上田電鉄別所線 中塩田駅
中塩田(なかしおだ)
下之郷中塩田塩田町
所在地 長野県上田市五加字富在家1225-6
所属事業者 上田電鉄
所属路線 別所線
キロ程 7.4km(上田駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 単式1面1線
乗車人員 21人/日(2016年)
開業年月日 1921年(大正10年)6月17日
駅種別 無人駅
中塩田駅
中塩田駅
側線には保線用の車両が留置されています 駅付近を走る電車
側線には保線用の車両が留置されています 駅付近を走る電車
駅前には公衆電話も 待合所にはいろいろ貼ってあります
駅前には公衆電話も 待合所にはいろいろ貼ってあります
駅の概要

駅への看板
駅への看板
中塩田駅は、長野県上田市五加にある上田電鉄別所線の駅です。駅番号はBE10。
当駅は単式1面1線のホームを持つ地上駅です。
上田丸子電鉄時代からの駅舎が使用されていて、当時の社紋が残っています。
1980年代まで当駅終着・始発のダイヤが一日数本設定されており、電車は別所温泉方の本線上で折り返していました。
開業時以来駅員が配置されていましたが、現在は無人駅となっています。
ホーム柵も撤去されているため、駅舎を経由しなくてもそのまま入場できます。
当駅始発・終着便が無くなってから久しく、全くの停留場となっていますが、他の別所線の駅に比べ構内は比較的広いのです。
元は対向式ホーム2面2線の駅で構内踏切がありました。かつては列車交換も行われていましたが、現在は別所温泉方のポイントが撤去されており、行き違いはできないようになっています。
残った行き止まりのレール(対向式ホーム2面2線当時は上田方)は構内側線となり、保線用の車両が留置されています。
現在ホームは駅本屋側(対向式ホーム2面2線当時は別所温泉方)のみとなっており、反対側旧ホーム(対向式ホーム2面2線当時は上田方)は屋根が撤去され、枕木などの資材が置かれています。
駅に接して別所温泉方の長野県道171号塩田仁古田線に「五加踏切」があり、1970年代まで踏切番小屋が置かれ、踏切番が配置されていたほか、電車が本線上で折り返す際にはこの踏切上に停車していました。
この他倉庫などもあったがすべて撤去されています。
2009年に駅舎が改修・整備され、再塗装が施されたほか、2012年にはホームも改修され電車との段差が無くなっています。
上田方の「中塩田踏切」を超えた先にも構内側線があり、使用されていない保線用の工事用車両が留置されています。
これらの構内側線や旧ホーム敷地を利用して新車の搬入や旧車の解体も行われています。

利用状況
近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおりです。

年度 一日平均乗車人員
2010年 14
2011年 18
2012年 10
2013年 12
2014年 20
2015年 20
2016年 21


  • 1921年(大正10年)6月17日 上田温泉電軌により、川西線の五加駅として開業。
  • 1929年(昭和4年)3月3日 中塩田駅に改称。
  • 1939年(昭和14年)3月19日 川西線が別所線に改称し、別所線の駅となる。
  • 1939年(昭和14年)9月1日 社名変更により、上田電鉄の駅となる。
  • 1943年(昭和18年)10月21日 合併により、上田丸子電鉄の駅となる。
  • 1969年(昭和44年)5月31日 社名変更により、上田交通の駅となる。
  • 2005年(平成17年)10月3日 鉄道部門子会社化により、上田電鉄の駅となる。
  • 2009年(平成21年)9月10日 から同年11月10日の期間で駅舎の改良修繕工事が行われた。