 1903年(明治36年)
- 6月11日:官設鉄道が初鹿野駅(現在の甲斐大和駅)から延伸、その終着駅として開業。一般駅。
- 12月15日:官設鉄道が韮崎駅まで延伸。
- 1904年(明治37年)12月27日:駅前に山梨馬車鉄道(のちの甲府電車軌道)が乗り入れ。
- 1909年(明治42年)10月12日:国有鉄道線路名称制定により中央東線所属となる。
- 1911年(明治44年)5月1日:中央西線が中央東線に編入され、中央本線所属となる。
- 1924年(大正13年)3月19日:待合室にあったストーブから失火し、駅舎が全焼する。
- 1925年(大正14年)4月4日:二代目駅舎が建てられる。
- 1927年(昭和2年)7月1日:甲府電車軌道が営業休止。
- 1928年(昭和3年)3月30日:富士身延鉄道線が市川大門駅から延伸、当駅に乗り入れ。
- 1932年(昭和7年)12月27日:駅前に山梨電気鉄道線が乗り入れ。
- 1941年(昭和16年)5月1日:富士身延鉄道が国有化、鉄道省身延線となる。
- 1950年(昭和25年)11月23日:北口を供用開始。
- 1962年(昭和37年)7月1日:山梨交通電車線が廃止。
- 1972年(昭和47年)4月1日:旅行センター開業。
- 1984年(昭和59年)
- 2月1日:貨物の取扱を廃止(旅客駅となる)。
- 8月21日:橋上駅舎化。
- 1985年(昭和60年)10月6日:1986年に開催される国民体育大会にあわせ、駅ビル「エクラン」の供用を開始。
- 1986年(昭和61年)11月1日:荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、中央本線はJR東日本、身延線はJR東海に継承され、JR東日本とJR東海の境界駅となる。
- 1989年(平成元年)12月2日:身延線ホームを従来位置より中央本線側に移転。
- 2004年(平成16年)10月16日:自動改札機が設置され、中央本線でICカード「Suica」の利用が可能となる(身延線は対象外)。東京近郊区間に編入される。
- 2007年(平成19年)
- 2月末:中央線ホームに待合室を設置。
- 6月25日:仮北口および仮設ロータリーの供用を開始。同時に北口ロータリーを閉鎖(既存の北口は引き続き供用)。
- 2008年(平成20年)7月14日:改修工事のため既存の北口を閉鎖。
- 2009年(平成21年)
- 11月16日:バリアフリー化の一環として、改札内にトイレとベビー休憩室を整備。
- 12月21日:中央線上りホームにエレベーターを整備。
- 2010年(平成22年)
- 2月23日:中央線下りホームにエレベーターとエスカレーターを整備。
- 7月15日:中央線上りホームにエスカレーターを整備。バリアフリー化の一環として、6番線ホームを4番線ホームに変更。
- 8月4日:ペデストリアンデッキが設置された新北口の供用を開始。
- 2015年(平成27年)
- 3月13日:駅ビルが「甲府エクラン」から「セレオ甲府」へ名称変更し、リニューアルオープン(第1期)。
- 4月17日:駅ビル「セレオ甲府」の第2期リニューアルが完了し、グランドオープン。
- 7月15日:南口に新設された一般車ロータリーの供用を開始。
- 2016年(平成28年)9月7日:南口の公共交通ロータリー(バスターミナル)の整備が完了し全面供用開始。
- 2018年(平成30年)
- 2月15日:南口に斜行型エレベーターが完成し供用開始。
- 3月31日:びゅうプラザの営業を終了。
- 2021年(令和3年)11月9日:駅ナカシェアオフィス「STATION WORK」のテレワークブース「STATION BOOTH」が開設[報道 8]。
- 2025年(令和7年)秋:身延線でICカード「TOICA」の利用が可能となる(予定)。
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