JR東日本・太子堂駅
太子堂(たいしどう)
東北本線   南仙台 太子堂  長町
所在地 宮城県仙台市太白区
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 東北本線(常磐線・仙台空港アクセス線)
キロ程 346.3km(東京起点) 
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗車人員 4,348人/日(2024年)
開業年月日 2007年(平成19年)3月18日
駅種別 業務委託駅 仙台市内駅
太子堂駅
太子堂駅
太子堂駅(たいしどうえき)は、宮城県仙台市太白区にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
常磐線と仙台空港鉄道仙台空港線に乗り入れる列車の利用も可能である。
当駅 - 仙台駅間は仙台市地下鉄との代替輸送(振替輸送)対象路線に指定されており、当駅は富沢駅(西へ1.5km地点)が代替輸送指定駅とされている。東北本線のうち当駅前後の区間が運転見合わせとなった場合は、仙台市地下鉄南北線(富沢駅 - 仙台駅)への振替乗車が認められる場合がある。

駅名の由来

仮称は「南長町駅」であったが、既に地下鉄南北線で「長町南」という駅があったことと、現在の地名である「太子堂」(近辺にあった祠の名前から命名)の方が地元の認知度が高いためこの名称となった。なお、「太子堂」は現存しない。

駅名標 高架島式ホーム
駅名標 高架島式ホーム
改札口 701系電車
改札口 701系電車

駅構造

島式ホーム1面2線(9両編成対応)の高架駅である。仙台市長町地区における再開発事業「あすと長町」(旧長町機関区)の一環として、仙台市と都市再生機構がJRに対して設置を要請した「請願駅」であり、隣の長町駅とは1キロメートル弱の距離である。再開発による東北本線長町駅付近高架化と同時に建設が行われ、高架線そのものは2006年(平成18年)9月18日に開通した。
仙台地区センターが管理し、JR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅である。自動券売機、自動改札機(Suica、えきねっとQチケ対応)、自動精算機、エレベーター1基、エスカレーター2基、多目的トイレが設置されている。
JRの特定都区市内制度における「仙台市内」の駅である。
  • 営業形態 - 出面(でづら)2名(日勤1名、泊り1名)
  • 線路形状 - 縦断0%、線形上り(直線)・下り(R=4000)
  • 建設費 - 約11億円(仙台市・都市機構)(Suicaソフト改修費除く)
  • 都市施設 - 交通広場(約2500平方メートル)、駐輪場(約1100平方メートル)

のりば

番線 路線 方向  行先
 1  東北本線 下り 仙台・小牛田方面
2 上り  白石・福島方面
常磐線  亘理・原ノ町・いわき方面
仙台空港アクセス線  仙台空港方面

歴史

  • 1995年(平成7年)6月:新駅に関する覚書を締結。
  • 1997年(平成9年)6月:基本設計協定を締結。
  • 2002年(平成14年)6月:施行協定を締結(高架部)。
  • 2005年(平成17年)10月:施行協定を締結(駅部)。
  • 2007年(平成19年)3月18日:開業。平日1日当たり上下228本の普通列車が停車する。
  • 2021年(令和3年)11月30日:みどりの窓口の営業を終了。
  • 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始。