平成15年度秋期初級システムアドミニストレータ試験 午前問題


問1 フラッシュメモリに関する記述として,適切なものはどれか。 

 記憶内容を保つための再書込みが不要で,電気的に全部又は一部分を消して内容を書き直せるメモリである。
 紫外線で全内容を消して書き直せるメモリである。
 データを速く読み出せるので,キャッシュメモリとしてよく用いられる。
 リフレッシュ動作が必要なメモリで,主記憶に広く使われる。

 


問2 パソコンで,ソフトウェア1とソフトウェア2を利用したい。OSとそれぞれのソフトウェアが必要とする磁気ディスク容量は,表のとおりである。これらのソフトウェアを格納して実行するために最低限必要な磁気ディスクの容量は,何Mバイトか。ここで,データ格納用として10Mバイトは確保しておくこととし,ソフトウェア1とソフトウェア2を同時に使うことはないものとする。

単位 Mバイト
  OS オフィスソフト1 オフィスソフト2
ソフトを格納するのに必要な容量 390 250 350
実行時に一次的な作業領域として必要な容量 100 150 120

ア 1,090    イ 1,140    ウ 1,250   エ 1,370 

 


問3 CD-ROMやDVD-ROMは保存期間に限界があるといわれている。その根拠として,適切なものはどれか。 

 磁性体の経年変化によって,記録内容が失われる。
 周囲の強い電磁波の照射によって,磁化されている記録内容が失われる。
 表面を覆う樹脂の劣化によって,記録内容が失われる。
 レーザ光で読み出すことによって,記録内容が徐々に失われる。

  


問4 ISDNを利用して,インターネットサービスプロバイダ(ISP)のアクセスポイントにパソコンを接続する場合,必要となる装置はどれか。
ア ADSLモデム イ ターミナルアダプタ(TA)
ウ スプリッタ エ モデム

 


問5 ネットワーク機器の一つであるスイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)の機能として,適切なものはどれか。

 LANポートに接続された端末に対して,IPアドレスの動的な割当てを行う。
 受信したパケットを,あて先MACアドレスが存在するLANポートだけに転送する。
 受信したパケットを,すべてのLANポートに転送(ブロードキャスト)する。
 受信したパケットを,ネットワーク層で分割(フラグメンテーション)する。

  

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