JR東日本・IGRいわて銀河鉄道・盛岡駅
盛岡(もりおか)
東北新幹線 新花巻 → 盛岡 → いわて
沼宮内
秋田新幹線       → 雫石
東北本線    仙北町 →
田沢湖線 前潟 →
山田線       → 上盛岡
いわて銀河鉄道線        → 青山
所在地 岩手県盛岡市大通り一丁目1-2
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
IGRいわて銀河鉄道
駅構造  高架駅(新幹線)
橋上駅(在来線)
地上駅(IGR)
ホーム  2面4線(新幹線)
4面8線(在来線)
1面2線(IGR)
乗車人員  新幹線 5,923人/日(2022年) 
JR東日本 14,610人/日(2022年)
IGR 9,768人/日(2022年)
開業年月日 1890年(明治23年)11月1日
2002年(平成14年)12月1日(IGR)
駅種別 直営駅(管理駅) みどりの窓口
所属路線 ■東北新幹線
キロ程 535.3km(東京起点) 
所属路線 ■秋田新幹線 
キロ程 0.0km(盛岡起点) 
所属路線 ■東北本線 
キロ程 535.3km(東京起点) 
所属路線 ■田沢湖線 
キロ程 75.6km(大曲起点)
所属路線 ■山田線 
キロ程 0.0km(盛岡起点) 
所属路線 ■いわて銀河鉄道線
キロ程 0.0km(盛岡起点)
盛岡駅
盛岡駅
ALFA-X
ALFA-X
701系5000番台
701系5000番台
盛岡駅(もりおかえき)は、岩手県盛岡市盛岡駅前通にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・IGRいわて銀河鉄道の駅である。盛岡市の中心駅。

新幹線(JR東日本)

正式な線路名称上は東北新幹線の途中駅であるが、運用上以下の列車も乗り入れる。
  • 北海道新幹線 : 新青森駅から直通で新函館北斗駅まで乗り入れる。
  • 秋田新幹線 : 当駅から秋田駅までの間、在来線の田沢湖線・奥羽本線を経由するミニ新幹線である。当駅で東北新幹線の「はやぶさ(E5系)」と秋田新幹線の「こまち(E6系)」の増解結を行う。
在来線

キハ111系
キハ111系
正式な線路名称上は以下の4路線である。
  • 東北本線(JR東日本) - JR東日本における当駅の所属線 であり、当駅が終点である。
  • 田沢湖線(JR東日本) - 基本計画上は当駅が終点であるが、0キロポストが当駅構内にあり、運用上は当駅を起点とし、当駅発の列車が下り列車となっている。前述のミニ新幹線乗り入れに伴い、標準軌化された。
  • 山田線(JR東日本) - 当駅が起点である。列車番号の付番方法が2018年3月ダイヤ改正までは他の路線と異なり,当駅発の列車は下り列車でも列車番号が偶数番号だったが2019年3月23日に同線の宮古〜釜石間が三陸鉄道へ移管,リアス線として開業した前年の2018年3月ダイヤ改正より正式に盛岡発の列車が下り列車を表す奇数番号となっている。
  • いわて銀河鉄道線(IGRいわて銀河鉄道) - 当駅が起点である。
運用上は以下の列車も当駅に乗り入れている。
  • 花輪線(JR東日本) - 好摩駅が起点であるが、全列車がいわて銀河鉄道線を経由して当駅へ乗り入れている。
  • 釜石線(JR東日本) - 起点は花巻駅だが、快速はまゆりの全列車と普通列車の一部は東北本線に直通し、当駅まで運転される。


駅構造
IGR7000系
IGR7000系
  • 在来線ホーム5面10線(0 - 9番線)、新幹線ホーム2面4線(11 - 14番線)、計7面14線を有する。在来線ホームはかつて優等列車が多数発着していた名残で、地上ホーム数が東北地域最多であり、かつ各ホームの有効長も長い。
  • 東北新幹線八戸延伸に伴う東北本線盛岡 - 八戸のIGRいわて銀河鉄道への移管に伴い、0・1番線はIGRいわて銀河鉄道およびJR花輪線専用ホームとなっている。
  • なお、田沢湖線ホームの8・9番線を除く駅構内および盛岡車両センター出入区の運行管理は全てJR盛岡駅輸送本部にて行っている。(田沢湖線ホームの8・9番線のみ、秋田輸送指令の管轄)
  • 駅構内は自由通路を含めて0時 - 4時45分の間完全閉鎖される。
  • 2階におみやげ売り場「大地館」および「いわてのアンテナショップ」がある。
JR東日本
  • 485系ジパング
    485系ジパング
    2階がコンコースとなっており、西口とは東西自由通路「さんさこみち」(旧田沢湖線代行バス連絡橋)で連絡している。コンコース上に南改札口、北改札口、みどりの窓口(南北計2か所)がある。南北みどりの窓口それぞれに指定席券売機が設置されている。JRの自動券売機ではIGRいわて銀河鉄道線いわて沼宮内駅までの片道乗車券も購入可能であるが、好摩駅まで同線を経由するJR花輪線各駅(好摩駅を除く)までの片道乗車券は購入できない。
  • 改札口はSuica対応自動改札機が設置されており、新幹線改札口では新幹線eチケットサービスを使用できる。
  • 改札前には列車の運行状況をはじめとする各種情報をリアルタイムで迅速に流すプラズマディスプレイが設置されている。
  • 南側に複合待合センターと北東北観光プラザ、インフォメーションセンター(レールゴーサービス・列車配送サービス受付所)がある。インフォメーションセンターはJR東日本東北総合サービスに委託されている。
  • 直営駅であり、管理駅として、東北本線の日詰駅 - 仙北町駅間、田沢湖線の前潟駅 - 赤渕駅間、山田線の上盛岡駅 - 千徳駅間、花輪線の東大更駅 - 兄畑駅間の各駅を管理している。かつては、大志田駅、浅岸駅も管理していたが、2016年3月25日をもって両駅は廃止された。
在来線ホーム
  • リゾートあすなろ
    リゾートあすなろ
    島式ホーム4面8線を有する地上駅(橋上駅)である。
  • 花輪線列車は一部を除きいわて銀河鉄道線ホーム(0・1番線)に発着する(後述)。
  • 3番線が上り本線、4番線が下り本線であるため、両線はおもに貨物列車の発着・通過に割り当てられている。
  • 0 - 7番線から亘り線を経由して盛岡車両センター(車両基地)へ出入庫可能な配線となっていて、車両センターまではIGR上下本線と出入庫線の3線区間となっている。従来は出入庫線も複線であったが、秋田新幹線工事に伴い田沢湖線・秋田新幹線への分岐高架橋に用地を供出した関係で単線となった。駅区境界線を越えて車両センター構内に入った後に出入庫線も複線になる。
  • 8・9番線は田沢湖線用の標準軌である。通常は田沢湖線普通列車のみの発着に使われるが、全国花火競技大会(大仙市)の開催日には、東北新幹線と直通しない当駅始発・終着の臨時「こまち」が発着する。構内北側に標準軌車両が待機・滞泊するための留置線が、西側に屋根上の検査が可能な足場付きの線路がある。
  • 9番線の隣にホームのない狭軌線路(下り6番線)があり、下り貨物列車の待避用で使用されている。北側で標準軌線路と平面交差している。
  • 2014年2月から3月にかけて在来線中央乗り換え跨線橋の石膏製吊り天井について耐震性の問題から撤去工事が行われ同年3月中旬に完了した。それと同時に在来線南改札口の発車標が在来線北改札口と同じタイプの新型LED発車標に交換され、在来線全ホームの発車標も新型のLED発車標に更新された。
のりば

在来線(地上ホーム)

番線 路線 方向 行先 備考
2 ■山田線 下り 茂市・宮古方面
3 ■いわて銀河鉄道線 いわて沼宮内方面 矢幅方面からの直通
■花輪線 大館方面 一部の列車
■東北本線 上り 北上・平泉・一ノ関方面 滝沢方面からの直通
4 ■山田線 下り 茂市・宮古方面 一部の列車
5・7 ■東北本線 上り 北上・平泉・一ノ関方面
8・9 ■田沢湖線 下り 雫石・田沢湖方面

新幹線ホーム
  • 島式ホーム2面4線を有する高架駅(地上3階)である。
  • 現行ダイヤでは全ての列車が停車するが、上下主本線の12・13番線はホームの建築限界が列車通過対応となっており、軌道中心からホーム端までの距離が副本線の11・14番線より3センチメートル広く作られている。
  • 定期「こまち」は全列車が当駅で「はやぶさ」との分割・併合を行う。
  • 秋田新幹線と東北新幹線の分岐点は盛岡駅北方約500m地点に存在する。下り本線のみに分岐器が設置されているため、「こまち」上り列車は一旦下り本線に進入した後に渡り線によって上り本線へと移り、盛岡駅へ入線する。上下とも同じホームで分割併合を行っている福島駅[注釈 7]と違い、下り列車の分割は14番線、上り列車の併合は11番線(いずれも外側ホーム)で行われている。
  • 2012年(平成24年)11月 - 12月上旬にかけて新幹線コンコースの発車案内(発車標)がフルカラーLED式に置き換えられ、あわせて改札口の発車案内も同年12月11日 - 12日にかけてLCDディスプレイに置き換えられた。また、11番線から14番線すべてのホームに、LED式の乗車位置案内表示器が設置されているが、これらは、11番線・12番線は2007年のダイヤ改正にて、13番線・14番線は2016年の北海道新幹線開業に合わせて設置された。かつて11番線と14番線には簡易型の乗車位置案内表示器が設置されていた。
  • 東北新幹線で17両編成が入線可能な駅は当駅が北限である。
  • 発車メロディは2019年11月1日より、盛岡が舞台となった連続テレビ小説「どんど晴れ」の主題歌である小田和正の「ダイジョウブ」が使用されている。当初の使用期間は2021年10月31日までであったが、好評のためその後も継続使用されている。
新幹線(高架ホーム)

番線 路線 方向 行先 備考
11・12 ■東北新幹線 上り 仙台・福島・郡山・宇都宮・大宮・東京方面
13 当駅始発
13・14 ■東北・北海道新幹線 下り 新青森・新函館北斗方面
■秋田新幹線 田沢湖・角館方面

IGRいわて銀河鉄道

  • 頭端式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎内の北側地上1階にある。好摩駅までの間IGRいわて銀河線を経由するJR花輪線の列車も当ホームでの発着を基本としている。他の列車と改札内で乗り換えることはできない。当改札からJR盛岡駅北口改札口までは約200メートル(所要時間約8分)離れている。このホームは旧JR1番線および貨物列車用の上り線(番線名称無し)を改修・改称したホームである。
  • 直営駅で統括駅長、助役配置。改札内外に待合室があり、改札口および出札窓口、自動券売機がある。自動券売機では最長で青い森鉄道線八戸駅、八戸線鮫駅、花輪線大館駅までの連絡乗車券も購入可能である。改札外横にはNewDaysや駅ビル店舗がある。管理駅として、青山駅 - 御堂駅の各駅を管理している。
  • 花輪線列車はJR東日本盛岡運輸区所属の運転士・車掌が当駅 - 大館間を通して乗務し、社界の好摩駅における両社間乗務員交替は実施しない。青い森鉄道線直通便の運転士も当駅 - 八戸間をIGR運転士または青い森鉄道運転士が通して乗務し、社界の目時駅では乗務員交代は実施しない。
  • 一部の列車はJR線ホーム発着となり、その際はJRの改札を利用しなければならない。
番線 路線 方向 行先 備考
0・1 ■いわて銀河鉄道線 下り 八戸方面 JR東北本線直通の列車はJRホーム2・3番線
■JR花輪線 大館方面 5:00発の列車はJRホーム3番線



歴史
  • 1890年(明治23年)11月1日:日本鉄道の駅として開業。
  • 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化され、官設鉄道の駅となる。
  • 1921年(大正10年)6月25日:橋場軽便線(現在の田沢湖線)が開業。
  • 1923年(大正12年)10月10日:山田線が開業。
  • 1959年(昭和34年)11月:3代目駅舎が完成(盛岡民衆駅)。東北で初めての民衆駅であった。
  • 1969年(昭和44年)7月10日:東口駅前に地下道が完成
  • 1970年(昭和45年)10月1日:盛岡旅行センター設置。
  • かつては、盛岡市は中規模都市でありながら国鉄の3組織(盛岡鉄道管理局、盛岡工事局、盛岡工場<現在は廃止>)がそろって存在し、さらに日本鉄道建設公団盛岡支社も存在した。
  • 1974年(昭和49年)
    • 4月15日:駅舎建て替えのため仮駅舎に移転。
    • 7月20日:駅構内の貨物設備が盛岡貨物ターミナル駅に移転。
  • 1981年(昭和56年)4月10日:現在の4代目駅舎が完成し、駅ビルフェザンが開業。
  • 1982年(昭和57年)6月23日:東北新幹線(大宮駅 - 盛岡駅間)が開業。
  • 1985年(昭和60年)12月1日:国鉄(当時)盛岡工場完全廃止(跡地は再開発される)。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 1996年(平成8年)3月31日:田沢湖線改軌工事に伴い、北跨線橋を現在の西口へ延長。西口から田沢湖線バス代行運転が始まる。
  • 1997年(平成9年)3月22日:秋田新幹線開業(田沢湖線標準軌化)、「こまち」との分割併合開始。田沢湖線バス代行終了、北跨線橋はそのまま通路北側半分を西口通路として自由通路化。これにより1番線への連絡はできなくなった。
  • 2002年(平成14年)
    • 10月14日:東北の駅百選に選定される。
    • 12月1日:東北新幹線(盛岡駅 - 八戸駅間)が開業。東北本線の盛岡駅 - 八戸駅間が経営分離により第三セクターへ移管されたため、盛岡駅は東日本旅客鉄道とIGRいわて銀河鉄道の接続駅となる。
  • 2005年(平成17年)7月29日:大規模改造工事完成。駅ビル「フェザン」南館が「パルモ」を吸収合併する形で駅舎1階および地下部分にオープン[新聞 5](南跨線橋を廃止し、在来線連絡跨線橋を中央部に一本化。JR改札口を2階中央部に集約して在来線改札を自動化。東西地下自由通路開通。北跨線橋を完全自由通路化し各ホームへの連絡階段を撤去)。なおこれにより現在の2階コンコースにあった「フクロー広場」は廃止された。
  • 2006年(平成18年)2月22日:東西地下自由通路に車椅子用昇降機を設置。3月運用開始。
  • 2008年(平成20年)3月15日:ダイヤ改正。「北斗星」1往復体制にともない、同列車の盛岡駅での客扱いを終了。
  • 2010年(平成22年)12月4日:東北新幹線八戸駅 - 新青森駅間開業に伴い、八戸駅 - 青森駅間の東北本線が第三セクターの青い森鉄道に移管されたため、当駅が東北本線の終着駅となる。「北斗星」のブルートレイン便取扱終了。
  • 2016年(平成28年)3月19日:この日をもって寝台特急「カシオペア」の当駅での客扱いが終了。
  • 2017年(平成29年)
    • 3月17日:1階在来線改札口および2階北口改札がリニューアル。駅ビル「フェザン」第1期リニューアル。
    • 4月28日:駅ビル「フェザン」第2期リニューアル。
    • 5月下旬:駅ビル「フェザン」第3期リニューアル。
    • 7月3日 - 9月下旬:1階エントランスのリニューアル工事を実施。
  • 2018年(平成30年)
    • 3月1日:「びゅうプラザ」がびゅうトラベルサービスに業務移管。
    • 4月1日:雫石駅業務委託化に伴い、田沢湖線大釜駅 - 赤渕駅間の管理業務が当駅に移管される。
    • 4月2日:この日より、1階南口、1階滝の広場南側入口、滝の広場外観のリニューアル工事を実施。
    • 6月1日:大更駅業務委託化に伴い、花輪線東大更駅 - 兄畑駅間の管理業務が当駅に移管される。
    • 8月31日:1階南口、1階滝の広場南側入口、滝の広場外観に「いわて銀河のしおり」の展示物が設置され、全面リニューアル。
    • 11月28日 - 12月10日:新幹線11・12番線ホームで、セルフレジ専用キャッシュレスを活用した無人店舗「NewDaysKIOSK 盛岡駅新幹線ホーム店」を試行導入。
    • 12月11日:無人店舗「NewDaysKIOSK 盛岡駅新幹線ホーム店」を本格稼働。
  • 2019年(平成31年・令和元年)
    • 3月23日:宮古駅が三陸鉄道へ移管されたことに伴い、山田線区界駅 - 千徳駅間の管理業務が当駅に移管される。
    • 11月1日:新幹線ホームの発車メロディを小田和正の「ダイジョウブ」に変更。
  • 2020年(令和2年)3月14日:新幹線eチケットサービス開始。
  • 2021年(令和3年)
    • 3月13日:タッチでGo!新幹線のサービスを開始。
    • 3月18日:駅ナカシェアオフィス「STATION WORK」のブース型「STATION BOOTH」が開業。
    • 12月1日:鹿角花輪駅業務委託化に伴い、花輪線湯瀬温泉駅-東大館駅間の管理業務が当駅に移管される。
    • 12月28日:びゅうプラザの営業を終了。
  • 2022年(令和4年)
    • 2月1日:駅たびコンシェルジュが開業。
    • 10月1日:当駅とJRいわて沼宮内駅・JR二戸駅を統合した盛岡営業統括センターを設置。JR盛岡駅長は盛岡営業統括センター所長となる。
  • 2023年(令和5年)5月27日:田沢湖線および東北本線においてICカード「Suica」の利用が可能となる。