東三日市駅(ひがしみっかいちえき)は、富山県黒部市三日市にある富山地方鉄道本線の駅です。駅番号はT28。
二見書房刊の『訪ねておきたい名駅舎 絶滅危惧駅舎』で紹介されています。
駅名標のローマ字表記は「HIGASHI MITSUKAICHI」。1931年(昭和6年)頃には黒部鉄道は当時としては珍しく日本式ローマ字を採用していたので、「HIGASIMIKKAITI」と表記していました。
駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅で、木造駅舎を有します。
平日の朝のみ駅員配置があったが、現在は無人駅となっています。
この駅には急行が停車します。
従来は特急も停車していたのですが、平成27年2月26日のダイヤ改正で新黒部駅が開業し、特急列車が停車することになったためか、当駅は特急が通過することになりました。
駅の近くには、黒部市役所、黒部市民会館、富山県立桜井高等学校があります。
歴史
- 1922年(大正11年)11月5日:黒部鉄道の駅として開業。
- 1943年(昭和18年)1月1日:富山県内の全鉄道会社が富山電気鉄道を中心とする富山地方鉄道(地鉄)に統合され、同社の黒部線となる。
- 1943年(昭和18年)11月11日:旧黒部鉄道の路線は600Vから1500Vへの昇圧とプラットホーム改修等の工事が完了し、電鉄富山駅 - 宇奈月駅間の直通運転が開始される。
- 1953年(昭和28年)2月25日:駅舎の改築を行う。
- 1959年(昭和34年)7月25日:再び駅舎改築を行う。
- 1966年(昭和41年)11月30日:電鉄桜井駅 - 宇奈月駅間において信号自動化を実施する。
- 1969年(昭和44年)4月1日:路線名変更が実施され電鉄富山 - 宇奈月駅間が本線となる。
- 2015年(平成27年)2月26日:ダイヤ改正により特急停車駅から外れる。
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