高畠駅(たかはたえき)は、山形県東置賜郡高畠町大字山崎にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線の駅です。
当駅は奥羽本線上を走るミニ新幹線である山形新幹線の停車駅となっている。
一方、奥羽本線の在来線としての愛称として「山形線」が設定されている。
山形新幹線の列車はおよそ半数(主に山形発着列車)が停車する。
|
|
E3系「つばさ」 |
719系5000番台 |
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。2番線が本線となっているため、通過列車は2番線を走行していく。
現在の2代目駅舎は東側に置かれている。当駅の所在地の高畠町は、「日本のアンデルセン」と呼ばれた浜田広介の出身地であり、当駅は童話をイメージしたメルヘン調の建物となっている。
JR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅(米沢駅管理)である。みどりの窓口、自動券売機が設置されている。
駅構内に温泉(高畠町太陽館)がある。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■山形新幹線
■山形線 |
下り |
山形・新庄方面 |
上り |
福島方面 |
2 |
■山形新幹線
■山形線 |
下り |
山形・新庄方面 |
上り |
福島方面 |
歴史
年表
- 1900年(明治33年)4月21日:官設鉄道(後に日本国有鉄道)奥羽南線米沢 - 山形間開通と共に、糠ノ目駅(ぬかのめえき)として開業。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定に伴い、奥羽本線の駅となる。
- 1922年(大正11年)3月16日:高畠鉄道糠ノ目 - 高畠間5.2km開業。
- 1943年(昭和18年)10月1日:高畠鉄道の会社合併に伴い、山形交通高畠線および奥羽本線の駅となる。
- 1957年(昭和32年)2月20日:跨線橋完成、完工式・渡り初め挙行。
- 1974年(昭和49年)11月18日:高畠線が廃止。
- 1980年(昭和55年)9月20日:貨物の取扱廃止。
- 1983年(昭和58年)2月10日:荷物扱い廃止。無人化。出札業務を高畠町観光協会に簡易委託。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 1991年(平成3年)
- 3月16日:高畠駅に改称。
- 4月15日:東西自由通路開通式挙行。
- 1992年(平成4年)
- 6月23日:合築駅舎「太陽館」に改築し、そのうち駅機能部分のみ使用開始。簡易委託駅から直営駅となる。
- 7月1日:山形新幹線の福島 - 山形が開業し、新幹線停車駅となる。
- 9月24日:合築駅舎「太陽館」が完成。
- 9月25日:駅舎内の温泉施設が開業。駅舎を東側に移転新築。
- 1994年(平成6年):西口の駅舎を解体。
- 2015年(平成27年)4月1日:直営駅から業務委託駅となる。
- 2020年(令和2年)3月14日:新幹線eチケットサービス開始。
- 2021年(令和3年)3月13日:タッチでGo!新幹線のサービスを開始。
- 2023年(令和5年)11月30日:みどりの窓口の営業を終了(予定)。
|