定光寺駅(じょうこうじえき)は、愛知県春日井市玉野町にある、東海旅客鉄道(JR東海)中央本線の駅である。
駅番号はCF10。
玉野川(庄内川)の渓谷右岸に立地。高蔵寺駅からわずか数分で周囲の景色は一変し、川沿いの崖にへばり付くようにつくられ秘境駅の趣もあるが、名古屋への通勤圏に属しているため、隣の古虎渓駅と同じく1時間に上下各4 - 7本程度の列車が往来し、なおかつ車でのアクセスも容易である。なお、駅の所在地は春日井市であるが、川を挟んだ対岸は瀬戸市であり、駅名の由来となった定光寺も瀬戸市側にある。
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簡易改札機 |
相対式ホーム |
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。下りホームへは線路下を横断するためトンネルからアクセスする。
国鉄時代に無人化された後2000年ごろまでは簡易委託駅となり駅の入り口脇の売店で近距離乗車券を販売していたが、現在では高蔵寺駅管理の無人駅となっている。自動改札機の設置は無く、TOICAは簡易改札機による対応となっており、チャージなどの取り扱いは出来ない。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■中央本線 |
上り |
名古屋方面 |
2 |
下り |
多治見・中津川方面 |
歴史
- 1919年(大正8年)5月19日:国有鉄道中央本線の多治見駅 - 高蔵寺駅間に玉野信号所(たまのしんごうしょ)開設。
- 1920年(大正9年)8月15日:定光寺仮停車場に昇格、旅客営業開始。
- 1924年(大正13年)1月1日:定光寺駅に昇格、荷物の取り扱いを開始。
- 1970年(昭和45年)10月19日:荷物の取り扱いを廃止。駅員無配置駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる。
- 2006年(平成18年)11月25日:ICカード「TOICA」の利用が可能となる。
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