中滑川(なかなめりかわ) |
西滑川→中滑川→滑川 |
所在地 |
富山県滑川市田中新町39 |
駅番号 |
T17 |
所属事業者 |
富山地方鉄道 |
所属路線 |
■本線 |
キロ程 |
20.6km(電鉄富山起点) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
2面2線 |
乗降人員 |
793人/日(2019年) |
開業年月日 |
1914年(大正3年)2月18日 |
駅種別 |
無人駅
(平日7:00〜9:00、16:00〜20:00は駅員配置) |
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中滑川駅 |
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待合室 |
自動改札がありました |
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待合室 |
電車が入線します |
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地下道で線路の反対側に出ることができます |
駅前は未開発です |
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旧駅舎の入口 |
となりの北陸本線を走る普通列車 |
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クレープ屋以外はシャッターが降りています |
ホームは島式と単式の2面です。 |
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改札口から地下道を通ってホームに入ります |
出札窓口 |
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中滑川駅(なかなめりかわえき)は、富山県滑川市田中新町にある富山地方鉄道本線の駅である。駅番号はT17。
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅。駅舎とホームとの連絡は構内踏切による。旧駅舎時代は地下道であった。
かつては2面3線構造であり、この駅から分岐して海岸線沿いに富山港線東岩瀬駅までを結ぶ計画(富山地方鉄道海岸線)があったことの名残である3番線ホームがあった。
平日の早朝および深夜を除く時間帯は駅員が配置されるが、営業を行わない時間もある。
以前は、JAアルプスのビルと一体化していて1階部分は駅ビルとなっていたのですが、多数のテナントのほとんどが撤退してしまい、クレープ屋「サンマリー」が残るのみで、他の店舗はシャッターが降りていて、ゴーストタウン化していたので、建て替え工事により、
サンマリーも移転しました。新駅舎は2014年3月に完成してします。
この駅には急行、快速急行、特急のすべての列車が停車します。
駅の近くには、滑川市役所、滑川市立寺家小学校、滑川商工会議所、滑川郵便局、北陸銀行滑川支店、富山第一銀行滑川支店、富山銀行滑川支店と役所や銀行が多く存在します。
つまりこの駅付近が滑川市の中心となっていて、滑川駅は市の中心からやや外れていると言えます。
それにしてはどうしてこんなに寂れているのでしょうか・・・。
駅前からは、滑川市コミュニティバス「のる my car」の蓑輪ルート、大日室山ルート、小森ルート、寺町ルートが発着するバスターミナルとなっています。
また駅前から地下道を通って、富山地方鉄道バスの中滑川停留所からは、富山駅前行、滑川駅前行が発着しています。
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■本線 |
上り |
上市・寺田・稲荷町・電鉄富山方面 |
2 |
下り |
電鉄魚津・電鉄黒部・宇奈月温泉方面 |
テナント
旧駅舎は隣接するJAアルプスのビルと一体化しており、一階部分はいわゆる商業施設を備えた駅ビル形態でした。
2012年6月時点では3店舗のみ営業していました。
1986年時点ではスーパーや書店、美容院、雑貨店、飲食店、クリーニング店など多数のテナントが出店していました。
また、当時出店していたクレープ店(1982年創業で、当時県内でクレープ店は珍しかった)は、1985年に駅構内に移転した後は、駅ビルで最後まで営業を続けていたが、駅舎に隣接する旧JAアルプス滑川農協会館の解体に伴い、2012年に上小泉に移転しています。その後、2015年11月に店主が夫を看病するために休業、2016年12月26日に店主が他界したことに伴い、そのまま閉店しています。
歴史
- 1914年(大正3年)2月18日:立山軽便鉄道の中滑川駅として開業。
- 1917年(大正6年)6月25日:立山軽便鉄道を立山鉄道と改称する。
- 1921年(大正10年)2月20日:晒屋駅に改称。
- 1931年(昭和6年)
- 3月18日:富山電気鉄道と立山鉄道が合併し富山電気鉄道に属する。
- 11月6日:水橋口駅(現・西滑川駅) - 滑川駅間のルート変更により、現在地に移転。同時に本滑川駅に改称。
- 1932年(昭和7年)3月22日:再び中滑川駅に改称。
- 1943年(昭和18年)1月1日:富山県交通統合実施により、資本金1,250万円を以て佐伯宗義を社長とし富山地方鉄道株式会社が発足する。
- 1950年(昭和25年)4月20日:駅舎の改築を行う。
- 1954年(昭和29年)4月1日:富山地方鉄道が電鉄富山駅 - 奥田 - 東岩瀬 - 中滑川間(17.2粁)の鉄道敷設免許を申請する(富山地方鉄道海岸線)。
- 1961年(昭和36年)7月17日:中滑川駅前の地下歩道が完成。
- 1967年(昭和42年)10月1日:当駅における車扱貨物の取扱を廃する。
- 1969年(昭和44年)7月31日:旧駅より45 m西側に中滑川ステーションビル(滑川農協会館)を併設する駅舎(平屋一部2階建て、建物面積1,155
m2)が竣工する。同時にホームの拡張・延伸工事完成(当時計画中であった海岸線のホームおよび本線ホームへの連結用地下道を新設)
- 1973年(昭和48年)6月19日:富山地方鉄道が富山地方鉄道海岸線に係る鉄道敷設免許の廃止を申請する。
- 1985年(昭和60年)11月25日:連絡運輸廃止。
- 1988年(昭和63年)8月:当駅の列車集中制禦装置を更新する。
- 2013年(平成25年)8月1日:滑川農協会館の老朽化による解体工事に伴い、当駅駅舎改築工事を開始する。
- 2014年(平成26年)3月28日:現在の駅舎の使用を開始する。
- 2016年(平成28年)1月:旧駅舎(農協会館)を解体。
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