新庄(しんじょう) |
山形新幹線 |
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大石田 |
→ |
新庄 |
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奥羽本線(山形線) |
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舟形 |
→ |
→ |
泉田 |
陸羽西線 |
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→ |
升形 |
陸羽東線 |
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南新庄 |
→ |
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所在地 |
山形県新庄市多門町1-1 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
4面5線 |
乗車人員 |
1,033人/日(2022年) |
開業年月日 |
1903年(明治36年)6月11日 |
駅種別 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 |
所属路線 |
■山形新幹線 |
キロ程 |
148.6km(福島起点) |
所属路線 |
■奥羽本線(山形線) |
キロ程 |
148.6km(福島起点) |
所属路線 |
■陸羽西線 |
キロ程 |
0.0km(新庄起点) |
所属路線 |
■陸羽東線 |
キロ程 |
94.1km(小牛田起点) |
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新庄駅 |
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改札口 |
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新庄駅(しんじょうえき)は、山形県新庄市多門町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
乗り入れている路線は、線路名称上は、当駅の所属線である奥羽本線に、当駅を起点とする陸羽西線、当駅を終点とする陸羽東線を加えた3路線である。
当駅は奥羽本線上を走るミニ新幹線である山形新幹線の終着駅となっている。新幹線車両が走行できるようにするため、奥羽本線の福島駅 - 当駅間は新幹線と同じ軌間1,435mmの標準軌に改軌されている。このため、1,067mmの狭軌である奥羽本線秋田駅方面および、他路線との直通運転はできない。なお、標準軌化された奥羽本線山形駅方面には、在来線としての愛称として「山形線」がつけられている。
なお、2022年5月より陸羽西線は列車の運行を休止しており、バス代行となっている。
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頭端式ホーム(標準軌) |
E3系2000番台 |
駅構造
- 軌間の異なる1・2番線(標準軌)と3・4番線(狭軌)が頭端式ホーム2面2線ずつで向き合い、上下線直通可能な5番線(狭軌)は2・4番線の東側にあり、階段を使わずに各乗り場間の往来が可能となっている。
- 直営駅。みどりの窓口、指定席券売機、新幹線用のモバイルSuica専用自動改札機、駅レンタカーが設置されている。また、乗換改札機が1番線に1台設置されている。管理駅として、奥羽本線の大石田駅
- 及位駅間、陸羽東線の堺田駅 - 南新庄駅間、陸羽西線の升形駅 - 南野駅間の各駅を管理している。
- 奥羽本線の東北本部と秋田支社の運行系統上の境界駅であり、新庄駅 - 及位駅間は秋田支社側が列車運行を行う。このため、泉田駅 - 及位駅間の各駅においては、東北本部側は事実上施設管理のみとなっている。
- 駅東口駅前広場を除く構内東側の一帯は新庄運転区である。新庄運転区には蒸気機関車の転車台が使用可能な状態で残されており、陸羽東線にてSLの臨時運行が行われる年もある。また駅構内の南側が山形線、北側が奥羽本線、陸羽東線、陸羽西線車両の車庫になっており、そのうち北側にはレンガ造りの車庫がある。
- かつては貨物も取り扱っており、駅西口北側に1面2線の貨物ホームや貨車仕分け線が広がっていた。そこでは有蓋車など奥羽本線を行き来する貨物列車が停車する風景がよく見られた。後述する「ゆめりあ」の一部やその後背地に広がる駐車場、鉄道弘済会の施設、広大な空き地などが貨物施設の遺構である。運賃表は現駅舎開業以降は独自のデザインであったが、2014年の運賃改定時にJR東日本標準のデザインに変更された。
- 当駅は最上地方各市町村の共同出資の交流拠点ともなっており、「ゆめりあ」という愛称がある。"夢"と"エリア"を組み合わせた造語である。館内には案内所、物産館、イベントスペースなどが備えられ、東口に向かう連絡通路は、ギャラリースペースとなっている。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
標準軌 |
1 |
■山形新幹線 |
上り |
山形・福島・東京方面 |
2 |
■山形線 |
狭軌 |
3
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■陸羽西線 |
下り |
古口・余目・酒田方面 |
3・4 |
■奥羽本線 |
真室川・湯沢・横手・大曲・秋田方面 |
5 |
■陸羽東線 |
上り |
鳴子温泉・古川方面 |
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701系電車 |
びゅうコースター風っこ |
歴史
年表
- 1903年(明治36年)6月11日:官設鉄道(後に日本国有鉄道)奥羽南線が舟形駅から延伸された際の終着駅として開業。一般駅。
- 1904年(明治37年)10月21日:奥羽南線が院内駅まで延伸され、途中駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定に伴い、奥羽本線の駅となる。
- 1913年(大正2年)12月7日:酒田線が古口駅まで開通、接続駅となる。
- 1915年(大正4年)11月1日:新庄線が瀬見駅(現・瀬見温泉駅)まで開通。
- 1917年(大正6年)11月1日:酒田線が陸羽西線、新庄線が陸羽東線に改称され、奥羽本線および両線の駅となる。
- 1926年(大正15年)12月:駅舎改築。
- 1961年(昭和36年)6月1日:駅舎改築。
- 1963年(昭和38年)2月14日:跨線橋改築、供用開始。
- 1968年(昭和43年)9月29日:みどりの窓口の営業を開始。
- 1986年(昭和61年)
- 11月1日:車扱貨物・荷物の取り扱いを廃止(旅客駅となる)。
- 12月20日:直営のハンバーガーショップ「パナデリア・アッキー」開店。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 1989年(平成元年)3月1日:出札窓口オープンカウンター化完成式挙行。
- 1994年(平成6年)11月23日:駅前ふれあい広場「アビエス」オープン。
- 1998年(平成10年)
- 9月7日:旧駅舎での営業を終了。
- 10月10日:2階建ての仮駅舎で営業開始。
- 1999年(平成11年)12月4日:山形新幹線山形 - 新庄間運行開始開業。現在の駅舎も完成。
- 2014年(平成26年)8月23日:発車メロディに「新庄まつり囃子」を採用。
- 2017年(平成29年)5月31日:びゅうプラザの営業を終了。
- 2020年(令和2年)3月14日:新幹線eチケットサービス開始。
- 2021年(令和3年)3月13日:タッチでGo!新幹線のサービスを開始。
- 2022年(令和4年)5月14日:高屋道路の(仮称)高屋トンネル建設関連工事に伴い、陸羽西線ならびに同線からの羽越本線直通列車が運行休止、バス代行となる。
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