JR東日本・目白駅
目白
(めじろ)
山手線
高田馬場
→
目白
→
池袋
所在地
東京都豊島区目白三丁目3-1
駅番号
JY14
所属事業者
東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線
■
山手線(JR東日本)
キロ程
14.2km(品川起点)
駅構造
地上駅(橋上駅)
ホーム
1面2線
乗車人員
32,873人/日(2023年)
開業年月日
1885年(明治18年)3月16日
駅種別
業務委託駅
お客さまサポートコールシステム
東京山手線内・東京都区内駅
目白駅
目白駅(めじろえき)は、東京都豊島区目白三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)山手線の駅である。
当駅には山手線電車のみが停車し、山手貨物線を走行する埼京線・湘南新宿ラインやその他の列車は通過する。また、特定都区市内制度における「東京都区内」および「東京山手線内」に属している。当駅は「東京山手線内」のJR駅で、中心駅(運賃計算上の基準駅)である東京駅から最も遠い(最短経路である上野・池袋経由で13.5 km、中央本線以南では恵比寿駅が品川・大崎経由で12.4 kmと最遠)。駅番号はJY 14。
山手線の単独駅は当駅と新大久保駅のみである。
日本鉄道の第一区線第一部 の敷設にあたり設置された。地元および清戸道(現・目白通り)沿道の各村からたびたび設置請願があり、その通り清戸道に接して設置されている。駅舎の竣工が遅れたため路線の開業から半月遅れで開業したが、駅開業4日前になっても敷地の買収が完了していないことを示す史料があり、買収手続きが遅れていたことが理由と思われる。その後、当駅と田端駅を短絡する豊島線が計画されるが、当駅は地形から将来的な拡張に支障が予想されたため池袋駅を設けて接続するように変更された。この際には、目白駅近辺の住民から豊島線敷設への反対もあったとされている。
駅構造
JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している池袋駅管理の業務委託駅。お客さまサポートコールシステムが導入されており、早朝はインターホンによる案内となる。島式ホーム1面2線の地上駅。日本で初めて橋上駅舎を採用した駅としても知られる。出口は目白通りに1か所ある。池袋寄りにエレベーターとエスカレーターが設置された。2009年に、市ケ谷駅とともにJR東日本の駅で初めてLEDライト型の案内サインが設置された。
駅構内にはNewDaysMINIやカフェ デンマルク、クイーンズウェイなどがあり、カートによる販売なども行われている。駅正面および隣接する公衆トイレの壁面には、ステンドグラスが使用されている。
かつて駅の東側には目白貨物駅があり、貨物用側線、引き上げ線、貨物用ホームが設置されていた。1979年(昭和54年)の貨物駅廃止後、跡地はJR東日本ホテルメッツ目白、賃貸住宅「アーバンハイツ目白駅前」などが建設された。
切符売り場
ホーム
通過するE257系団体列車
ホーム
のりば
番線
路線
方向
行先
1
■
山手線
内回り
新宿・渋谷・品川方面
2
外回り
池袋・上野・東京方面
歴史
1885年(明治18年)3月16日:日本鉄道の駅として開業。
1903年(明治36年):貨物の取扱を開始。
1906年(明治39年)11月1日:鉄道国有法により国有化。
1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により山手線の所属となる。
1922年(大正11年):駅舎改築。全国初の橋上駅舎となる。
1928年(昭和3年)8月12日:駅舎改築。
1962年(昭和37年)8月16日:駅舎改良工事竣工。
1973年(昭和48年)
7月11日:みどりの窓口が営業を開始。
9月20日:貨物の取扱を廃止。
1987年(昭和62年)
4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
7月1日:原宿駅とともにホームの全面禁煙を試行(1994年9月まで)。
1991年(平成3年)2月2日:自動改札機を設置し、供用開始。
2000年(平成12年)7月29日:現在の駅舎へ改築。
2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
2010年(平成22年)6月23日:東京都内としては国鉄・JRを通して史上初の女性駅長が四ツ谷駅と共に着任。
2014年(平成26年)11月14日:みどりの窓口の営業を終了。
2017年(平成29年)5月15日:業務委託化。